神に捨てられたサウル

第1サムエル記28:16-18

『サムエルは言った。「なぜ、私に尋ねるのか。主はあなたから去り、あなたの敵になられたのに。主は、私を通して告げられたとおりのことをなさったのだ。主は、あなたの手から王位をはぎ取って、あなたの友ダビデに与えられた。あなたは主の御声に聞き従わず、燃える御怒りをもってアマレクを罰しなかったからだ。それゆえ、主はきょう、このことをあなたにされたのだ。』

 

イスラエルの初代王として選ばれることは、すごい神の恵みです。

その恵みはサウルが受けました。

 

しかし、しばらく経たないうちに神はサウルのことで心を痛めました。

そして、もはやサウルと共に歩むことができなくなりました。その原因を作ったのはサウルでした。

 

それは、サウルが主の御声に聞き従わないで自分勝手なことをしたからです。

神のみこころを分別する力を失いましたし、神との会話もなくなりました。

 

神が離れた後のサウルの人生はひどいものでした。

いつも心には恐れがあり、また悪霊に悩まされるようになりました。とても残念な姿です。

 

このように神が共にいないだけで状態はますます悪くなりました。

自分の思いのままに生きることが良いと言う人が多いですが、後の状態は決して良いもので終わることがないので、神から離れないように気をつけましょう。

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