ヨエル書2:13
『あなたがたの着物ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、主に立ち返れ。主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵み豊かで、わざわいを思い直してくださるからだ。』
偽善者はうわべを重視するので、人に見せるパフォーマンスがうまいです。
ユダヤ人の中で律法を重んじ、自分たちを義人と思っていたパリサイ派の人や祭司たちは、悲しみや悔い改めの表現として着物を引き裂くことが多かったです。
着物と共に心も引き裂くならば問題ないですが、心は石のように硬く、悔い改めず悲しんでもいないのに、着物を派手に引き裂いて灰の中に座っている姿は神の目に忌まわしい姿でした。
人の目はごまかすことが出来ても、神の目をごまかすことは出来ません。
悲しみながら着物を引き裂いても、心の痛みを伴った悔い改めでなければ、神様はその祈りを受け取らないです。
ただの自己反省に過ぎないです。
悔い改めは反省よりもさらに強い意志です。
悪の道から足を洗い、神に立ち返ることです。
主が恵みを注ぐ人は、心を引き裂いて主に立ち返った人です。
主は喜んで罪を赦し、恵みを注ぎます。
【関連聖句】
詩篇51:17
『神へのいけにえは、砕かれた霊。砕かれた、悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません。』
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【ディボーション】天の御国に入る者:マタイの福音書7章21節