エレミヤ書36:3
『ユダの家は、わたしが彼らに下そうと思っているすべてのわざわいを聞いて、それぞれ悪の道から立ち返るかもしれない。そうすれば、わたしも、彼らの咎と罪とを赦すことができる。」』
神様がわざわざ預言者を遣わして災いを伝える理由は何でしょうか?
人々は聞きたがらないし、預言者を迫害するのに、なぜ何度も同じことを語らせるでしょうか。
神様の本音を知らないと神様に対して反感しかなく、言うことも聞かないです。
神様の本音は、人々が災いを恐れて悔い改めて神様に立ち返ることです。
悪から立ち返らせたい思いが一番強いです。
昔、悪いことをして親に叱られ、家出をした青年がいました。
帰って来ない息子を心配した親は、新聞に『すべてを赦すから帰って来なさい』と広告を出しました。
それでも息子は帰って来なかったです。
それで親はもう一度広告を出しました。
『お母さんが亡くなった』
その広告を見た息子は、自分のせいで母親が亡くなったと思って泣きながら家に帰りました。
しかし母親は生きていました。
その広告は息子を帰らせるための嘘でした。
一時的には息子を苦しめ、悲しみを与えましたが、息子を取り戻すことが出来ました。
神様は悪い心で災いを与えるのではないです。
もし悪い心しかないならば、警告なしに突然災いを下すと思います。
警告を聞いて立ち返るならば、災いを下す理由がなくなります。
しかし神の民はあまりにも神のみこころを知らなさ過ぎです。
ですから反抗して自ら滅びを招いています。
【関連聖句】
ヨナ書3:10
『神は、彼らが悪の道から立ち返るために努力していることをご覧になった。それで、神は彼らに下すと言っておられたわざわいを思い直し、そうされなかった。』
【聖書通読】
-教会の栄光-
- テトス2:1-8
《 3分バイブルボイス 》