マルコの福音書10:22-23
『すると彼は、このことばに顔を曇らせ、悲しみながら立ち去った。なぜなら、この人は多くの財産を持っていたからである。
イエスは、見回して、弟子たちに言われた。「裕福な者が神の国に入ることは、何とむずかしいことでしょう。」』
裕福ならば手に入るものが多いです。
物も人も地位も権力も、裕福な者なら手に入れることがそんなに難しくないです。
ですからお金は魅力的で人々はお金を愛しています。
しかし裕福な者が神の国に入ることはとても難しいです。
なぜでしょうか。
神様と財産、どっちを選ぶかと言われた時に、彼らは悩みます。
財産を簡単に手放すことが難しいからです。
財産を手放した瞬間に自分が今までやって来たことが何も出来なくなるからです。
魅力的なものを手放したくないです。
ですからすべてを捨てて神様を選ぶことが難しいです。
永遠のいのちも欲しいですが、目の前にあるものも手放せないです。
目に見えないものよりも見えるものに執着するのが人間です。
ですから何も持たない人の方が神様を信じやすいです。
【祈り】
何が価値あるものなのかを見分ける知恵が与えられますように。
【エリトリア】
アフリカの小さな国です。世界最貧国の一つです。
産業もほとんどなく、国民の80%は生存のために農業で自給自足の生活をしています。
海外で働く労働者の送金が国内総生産の半分ぐらいです。
宗教はイスラムが一番多いです。
神様がこの国を憐れんで下さり、貧困が改善されますように。
また福音伝道がもっとこの国で広がりますように。
《 3分バイブルボイス 》
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