民数記21:9
『モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。』
これだけを読むと世の人たちは誰かが書いた物語だと思うかも知れません。
蛇にかまれた者が青銅の蛇を見上げるだけで癒されるわけがないでしょうと。
しかし実話であって物語ではないです。
その前に何があったでしょうか。
430年もエジプトで奴隷生活をしていたイスラエルの民を、神はモーセを遣わして、そこから連れ出しました。
エジプトに十の災害を下し、神に負けたパロがイスラエルの民を解放しました。
しかし何度も神につぶやいた民のことで神は彼らを40年間荒野で訓練しました。
その間もつぶやくことが多かったですが、この時も神とモーセに逆らって言いました。
民数記20:4-5
『なぜ、あなたがたは主の集会をこの荒野に引き入れて、私たちと、私たちの家畜をここで死なせようとするのか。
なぜ、あなたがたは私たちをエジプトから上らせて、この悪い所に引き入れたのか。ここは穀物も、いちじくも、ぶどうも、ざくろも育つような所ではない。そのうえ、飲み水さえない。」』
このことばを聞いた主は怒りをもって民の中に燃える蛇を送り、蛇がかみついたので、多くの者が死にました。
彼らのためにモーセが神に祈り、神の命令で造ったのが青銅の蛇でした。
かまれた者が信じて青銅の蛇を見上げるとその者は生きましたが、信じなかった者は死にました。
この青銅の蛇は後に来られるイエス・キリストの十字架を現すものでした。
イエス様がそのことを語りました。
ヨハネの福音書3:14-15
『モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。
それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」』
【祈り】
主よ。主の十字架を見上げる者に恵みを注いで下さり感謝します。
【聖句をノートに書きましょう】
-いやしー
- マルコの福音書1:42
- マルコの福音書10:46
- 使徒の働き28:8
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