イザヤ書58:6
『わたしの好む断食は、これではないか。悪のきずなを解き、くびきのなわめをほどき、しいたげられた者たちを自由の身とし、すべてのくびきを砕くことではないか。』
世界中の様々な宗教で断食が行われています。
一番知られているのは、イスラム教のラマダンです。
イスラム教徒にとって30日間の断食は義務です。
日の出から日没までの飲食が禁止されてあります。
その時は水さえ飲むことが出来ないです。
彼らが断食をする目的は、自己鍛錬のためです。
ですから飲食だけでなく、喫煙、性行為、けんかなどが禁止されてあります。
ユダヤ教でも断食の日があります。
聖書に出て来るパリサイ人は、週に二回断食をしました。
キリスト教では断食の日が特別に決まってはいないです。
しかし聖書を読むといろんな場面で断食が出てきます。
断食の目的もそれぞれ違っていました。
断食しながら祈りをささげた時に、奇跡が起こり、問題が解決しました。
それも素晴らしいことですが、神様が一番好む断食は私たちが悪を捨て、悪から離れることです。
そして人々に恵みとあわれみを施すことです。
良いことをしながら断食すると、神様はその断食を喜んで受け入れ、必要な恵みを流して下さいます。
【関連聖句】
ヨナ書3:5
『そこで、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで荒布を着た。』
【聖書通読】
-ひとりの兄弟-
- ピレモン書1:7
《 3分バイブルボイス 》