24/12/16 春琴抄📕谷崎潤一郎 2024-12-16 | 本・映画・能楽・美術館など 句読点が少ないのはなぜだろう…まず疑問に思いましたが、句読点が少なくても読みやすいので、不思議に思いました。美文でした。解説「谷崎潤一郎---人と作品」で、この間読んだ数冊の本で感じた謎が、少し解けました。もう一つの解説「小説における視力」では、最後に書いてある「頭の中で好きな人を見る幸せを、こんなにも素晴らしく描き出した作品は他にない」、納得しました。