Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

なさそでありそな、ホントの話

2008-09-04 10:41:16 | Nature
夏休みが終わって、サトパパもまた通学が始まりました
あ、勉強を教える方の側ですが・・・
夏休み中は普段あまり触れ合う時間が少ない凸凹との触れ合いを取り返すかのように、まめに散歩へ出かけてくれていたせいか、サトリもレイラもパパの言う事をよく聞いていたような印象を受けたのは気のせい
特にレイラと私は一緒に熱海へ行ったり、実家へ行ったり、K9ゲームの練習の見学へ行ったりしてたから、必然的にサトリと一緒にいる時間が多くなったって言う事もあるけれどね

(Yahoo!オンライン野鳥図鑑から参照)
サトパパがいつものようにサトちゃんとお散歩へ出かけたある日の夕方、我が家から少し行った所で
「プスッ!プスッ!プスッ!」
と言う、電気がショートしているような音を耳にしました(「なんだろう」)
辺りを見回すと、電線に100羽近いかと思われるムクドリ(サトパパの話から想像するところ)が停まっていてびっくりしたそうな
その鳥たちは、ひしめくあうように電柱と電柱の間の電線にいて、何故そこに集合しているのかはサトパパもすごく不思議だったみたい

そして・・・・・
”プス””プス”音が何か判明したのです

たっくさんムクドリさんたちが示し合わせたように一斉にをしてました!
もちろん、をしている音ではありません。
そのが彼らが停まっている電線の真下に駐車してある白いの屋根に落ちている音だったんです
見る見る車は・・・・・・にまみれ、見る影もなくなったそうです

サトパパがもう一度振り返ると、ビルから出てきた車のオーナーらしき男性が、思わず足を止め、
「うっそだろぉ~~~
信じられないと言った顔で車をみていたみたいです

サトパパはその男性が可哀想に思ったらしいけど、私はその現場を見てないし、想像力豊かな性質のせいもあって、本来は
「かわいそうにねぇ~
って同情するところなのに、さんざん笑ったあげくに

「何か悪い事したんじゃないの?その人・・・。その鳥たちってもしかして、警察の回し者(鳥?)かもしれないよ。
駐車違反の取り締まりでさ


なんて、無情な冗談まで言ってしまいました
でも、自然の摂理っつうのでしょうか?こんな偶然ってあるもんなんですね。
そんなになっちゃったを運転しなくちゃならなかったその人・・・やっぱり可哀想だったよね
mama記)

<最近のレイラ>(キャリーの中で出番待ち)


コメント (3)
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桜、桜、桜

2008-03-28 23:40:09 | Nature
私は何の花が好きだと聞かれたら、やっぱり一番はって答えるだろうな。
今年は、開花宣言をしてから満開になるまでがとっても早かったそうで、3日にお花見の予定があるのに、花散る中で・・・となるかしら

毎年、都合がつけて友人とお花見へ行くのが習慣で先日も昼過ぎに待ち合わせをして千鳥が淵まで行ってみました。平日だと言うのにかなりの混雑
はまだ7分くらいだったけど、やっぱりお堀の周辺の桜はきれいきれい
今年は、ちょっと足を伸ばして国立劇場の『さくらまつり』へ行ってみました。その日の朝の番組で国立劇場の『さくらまつり』を知って、世界で1本と言う桜を見たくなったんです。
国立劇場にあるはほとんどが江戸ヒガン系なのでもう満開でした。
ここのメインは昭和47年にここの職員の退職記念に植えられた『駿河桜』真っ白で花も大きいです
この桜は当初は親指ほどのものだったのが、国立劇場の庭師さんによって丹精込めて仕立て上げられたそうです。上の枝を故意的に切っているので、他の桜よりもずっと近くで花を楽しめます。
この桜のそばを通ると、かすかにいいにおいがしてきます。
この桜から生まれたのが世界に1本しかない新種の『駿河桜二世(仮称)』です。
親と違って薄紅色で、親樹よりも香りがするような気がしました。
今、新種の名前を募集中で、私も応募しましたが、に帰ってから、即席に考えた名前に満足できなかったのでもう一度、ハガキで応募しようと考えてます

は、我が家の近くにも結構あります。
しかもほとんど古い樹なので、どれも見事です。
特に、『さくら通り』の桜並木はずっと見ていても飽きる事はないですよ
道路の両側にぶっとい桜の並木がず~~っと続いて、で走ると桜のトンネルを走っているようです。
写真を撮りたいのに、車の往来も激しく、なかなか思うようなショットが撮れません
かろうじて、の通りが少なめの所から取りましたが、本当はこのもうちょっと先がいいんです。
これをずっと行くと、この界隈で有名な『大学通り』とぶつかります。

そうそう、面白いの樹を見つけました。
うちから歩いて数分の凸凹との散歩道なんですが、電線を避けながらもちゃんとりっぱに花を咲かせているんです。

は、パッと華やかに咲いて、ハラハラと風に散っていくからいいんだって誰かが言っていました。
確かに、これが一年中咲いていたら、ちょっと圧巻かも・・
それにきっとこんなに夢中にならないだろうな。

夜の桜も美しいでしょう?
今日は桜三昧の日記になりましたねmama記)

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信じるも信じないも・・・・ その1

2007-11-07 23:16:34 | Nature
人は見えないもの、聞こえないもの、触れないものを信じられない、認めたくないってところありますよねぇ
そう言う私も実は自分が経験しない限り、某有名私大の先生じゃないけど、何とか科学的、理屈でまとめちゃおうとする傾向はありますが・・・

サトパパと、私は7,8年前アメリカ人のTom Brown Jr.がやっているTracker Schoolへ参加した事がある。長くなるのでどう言う学校かはここでは説明しないけれど、要するに自然の中で、自然といかに共生をしていくかを教えてくれるんだ。

1週間もない所でテント生活しながら早朝から深夜近くまで勉強をするんだけど、今でも帰国して会社へ行くため外に出た朝のあの何とも言えない違和感・・・アスファルトの道を兵隊の行進のようにザッザッと歩く人々、車や工事の騒音、コンクリートで出来たビルに囲まれて空の見えない所で自分の身の置き場を確認出来ないような瞬間

今まで全く思っても、味わった事もない感覚に襲われて、サトパパや同じ期間にスクールに参加していた日本人女性のクラスメートにその夜、その事を話したら二人とも私の言っている意味がよくわかるって言ってた
スクールでは、動物を狩るわなの仕掛け方や棒を獲物めがけて投げる練習石から作る矢じりやナイフ泥や木のくずが混じった汚水を飲める水にするやり方とか色々教えてくれるのだけど、同時に人間が命をつないでいく為に犠牲となる動物への感謝の祈りを捧げる事や、石もコミュニケーションをとるのだと言うことも学んだ。

動物には感情などないと言う人にはこれから私が書こうとしている事は「変な人」のたわごとでしかないかもしれないけれど、私は石も木もコミュニケーションを取るだろうと思っている。

もう10年以上前だけれど、会社からの帰り道、いつも通る賑やかな通りをいつものように歩いていたら、何て声をかけられたかは覚えていないけれど、声が聞こえたのでフト立ち止まって声の方をみたら、昨日までいつものようにいい枝ぶりを見せていた5mくらいもある木がみるも無残に根っこを丸出しに掘り返されてこれからマンションが建つのであろう空き地に横たわっていた。
「私はもういなくなるんです・・・立ち止まってくれてありがとう」
と言われたような気がした。それが私が木の声を聞いた最初だった

2回目が6年前。
駅からアパートまでの商店街に大きなケヤキがビルの建っている敷地に身を狭く遠慮がちにあって、夏には葉っぱが茂って買い物帰りの私のちょっとした日陰のある休憩場所になっていた。(イメージです)
ある夜、サトパパと駅で待ち合わせをしてした。が降っていて早く帰ろうと足早に帰る途中、いつもそんな事しないのに家路へ急ぐ人たちの中でフト立ち止まってそのケヤキを改めて下から上までず~っと見上げたんだ。葉っぱの間から雨が降っていて、その雨がライトに光ってしていた。私がついてきていないのに気づいたサトパパが
「どうした?」
って戻って来ようとしたけど
「別に・・・」
って急いでサトパパの腕を取ってその場を離れたの。

翌日がだかだか覚えてないけど、通勤時間にそのケヤキの見える角を曲がった時
「あ!!」
と息を呑んでしまったよ。
昨日の夜までの中にりっぱにそびえていたケヤキの木がばっさり根元から切られ、幹がまた半分に切られてビルの横に横たわってたんだもん!
昨日はだよ!それに私が夜9時頃ケヤキを見上げた時には木を切る準備をしている人もいなかったよ!!
その時、私は10年以上前に私に声をかけてきた木の事を思い出した

今回は声を聞いたわけではないけれど、
「いつも気にしてくれてありがとう。でも、今夜で私は切られてしまうんですよ。覚えていてくださいね。」
って私に立ち止まらせたのかな?って思ったよ
葉っぱの間から降るは涙だったのかもしれないね。
見るたびに遠慮気味に枝を伸ばしていたから、本当は肩身が狭い思いをしてたのかな?
あれだけ大きな木だったと言うことはあのビルが出来る前からあったに違いないんだけどね。
ここにまた人間の都合でひとつの生命が消えたんだよねぇ、悲しいよね

あれからそう言う経験はないけれど、木々の間を歩くと包まれているような気持ちになるのは木がコミュニケーションを持とうと思って何かを語りかけているのかもしれない。
でも、ゆっくり耳を傾ける時間のない私には、何も声は聞こえてこないmama記)

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穴場探し?・・・

2007-09-22 13:57:29 | Nature
「いつもお出かけは凸凹と」
をモットーにしている我が家(私)だけど、この間は朝起きたら、だったので久しぶりに二人で山へ行こうと言うことになってに揺られて30分余り・・。

も始まったばかりのせいか週末なのに目的地には人も少なく、人ごみ嫌いな私たちにとってはラッキーと言う事なし
「予定をたてて行動するのが安心」タイプの私と「行き当たりバッタリ風の吹くまま気の向くまま」のサトレラパパなんだけどその日ばかりは予定をきちんとたてる暇もなくとりあえずざっと山のある場所を調べてその方向へ向かって出発したものだからあの暑い中、道を間違えたりして倍のをかいてしまった。

でも、歩く事30分(間違えた分を入れると1時間くらいかな?)ついた公園は小峰公園と言う所。
自然公園の様相だけど、いつも行くSK公園みたいにきれいにお掃除とか剪定とかもされていて、草っぱらを見つけたとき
「やっぱりレイラだけでも連れてくればよかったな」
と思っちゃった
公園には「犬禁止」の意地悪な立て看板も見当たらないし人も少ないし、サトレラパパも同感だったみたい
SK公園と違うのは階段が多いのと、とかないけれど回りは自然林に囲まれてホッとする感じかな?
の中を歩きたいと言っていたパパにとってはご希望に沿える所かしら?
その割には、寝不足だとか行っちゃってベンチ見るたび腰を下ろしてたけど

ずんずん階段を登って行くと、視界が開けて見えたのが緑の山々。
何気にそばにあった地図を見たら『都立小峰公園』と書いてあって
「ここは東京なんだぁ~
と感激の私
だって、景色は夏休みに行った野麦峠に似ていたんだもん
『東京』と言うとやっぱり『大都会』とイメージするのが普通だよね
でも、よく考えれば小笠原諸島も東京だしね

さらにずんずん行くとそこは小峰公園をはずれて本当の山道。途中高圧線が目の前に聳え立ったのにはちょっと引いてしまったけど、風にのってとってもいい匂いが・・・。どうやら『くず』の花の匂いのようです。あまりにいい匂いなんでを撮りました。(ってどうやって匂いを撮るのかって?写真に収めたい位にいい香りだったって事ですくずの花の匂いが足を止めた道

まだまだ先へ行けたのだけど帰りのの事もあるし、休みながら景色をみながら山の木をチェックしながら2時間くらいで山をおりました。
駅の反対におりたのでに乗ろうかと時刻表を見たら1時間に1本もないだったので結局、川沿いにまた歩いて行きました。河岸は砂浜

台風の影響で岸には木材や、枝やゴミが打ち上げられていました。
駅にもう一歩と言う所で腹ペコの二人がすいよせられた1軒の茶屋・・と言うか蕎麦やか・・で食べたおそばとその後の(サトレラパパは麦飯と麦酒
は最高 をかき、冷房の効いていない所で食べるのが醍醐味だよね!やっぱり

高尾山とか連れ禁止」の山が多い中、大事な家族のを連れてハイキング出来るここは穴場かも。
誰もいないからって、オフリードやのおいてけぼりはやめましょうmama記)

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