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Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

養子に出されなかったホロホロ鳥たち

2017-02-18 12:30:43 | Farmer life
1週間ほど前に、隣りにいるPapa Gordon&Mama Susanの所に子ヒツジが生まれて、毎日可愛い声が聞こえてくる。顔は見えないけれど、子ヒツジの身体はやっぱり白くてきれいに見えるよね。小さいし、白いからうちの窓からもすぐに子ヒツジだってわかる。🐑
子ヒツジが生まれる時は、当然胎盤も産み落とされる訳で・・・。
や山羊🐐を守る護畜犬たちは、その胎盤を食べて自分が守る者たちとの絆をより強くさせるらしい。
うちのターニャは両親の所の犬じゃないし、護畜犬でもないけれど、サトレラパパが胎盤をひとつ持って帰って来てターニャにあげたらしい。
でも、その時はあまり興味を示さなかったようだけど、数日して私と散歩してた時乾燥してきたのを庭で見つけて食べてた🙃  乾燥するとやっぱり味も違うんだろうか。(試食しようとは思わないけれど

そんな臭いが野生動物の鼻を刺激したのか。
昨日は、まず牧草地で花ちゃんと一緒にいたターニャがなにやらけたたましく吠え始め、その直後、ホロホロ鳥が大きな声で鳴き始め、「うるさいな」と思いながら外へ出たら、隣りの土地にいたらしいコヨーテが走り去る後ろ姿を見たのですよ。
ホロホロ鳥があまりにすさまじい声でわめいていたのと人が出て来たのを聞いたのか、おかげでうちのニワトリたちは無事でした🤗

アメリカでホロホロ鳥は、ギニヘン、又はギニアフォウルと呼んで、日本のように食べる対象ではなく、ペット的存在で色々な色の羽を飼って楽しんでいます。
ダニとかも食べてくれると言うし、警戒心が強いから家の番鳥 (番長?)にもなると聞いて、Mama Susanから何羽かヒナをもらって来たけど、メスは森の中で巣篭もりしたりするんで、沢山いたのが♂2羽になってしまって・・・。
この2羽が結構、曲者で(いつもじゃないけれど)餌をついばむ雌鶏だちを追い散らして自分が独占したり、雌鶏の羽をついばんだり・・・。
夕方に鶏小屋へ入らなかったりすると、夜遅くまで、ギャーギャーわめいて、早朝からまたギャーギャー!
「ダニを食べるのはいいけれど、ニワトリたちも食べてくれるし。
それに、全然番鳥になってならないじゃん。」

と思ってサトレラパパと両親が来たら両親の所へあげちゃおう!なんて言ってたんだけど。
昨日の行為にホロホロ鳥を見直しましたよ😙
そんなんで、両親の所へやられずにうちでこれからも住んでもらうことにしました。

しかし、ターニャも偉い!
まもなく11ヶ月。しっかり、Farm dogに成長しています。



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おかえりぃ~!

2017-01-31 21:47:02 | Farmer life
先週、ブッチャー(肉屋)へ行ってうちの子山羊🐐🐐たちの肉を受け取って来た。

ブッチャーが我が家へ来る日は、私は家にいないつもりだったのに、風邪を引いて気分が悪かったため結局、にいる事になってしまった。
でも、ブッチャーの車も、人も何も記憶に残るようなものは見たくなかったので、カーテンを閉めてベッド🛌で寝てた。
幸いな事に、我が家は二重窓になっていて、外の音があまり聞こえないのよね。
サトレラパパが立ち会ったので後で恐る恐るどうだったのか聞いてみた。
そうしたら、『苦痛を最小限にする』と言う評判の店を選んだから・・・・って。
でも、自分の家の敷地内で・・・・・って思うとやっぱり切ないなぁ😔と言う思いはあったけど。

ブッチャーは、うちで内臓を出して皮をはいで、肉だけを店へ持ち帰ってきれいに処理をしてくれるのだ。
今まで、Papa Gordonの所のオーガニック牛の肉処理で何軒かブッチャーを訪ねたけれど、今までで2軒目にいい仕事をしたところだと思う。

『肉』になったとはいえ、折角家に戻って来た子山羊たちの為に、先日肩ロースの部分を解凍して調理してみた。
山羊の肉なんて生まれてこのかたTV以外で見た事もなかったけど、解凍された肉を見てびっくりしたのは、とてもクリーンできれいな色をしてたってこと。
しかも、ラム肉のような臭みがない。それだけじゃない。『肉臭さ』がないのだ。私は、肉🍖より魚派🐟で特に牛肉の臭いが苦手。
でも、山羊の肩肉の部分は血も少なかったし、鼻を近づけてみてやっと肉の臭いがした!と言う感想。

ヤギ肉の料理も当然生まれて初めてなわけで、子山羊たちの為においしい料理にしたかったので、色々ネットで調べてとりあえずうちにある材料で出来るのにしてみた。

"スィートパプリカと山羊の肩肉蒸し煮"
うちにいた子山羊は2頭だったので、この肩肉がどちらのかはわからないのが救いだった。

時間をかけてじっくり蒸し煮をした料理がこちら山羊の肉って調理してもこんなにさっぱりして、臭くないんだ!って言うのが感想。
料理の仕方や、山羊がどういう飼料を食べ、どういう環境で育ったかにもよるのかもしれないね。
この子たちは、毎日自由にうちの敷地や、牧草地でのんびりと葉っぱや草を食べて育ったからね。



あ、内臓はターニャとニワトリが数日かけてきれいに食べました。
山羊の足もターニャ。
頭だけは家に置いておいて欲しくなかったので、サトレラパパに裏山へ持っていって野生動物たちにおすそわけしてもらいました。置いてちょっとたってから戻ったら、もうそこにはなかったそうです。

命を頂く・・・・
頂いたら、その全てを無駄にしたくない と心から思います。

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シティガールがカントリーガールになる時・・・(?)

2017-01-17 20:59:11 | Farmer life
ここ数日なのに雪はまだまだしつこく残ってます。
サトリのお墓も雪に埋もれていますが、
サトリは雪が大好きだったので
そのままにしてあります。 話しは変わって・・・
うちには何種類かのニワトリ🐔🐔🐔がいて渡米して初めて飼ったニワトリの1羽に「ブリジット」と言う名前をつけてクリッカートレーニングを始めたんですが、まだ子犬だったペーハ(カンガル犬)に亡き者にされ、そのショックからもう名前は付けない事にしたんです。サトリとブリジット
名前をつけるとどうしても情がわくでしょう?
でも、その代わり、その年にうちに迎えたヒヨコにはグループ名をつけてあげました。
一昨昨年のヒナたちは「チビティーズ」🐤🐤、おととしのヒナたちは「ピヨティーズ」🐤🐤去年のヒナたちは「ヒナティーズ」🐤🐤と言うように。

前回のブログでリードにつながれてるはずのうちのターニャ(母犬ダッチシェパード、父親不明・多分ラブ)が、私の可愛がっていたニワトリをくわえているのを見たとこで終わったのですが・・・。
事の成り行きはこうですその日は、朝から結構、クレイジー気分のターニャだったので、度が過ぎていると判断して ”タイムアウト” トレーニングで木にリードをしばりつけその場を離れました。
ニワトリを小屋に入れる時間にもなったので、ニワトリたちを呼びながら小屋の方へ向かい始めた時に、ニワトリたちがけたたましい鳴き声と共に走っているのが見えたんです。そうしたら、しばられているはずのターニャがいて思わず“Hey!”と大声で叫んでターニャの方へ走ったのですが、私たちが可愛がっていたヒナティーをくわえて走りだし!!
とその時、ガレージにいたサトレラパパも飛んで来て🏃🏃、ターニャがヒナティーを放したので、すかさずサトレラパパがターニャの首輪をつかみました。
私は、雪の上で虫の息のヒナティーの方へ向かいましたが、そばへ行った時にはもう息をしていませんでした。
外傷はなかったので、ショックによる死だと思います。

ターニャはリードを噛み切っていたのでした!証拠写真
サトレラパパがターニャをその場から連れ出して行った後、私はヒナティーを抱きあげしっかりと撫でてあげました。
数分前まで、仲間と餌をつついていたヒナティーがもういなくなっった喪失感と謝罪の気持ちです。

4年前、ブリジッドが死んだ時は、自分が受けたショックが大きく、人目もはばからずに泣いたのですが、最後まで彼女の亡骸を抱く事はもちろん、見ることすら出来ませんでした。サトレラパパがその後どうしたのか記憶にないのだけど、多分裏の山へ持って行って野生動物のご飯となったのだと思います。
でも、今回は違いました。ぐったりしたヒナティーをしっかり抱きかかえ、身体を撫でながら家の方へ戻りながら、フト思ったんです。
「ピヨティーの死を無にすべきじゃない。」
私は都会で生まれ育ち、農家の親戚が出店で買ったヒヨコが大きくなったから食べた、と言った開いた👄がふさがらないくらいにびっくりしたくらいです。
だから、農場や牧場の多い、ここ南オレゴンに移住して、自分が育てた牛やニワトリを食べる現実がストレスでもありました。
『家畜』🐰🐷🐔🐥🐐🐏🐑🐓🦃🐕🐈🐴は確かに人間が作りだしたもので、多くの種類が食料となる為に生まれてくる事も頭ではわかっていたのだけど、やっぱり顔を知ってる動物をテーブルに載せる事には抵抗がありました。
じゃ、店で買う肉等々は、顔が見えないからいいのか・・・。
正直、「いただきます」「ごちそうさま」を言う時には自分なりに感謝をして頂いていたつもりですが。

でも、その私を「ピヨティーは自分たちで・・・・」と思わせたのはなんなのか。サトレラパパが、ヒナティーを抱いて戻ってきた私を見て、
「これは、(山に置いて来ないで)犬たちにあげるか、隣りの両親にあげるか、ただ無駄に山へ置いて来るような事はやめよう」
と言った時「ヒナティーは私たちで頂く事にしよう。」と口から素直にその言葉が出てきました。
サトレラパパはまだ仕事が残っているから、(内臓を出して首を落としてくれたのはサトレラパパですが)食べられるまで処理をしたのは私でした。

今でも、うちにいるニワトリ=食料の頭はないのですが、やむをえない事態が起こったら、きっと同じ様にすると思います。
明日は、花ちゃんと一緒に半年暮らした肉食用子山羊たちとさよならをする日です。
うちにButcher が来ると聞いているので明日は私は街へ出かけます。最初から、そうなることはわかっていた子山羊たちだけど、4ヶ月の滞在が6ヶ月になると、やっぱり情がわくんですよね。
抱かれるのが好きだった可愛いピヨティー(種類:ゴールデン・セックスリンク)



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農場生活だ・・・・・

2017-01-14 17:48:23 | Farmer life
年ぶりの大雪に学校にも仕事にも行けない人たちが続出。更に車の事故もあちこちで起こっていたような。
「ような」と言うのは、我が家の一帯が停電🌃になってしまって社会から隔離されてたのです。
しかも、3日間。東京での暮らしと比べてはいけないのだけど、ここはオール電化でガスはなし。
コンビニ🏪もなし。
電気が止まると当然井戸のポンプも止まります。
前回は、雪を溶かして水を補給しましたから
その経験から、井戸に手動ポンプをつけたので今回は助かりました。(でも、ポンプ室からうちまで坂道です😞)

暖房は、幸い薪ストーブ🔥だから、ファンは止まりますが暖かさは保てます。
ストーブの上にかろうじて鍋もおけるので、夕飯は冷蔵庫にあるものを鍋に入れてポトフー。
一度作るとちょっと足すだけで2日分になります。

3日目は、自然解凍されちゃった、去年採れたトマト🍅🍅🍅のポトフー
ドッグフードを買おうと思っていて買いに行けない日が続いてたので、停電2日目にはなくなってしまったけれど、久々に手作りご飯で腕をふるってあげたら、ターニャもレイラも大喜びで食べてたので、それはそれで彼らにはラッキー!👍 だったのかな?

しかし、暗くなる前🌃に夕食の準備をしなくてはいけないので、1日が忙しい、忙しい
日の入りが17:00近くで17:30までには食べ終わらないとキャンドル🕯🕯🕯の光の中でのになります。
ロマンチックに聞こえるけれど、レストランでの様な雰囲気ではありません。だって、🕯の明かりしかないわけで、電気のない時代にはこう言う感じで家族で夕食を取っていたんだろうな、としみじみ考えちゃいました🤔
だけど、が使えないのはある意味、家族の語らいが増えると言う事、サトレラパパが早寝早起き(私はいつもだけど)になるから、いいのかもしれない

困ったことと言えば、【ハイパー元気印【過剰興奮タイプのターニャの散歩。
今回の雪は、パウダースノウでなく、東京の雪のように湿った重い雪だったので、あちこちのオーク(ナラの一種)の木が折れたり、根こそぎ倒れたり・・・。うちの森からも、バリバリバキバキと言う音が聞こえてたので雪がある程度溶けるまでは入らない方がいいと言うことで、庭でボール⚾️遊びは時間を作って遊んであげました。
でも、彼女は疲れる、と言う事を知らないくらいにエネルギッシュ!
こちらとしては、意図的に雪深い所にボールを投げて、スッポリ雪の中に入ったボールを探させて、見つけたらその深い雪の中を走って私の所まで持ってこさせる、と言うパターンにしたのだけど、「もっとやる!」の顔で、こっちが疲れる😫
意図的に、ジュニパー(セイヨウネズ)の藪に降り積もった雪の上にボールを投げたのだけど、ジャンプして飛び乗ってあっと言う間に持ってきた😰)
昨日は、フェンス越しに、山羊の花ちゃんにターニャが吠えまくっていて、かなり運動不足のストレスが溜まっているんだろうと思ったので、雪の嵩がだいぶ減ってきた辺りの森の中を、久々ターニャと歩いてみた。
やっぱり、かなり枝が折れていたり、木がボッキリ折れていたり。
家に戻る前に、いつもの場所でボール投げをしたのだけど、やっぱりターニャはクレイジーになって、飛びつく、私のコートを噛む、リードを噛む・・・。もう呆れて、”タイムアウト‼️” つまり、リードを木にくくりつけ私はその場から去ると言う事。

そろそろ、ニワトリたちも小屋に入れなくちゃいけないし、ターニャがクレイジーだから早く入れようと思って、いつものように
「コ~コッコッコッコ!!」と呼んだ瞬間、ニワトリのけたたましい声がそうです。悪い予感が的中しました。
🐓🐓🐓を追いかけるターニャを見つけました

急いで走って行ったら、 ’ピヨティーズ’ の中の1羽、私の可愛がっているピヨティーがターニャの口にくわえられているじゃないですか😵😵😵

なんでこんな事になったのか・・・。
それは、次回にお話ししたいと思います。


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今年の畑

2014-09-19 20:58:58 | Farmer life
今年は土も多少はよくなったのか、去年よりはいい感じでした。
食べるのに夢中で写真を撮り忘れてるのもあるけれど、今年の畑の収穫は・・・・

まずは、やっぱりさくらんぼ
去年は、4本のチェリーの木のうち1本の木にだけしかがならず2,3個と言う淋しさ。
でも、今年は両手では数えられない位出来ました
でも、この夏残念ながら上の写真の中の真っ赤なさくらんぼ("Sweetheart"と言う可愛い名前)は地ネズミに
根っこを食べられて枯れてしまいました。もっとも、このさくらんぼ、色は本当にこの写真のようできれいなのですが、味は今一つだったので、ま、いいか・・・の心境でした。

それから、イチゴ
こちらでは、を含む、ベリー類は夏の定番。なので、7月から8月が最盛期。
このは他のとちょっと違う種類とかで、9月以降も10月くらいまで採れるようです。でも、さすがに粒は小ぶりになってます。大粒のはオーガニックパイナップルを買ってフルーツ酵素作りに使ってしまいました

7月に巨大なズッキーニが採れました。メキシカンズッキーニと言うらしいです。
何に使おうか考えてたら友人が ”Zoccanoe ズッカヌー”と言う料理を教えてくれたので早速調べて作ってみました。
これはこれで、おいしいのですが、材料の違いで色々な味になるのでもう少し研究の余地あり・・・かな?

今年は、紅花を植えてみました。
そんなに目立たないけれど可愛い花でした。しかし、こんなトゲトゲだとは知らなかったので、うっかり触れた時には
でした!

その他には、ナス、とうもろこし、トマティーヨ(メキシコトマト、和名はオオブドウホウズキ)、ジャガイモ、カボチャ、トマト、スクワッシュ、大根・・・・。
黄色と赤のミニトマトが大豊作で、生まれてこのかた、こんなにトマトを一度に食べた事がない!と言うほど食べました。黄色のミニトマトは甘いですしね
とうもろこしも沢山出来たのですが、粉に挽く種類とスウィートコーンを隣り同士に植えてしまったので花粉が混同されてどっちともつかないとうもろこしになってしまいました。
でも、まそれなりに・・・

楽しみにしていた枝豆とゴボウは駄目でした。
枝豆は背丈がすんごく伸びて、実は数えるほどしかつかなかったし、ゴボウは収穫前にもぐらか地ネズミに食べられてしまったそうです!!
サトレペパパは来年は、地植えにしないと言ってたけど、ゴボウって結構下に伸びるから何に植えるんだろうか

畑には花も植えるんです。蝶やミツバチたちがたくさん来て受粉をしてもらうのと、害虫たちが野菜ばかりに気を取られないように、と言う理由でです。
8月からコスモスが可憐な花を咲かせてくれてます。

夏ももう終わりです。数日前に久々にが降りました。これからは、もっとが増えるんだろうな。
鉢植えになっている若い樹木たちを庭に植える時期がやってきます。
サトレペパパママはまたまた忙しくなります。
私の薬指も来月にはこのスプリントから解放されるはず!!自慢できるものではないので控えめに小さな写真で・・・


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