広島から戻ってから、このタイトルを書き終えなくちゃと思いつつ、なかなかまとまらなくて今日まで来てしまいました。
今も、アレン・ショーン博士や、その関連の本を読んでいると言うこともあり何から書き出していいのやら
獣医学博士、動物行動学、神経生理学の修士、ニューヨークアニマルメディカルセンターの顧問獣医師、そして動物鍼灸では今第一人者とも言えるアレン博士は、西洋医学のあり方に疑問を持ち、東洋やネイティブインディアンの民間療法を学んだそうです。
デカルトの「動物は苦痛を感じない」の考えを基盤に健康な動物を故意に不具にしてまで研究をする当時の西洋獣医学に憤りさえ覚えていた博士が、そういった世界にいていつしか子供の頃の純粋な動物愛が薄れてしまったのは仕方のない事だったと思います。
でも、その後フィラリアで末期症状だったゴールデン・レトリーバー(♀)の(写真:'Kinderd Spirits'より)ミーガンを救い、彼女を自分の家に引き取ってから彼女を通して、科学の世界では証明出来ない事実を目の当たりにした彼は、忘れかけていた昔の心を思い出し、治療をする動物たちに対する自分の目が変わっていったのがわかったそうです。
博士は、動物のみならず「治療」は単に痛みを取り除くために薬を与えたり、手術で削除するだけではなく、『自然な力による絆』・・つまり愛情、優しさ、肉体的、精神的なヒーリングの要素・・・生命そのものの要素が必要だと考えています。
獣医になってから、その事に気づくまで数多くの動物の飼い主たちに
「すべてを尽くしましたが、もうこれ以上何も出来ません。後は安楽死かこのまま生きていくかしかありません」
と苦々しい気持ちで言ってきたそうです。
ある日、チアノーゼになり蘇生させようと注射をしたり、心臓マッサージをしたりしたのに動かない子牛に、ある恩師が教えてくれた技(鼻の中の特定のポイントに指をあてて強く押す)を思い出し、それを施したら産声をあげたんです。それが「指圧」だったと知ったのは後になってからだそうです。
その後、博士は当時は中国でしかやられていなかった動物への鍼治療を学び、更にマッサージ、薬草治療、食事等々を自分が学んだ西洋医学と合わせて、動物治療に臨んでいるそうです。
治療のお供にいつも付き添っていた愛犬ミーガンは動物の種類を問わず、彼女のやり方で病気で苦しむ動物たちを癒しました。そこには、種を超えた絆があったのです。
動物は人よりもずっと上手に人と付き合う術を習得するそうです。これは家族に動物がいる人は既にお気づきかもしれません。
さらに、同種で生活しているものはその種の行動しかしませんが(なら、ならである)「人間と暮らしている動物」の思考力は「動物」の思考力よりずっと進化するそうです。良い面も、悪い面も、人の行動パターンも真似をするので「飼い主に似ている」と言うのは本当なんですね。
ミーガンもそうだったのかもしれません。
博士は、お産に苦しむ牛、銃に撃たれた瀕死のポインター、野犬に襲われて傷つきショック状態の子羊に物理的な処置をして命をとりとめ、彼女は溢れんばかりの愛情をもって彼らを癒したのです。
何故、であるミーガンをパニック状態にあるような動物たちが受け容れたのか?
・・・・は、また続きで書きます。ちょっと小休止です
今も、アレン・ショーン博士や、その関連の本を読んでいると言うこともあり何から書き出していいのやら
獣医学博士、動物行動学、神経生理学の修士、ニューヨークアニマルメディカルセンターの顧問獣医師、そして動物鍼灸では今第一人者とも言えるアレン博士は、西洋医学のあり方に疑問を持ち、東洋やネイティブインディアンの民間療法を学んだそうです。
デカルトの「動物は苦痛を感じない」の考えを基盤に健康な動物を故意に不具にしてまで研究をする当時の西洋獣医学に憤りさえ覚えていた博士が、そういった世界にいていつしか子供の頃の純粋な動物愛が薄れてしまったのは仕方のない事だったと思います。
でも、その後フィラリアで末期症状だったゴールデン・レトリーバー(♀)の(写真:'Kinderd Spirits'より)ミーガンを救い、彼女を自分の家に引き取ってから彼女を通して、科学の世界では証明出来ない事実を目の当たりにした彼は、忘れかけていた昔の心を思い出し、治療をする動物たちに対する自分の目が変わっていったのがわかったそうです。
博士は、動物のみならず「治療」は単に痛みを取り除くために薬を与えたり、手術で削除するだけではなく、『自然な力による絆』・・つまり愛情、優しさ、肉体的、精神的なヒーリングの要素・・・生命そのものの要素が必要だと考えています。
獣医になってから、その事に気づくまで数多くの動物の飼い主たちに
「すべてを尽くしましたが、もうこれ以上何も出来ません。後は安楽死かこのまま生きていくかしかありません」
と苦々しい気持ちで言ってきたそうです。
ある日、チアノーゼになり蘇生させようと注射をしたり、心臓マッサージをしたりしたのに動かない子牛に、ある恩師が教えてくれた技(鼻の中の特定のポイントに指をあてて強く押す)を思い出し、それを施したら産声をあげたんです。それが「指圧」だったと知ったのは後になってからだそうです。
その後、博士は当時は中国でしかやられていなかった動物への鍼治療を学び、更にマッサージ、薬草治療、食事等々を自分が学んだ西洋医学と合わせて、動物治療に臨んでいるそうです。
治療のお供にいつも付き添っていた愛犬ミーガンは動物の種類を問わず、彼女のやり方で病気で苦しむ動物たちを癒しました。そこには、種を超えた絆があったのです。
動物は人よりもずっと上手に人と付き合う術を習得するそうです。これは家族に動物がいる人は既にお気づきかもしれません。
さらに、同種で生活しているものはその種の行動しかしませんが(なら、ならである)「人間と暮らしている動物」の思考力は「動物」の思考力よりずっと進化するそうです。良い面も、悪い面も、人の行動パターンも真似をするので「飼い主に似ている」と言うのは本当なんですね。
ミーガンもそうだったのかもしれません。
博士は、お産に苦しむ牛、銃に撃たれた瀕死のポインター、野犬に襲われて傷つきショック状態の子羊に物理的な処置をして命をとりとめ、彼女は溢れんばかりの愛情をもって彼らを癒したのです。
何故、であるミーガンをパニック状態にあるような動物たちが受け容れたのか?
・・・・は、また続きで書きます。ちょっと小休止です