Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

ペーハ日記 最終章(ありがとう)

2009-07-16 23:30:22 | 犬・猫・犬友・動物たち
K9ゲームの練習は、中浦和でやります。レイラだけ連れて行く時にはで行くのですが昨日は、ペーハもいたのでいく蔵利用で行きました。
サトリのクレートの隣りにレイラのクレートに入ったペーハを乗せて、上から布をかぶせておきました。(サトリが興奮しないように)
レイラは、助手席のエアコンがあたる特等席でしたが、落ち着かない様子でリードをしてないと目を離したすきに飛び出して後部座席へ行ってしまうんです。
ペーハは時々構ってほしいのかミャーミャー鳴いたり、クレートの中に入れたおもちゃで遊んでいるのか、暴れているような音もしました。うちに来てから毎日ドライブが続いてます色んな人や、犬に会ってます。社会化バッチリです

サトリは、自分のクレートでゆっくりと横たわっていましたが、体はしっかりペーハのクレートの方を向いていました。

ペーハのクレートのそばを離れないサトリを見て、K9仲間のルビーママが感激してました。
本当は、ペーハを転がして遊びたいと思っていたのかもしれないけれど愛情一杯!私のペーハ!!
私たちも、昨日のうだるような暑さの中、なかなか練習の気分になれず、なんとなくダラダラムード結局、ボンちゃん(Gシェパ)が来てからちょっと練習をしてるうちにもう予定の3時間がたってしまいました。
ランチは、練習場の近くにあるドッグカフェすでに、お客さんたちがいて、駐車場もほぼ一杯。

サトリがいる時は、私は奥の方に座らせてもらってます。ペーハは壁側、サトリは当然その隣にビタっとくっついて横になってました。先に来て食事をしていたお友達、ご夫婦ご一行も、もちろん愛犬たちと一緒でした。
初対面だろうが、何だろうががいればすぐにお話が始まります
その時、誰かがペーハの存在に気付きました。
すかさず、私は宣伝しました。
「里親募集なんです。どうですか?」
「え?」
って驚いていた方が
「実は、友達がいま子ネコを探しているんです。」
と言いました 
「またまた、そんな偶然が???」
と思いましたが、どうも本気のオーラが流れていたのですぐにペーハの紹介をしました。
ペーハに登場ねがってみんなにも抱いてもらいましたが、これがなかなかの評判です
子ネコを探しているお友達にすぐ写メールを送ってくれ、また、相手の方からもすぐにお返事がもらえ、話はとんとん拍子にすすみました。

何でも、お友達の家にはすでに他のがいるので、相性をみてみたいと言う事でした。
私の家からその方の所までは遠いし、本当に欲しいのだったら早くにペーハに会ってもらった方がいいと言う気持ちだったのも嘘ではなかったので、連れ帰ってもらう事にしました。

相手の方たちも、サトリの様子を見ていたので、連れ帰るのが申し訳ないように言ってくれましたが、いずれにしてもうちでは飼えないので、K9仲間のノアママの提案にしたがって、ペーハを手渡す際にサトリを散歩に連れ出す事にしました。
サトリは外へ行くのがあまり気が進まないようでしたが、強引に引っ張って、お店の反対側へ歩きました。
それでも、後ろ髪を引かれると言うのでしょうか何かを感じたのでしょうか、あまり遠くへ行きたがらなかったので、近所をぐるっとまわって戻ると、もぬけの空となったレイラのクレートが残ってました。
クレートの頭を突っ込んで臭いをかいで、いないのを確認したのに、また少し時間がたつと同じ行動をしてました。

それよりも、練習に来る道中で聞こえていたペーハの鳴き声が、帰りのの中では聞こえない、と意識をしてしまった私は、突然、喪失感に襲われたようでした。
たった、2日間しか一緒にいなかったのに、こんなに淋しいと感じるなんて想像もしていませんでした。
可愛いのはもちろん、聡明で、物おじせず、迷惑をかけないペーハだったので余計だったのかもしれませんね。

サトリは今でも、レイラのクレートの臭いをかいだり、散歩から帰るとペーハがいた部屋の前に行って立っていますが、そのうち忘れるでしょう。
私も、ペーハがいい方に可愛がってもらえそうで・・・・・、淋しい気持ちは否定しませんが、同時に本当によかったと言う安堵感に浸っています。

明日、もう一度相手の方に尋ねてみるつもりです。
万が一、戻される可能性もなきにしもあらずなので・・・
こんなに早くにいなくなっちゃうんだったら、もっとを撮っておけばよかったと思いました。
でも、里親探しは、「現物」をいつも連れて歩くって言うのは、結構いいのかもしれないと思いました。
やはり写真だけではわからない、その子、その子の可愛さをすぐにアピール出来ますからね。

26日から恒例の家族キャンプ旅行へ行く時ペーハをどうしようかと思って、K9仲間のボンママに面倒を看てもらうよう頼んであったけど、その心配もなくなっちゃいました
昨日の夜から我が家はまたいつもの我が家です。レイラは自分のクレートが戻って来て安心。
サトリもご飯を朝夕ちゃんと食べました。
サトパパが帰国する頃には、まったく変わらぬ生活です。
サトパパの知らない私たちの3日間。
ちょっと「マジソン郡の橋」を思い出させません?

最後に、
ペーハ、短い間だったけど、ありがとねいい子にして、先輩と仲良くするんだよ。出戻って来るなよ

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ペーハ日記 (母性の目覚め?)

2009-07-16 21:36:44 | 犬・猫・犬友・動物たち
ゴンちゃんの寝る場所はとりあえず、昔使っていたレイラのケージ。
溜めていた1円玉の入っている缶を空にして、もらった新聞紙を細かくして中にいれ、即席トイレを作り、屋内の自由歩行出来る許容範囲を越えてゴンのそばに来るサトリを叱りつつ、何とか落ち着いたのはもう9:00過ぎでした。
今思うと、強引に部屋に入ろうとするサトリを叱ってる声が2階の住人にも聞こえてたかも

何しろ隣りに住んでる大家さんにはナイショなので、何とか鳴かないようにと祈るばかりでした。
のしつけの仕方が効くのかどうかわかりませんが、それが私の知っている動物の扱い方のすべてなのであまり鳴くときには
「静かに!うるさいよ。
と叱りました。そうすると、不思議、不思議・・・その後少し鳴くと静かになるんです。
つかさず
「Good Boy
を連発
サトリやレイラを注意する私の声は私が機嫌が悪いんだと言うのに気づいたんだろうか
寝るまでには2、3回出して、サトリに臭いをかがせてあげました。サトリの対応の仕方は結構、激しくって、ゴンのお尻をツンツン突き上げて臭いをかぐし、あまがみまでしちゃった時には一瞬焦りましたが・・・・
外ではあんなにサトリに対して威嚇の態度をみせていたのに、一緒に数時間いただけで、ゴンは、もう凸凹を怖がるどころか、サトリに何をされても平気でした。
いつものように寝る時間になってサトリを外に出すと、外で不安げに鼻をならしているのが聞こえます。
ゴンも時々鳴いてましたが、暗くして放っておくと、静かになりました

翌日は、先日、韓国語検定4級に合格したmy pal、ヨーコママのお祝いランチをしてあげる約束になっていました。
ゴンを置いて行って、ミャーミャー留守中に鳴かれても困るので、友人の了解をもらっていく蔵で出かけました。
友人は何事かとびっくりでしたが、見ず知らずのを保護して、病院で○千円近くも使った云々のいきさつを聞いて
「1ヶ月分のパート代のほとんどがなくなった感じじゃない?
ノンノン(私のニックネームです)らしい・・」

と笑ってました
そう!獣医さんにはいいました。
「この子が里親見つからなかったら、モデル猫にして、出世払いで返してもらいますから」
って

ヨーコママは、ゴンじゃ可哀想だからちゃんと名前を考えようって言ってたけど、何か、そうすると感情が移りそうで、あえて「ゴン」と呼んでいた気持ちもあるんだよね。
結局、韓国語で「ペーハ」。日本語にすると「陛下」にしました。
捨てた飼い主を見返す位にりっぱなになりますようにって気持ちを込めて

友人のヨーコママの所には心臓病のシーズーのケイちゃん♂がいますが、全然ペーハに興味を示しません。
ヨーコママは、高校時代声楽のソプラノ担当だったので声が大きく高いです。
ペーハは、呼ばれるとびっくりして、クレートからなかなか出て来ようとしません。
出てきても、ヨーコママが声をかけると、一目散に私の足元へ逃げて来て後ろに隠れてしまいました。
「あ~ん!もう、すっかりなついちゃってるじゃない。あたしのとこも来てぇ~
と、言うくらいに私のそばにいてくれます。


ゴン改めペーハになり、家に帰るとサトリの歓迎を受け、ケージでです。
サトリはペーハの居る部屋の前の薄暗い中にじっと座っている時間が多かったですが、1度でもペーハが人恋しくて鳴くと、玄関の方にいてもすぐにペーハの部屋の前まで心せいたように走ってきました。
ペーハが来てから、ご飯も食べず毎朝恒例のトイレの後のおやつも口にせず散歩へ行っても気はそぞろ・・・と言うサトリの行動が解せませんでした。
遊びたいのか獲物と思ってるのか?
とにかく、

私の知ってるサトリではないサトリ!!
がそこにいたわけです。

翌日K9ゲーム練習にもペーハを連れて行きました
そうすると、練習中、ずっとペーハのクレートのそばにいるサトリを見て、みんながいいました。

「これって、子犬がいる母犬と同じだよね、」



                            最終章へつづく・・・・・



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