Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

ペーハ日記 (母性の目覚め?)

2009-07-16 21:36:44 | 犬・猫・犬友・動物たち
ゴンちゃんの寝る場所はとりあえず、昔使っていたレイラのケージ。
溜めていた1円玉の入っている缶を空にして、もらった新聞紙を細かくして中にいれ、即席トイレを作り、屋内の自由歩行出来る許容範囲を越えてゴンのそばに来るサトリを叱りつつ、何とか落ち着いたのはもう9:00過ぎでした。
今思うと、強引に部屋に入ろうとするサトリを叱ってる声が2階の住人にも聞こえてたかも

何しろ隣りに住んでる大家さんにはナイショなので、何とか鳴かないようにと祈るばかりでした。
のしつけの仕方が効くのかどうかわかりませんが、それが私の知っている動物の扱い方のすべてなのであまり鳴くときには
「静かに!うるさいよ。
と叱りました。そうすると、不思議、不思議・・・その後少し鳴くと静かになるんです。
つかさず
「Good Boy
を連発
サトリやレイラを注意する私の声は私が機嫌が悪いんだと言うのに気づいたんだろうか
寝るまでには2、3回出して、サトリに臭いをかがせてあげました。サトリの対応の仕方は結構、激しくって、ゴンのお尻をツンツン突き上げて臭いをかぐし、あまがみまでしちゃった時には一瞬焦りましたが・・・・
外ではあんなにサトリに対して威嚇の態度をみせていたのに、一緒に数時間いただけで、ゴンは、もう凸凹を怖がるどころか、サトリに何をされても平気でした。
いつものように寝る時間になってサトリを外に出すと、外で不安げに鼻をならしているのが聞こえます。
ゴンも時々鳴いてましたが、暗くして放っておくと、静かになりました

翌日は、先日、韓国語検定4級に合格したmy pal、ヨーコママのお祝いランチをしてあげる約束になっていました。
ゴンを置いて行って、ミャーミャー留守中に鳴かれても困るので、友人の了解をもらっていく蔵で出かけました。
友人は何事かとびっくりでしたが、見ず知らずのを保護して、病院で○千円近くも使った云々のいきさつを聞いて
「1ヶ月分のパート代のほとんどがなくなった感じじゃない?
ノンノン(私のニックネームです)らしい・・」

と笑ってました
そう!獣医さんにはいいました。
「この子が里親見つからなかったら、モデル猫にして、出世払いで返してもらいますから」
って

ヨーコママは、ゴンじゃ可哀想だからちゃんと名前を考えようって言ってたけど、何か、そうすると感情が移りそうで、あえて「ゴン」と呼んでいた気持ちもあるんだよね。
結局、韓国語で「ペーハ」。日本語にすると「陛下」にしました。
捨てた飼い主を見返す位にりっぱなになりますようにって気持ちを込めて

友人のヨーコママの所には心臓病のシーズーのケイちゃん♂がいますが、全然ペーハに興味を示しません。
ヨーコママは、高校時代声楽のソプラノ担当だったので声が大きく高いです。
ペーハは、呼ばれるとびっくりして、クレートからなかなか出て来ようとしません。
出てきても、ヨーコママが声をかけると、一目散に私の足元へ逃げて来て後ろに隠れてしまいました。
「あ~ん!もう、すっかりなついちゃってるじゃない。あたしのとこも来てぇ~
と、言うくらいに私のそばにいてくれます。


ゴン改めペーハになり、家に帰るとサトリの歓迎を受け、ケージでです。
サトリはペーハの居る部屋の前の薄暗い中にじっと座っている時間が多かったですが、1度でもペーハが人恋しくて鳴くと、玄関の方にいてもすぐにペーハの部屋の前まで心せいたように走ってきました。
ペーハが来てから、ご飯も食べず毎朝恒例のトイレの後のおやつも口にせず散歩へ行っても気はそぞろ・・・と言うサトリの行動が解せませんでした。
遊びたいのか獲物と思ってるのか?
とにかく、

私の知ってるサトリではないサトリ!!
がそこにいたわけです。

翌日K9ゲーム練習にもペーハを連れて行きました
そうすると、練習中、ずっとペーハのクレートのそばにいるサトリを見て、みんながいいました。

「これって、子犬がいる母犬と同じだよね、」



                            最終章へつづく・・・・・



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ペーハ日記 その1 | トップ | ペーハ日記 最終章(ありが... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

犬・猫・犬友・動物たち」カテゴリの最新記事