Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

ペーハからサトリへの誕生日プレゼント

2014-02-05 21:21:14 | 犬・猫・犬友・動物たち
2月3日はサトリの誕生日、と言う事で私は挽き肉入りのバースデーケーキでも作ろうかと思ってたので、前日の夕方に下準備をしてました。
肉は、Papa Gordon ところのオーガニック・アンガス牛。冷凍になってるからそれを常温に置いておけば翌日には、ちょうどいい具合に解凍されてるし、生クリームの代わりにケーキに塗るのがヨーグルトなんで、ヨーグルトの水切りもしなくちゃ・・・と。

いつも花ちゃんを牧草地から、寝屋に戻すとサトリとペーハをしばらく遊ばせておくのだけど、さっきまでポーチにいたサトリがいないし、ペーハもずっと姿が見えないな、と外を気にしながら家の用事をしていたら・・・・。
森からペーハが出てきました。

あれ???? 何か変だ!!

と思った時、一瞬目を疑う事が そのまま、嬉しそうに尻尾を振りながら私がいるポーチの方へ・・・。


赤いブーツ???   赤いえりまき?
とっさに思ったのは、

にわとりをまた殺した

でも、冷静に考えればいつもたちを鶏小屋に入れてから、凸凸を放しているのでそんな事はないし、サトレペパパにすぐに電話をして事情を話すと

「そんなに血がついているなら、ニワトリじゃないね。鹿じゃないのかな?よそのうちの家畜じゃなきゃいいけど」

え”え”え”え”え”~~~

「見てきたらいい」

って言われたけど、もうお風呂に入っちゃったし、”ブラディーペーハ”を見ただけで結構、ショックなのに何が殺されてるかチェックなんて、都会育ちの(また、出ました!!)私にはまだ1人で森に入って確かめる度胸は出来てなかった 鹿だったらまだいいけど、よその家の家畜だったら1人でどうしていいかわからず、サトレペパパが帰って来るまで悩んでなくちゃいけないし・・・・
しばらくして戻ってきたサトリも、ペーハほどじゃないけれど、あきらかに血だとわかるものがついてた。

結局、翌日ペーハが現場へ行くだろうと言う事でサトレペパパが一緒に森へ入って行ったけど、それらしいものがみあたらなかったって。
それはおかしいと、もう一度、今度は私とサトリも一緒に、違う方向から行ったんだけど、なぁんだか凸凸、獲物をあさった所へ一目散、って感じじゃなくてのらりくらりと歩いて、変だなぁ、って、あらぬ所の臭い嗅ぎをしている2頭よりちょっと先へ歩いて行ったら、サトレペパパとほとんど同時に見つけました。
半分食べられたまだ、若い鹿の死体・・・。(ちゃんと内臓から食べられてました)
サトレペパパは、それを見つけるととにかく、これをきれいに食べてもらわないと腐るだけだから、と2頭を振り返ると全然違う方向で頭を突き合わせて臭いかぎ・・・。
まるで、

私たちは何も知りません

と言う態度にしか見えない!
サトレペパパが鹿のそばへ行き、サトリとペーハを呼ぶと、両方ともしぶってすぐに行こうとしなくて、サトリはそれでももう一度呼ばれるとサトレペパパの方へ歩いて行ってけどね。
ペーハはどうしていいかわからないように、鹿をみないように私の周りをまわったり、来た道を戻ろうとしたり・・・
以前、ニワトリをいたぶって、こっぴどく叱られたので、彼なりに同じような雰囲気を感じたんでしょうね。
私がとりあえず
「Go!」
とサトレペパパの方を指さすとやっとそばへ行きましたが・・・。
「食べていいよ」
と鹿の方を指さすとサトリが食べ始め、
ペーハはちょっと離れた所にある腸を食べてました
それを食べ終わって、さて、自分も鹿の肉を・・・・・と思ったのか、サトリが食べている方へ行くと、サトリはすごい剣幕でペーハに牙を向けました。まさに、写真やでみる、食事中の上のランクの狼が、下っ端を追いはらう姿そのものでした。
普段、家で食べてる時のサトリは、レイラやペーハがそばをウロウロしても、唸り声すらあげないおとないい子なのに・・・。私とサトレペパパもびっくりで、
「Hey! 」
と言うとサトリはまた何事もなかったように、肉を食べていました。
ペーハはびっくりしたのと、どうしていいのかわからないのかパパと私の顔を見比べておかしかった。

サトレペパパが私に言うのと同時に私も思いました。年は取ったけど、まだまだサトリの方がランクが上なんだって。

「動画や写真で見る狼の食事風景を目の当たりにした感じだね」
って、サトレペパパも言ってた。

やっぱり鹿の肉や骨を自分の歯で切り裂き、噛み砕き、食べているのとフードボウルでドッグフードを食べるのと意識が違うんでしょうかね。

ものの本によればカンガル犬は、数日ご飯を食べられなくても自分で狩りをしてお腹をみたす事が出来るそうです。
サトレペパパによれば、大人の鹿では、いくらペーハが走るのが早くても仕留める事は出来ないだろう。と言う事です。けれど、まだ若い鹿だったし、怪我でもしていたのかタイミングをはずしたのか、それでペーハに捕まったのか・・・。
または、若い鹿は、敵が来るとじっとひとところにいて動かずにいる事もあるそうで、それがペーハには効かなかったのか。
それとも、何回かライフルの音を聞いたので、流れ弾にでもあたってたのか

それにしても、ペーハとサトリの体についていたのは鮮血でした。死んで時間がたっていれば硬直しているはずだから、あんなに血だらけになるはずはない・・・・

と言うのがサトレペパパの見解です。
でも、真実を知ってるのは、サトリとペーハ、そして殺された当の鹿。
2頭で狩りをしたとは思えません。だって、サトリはしばらくポーチで休んでたんだから。
これは永遠の謎です。
ペーハがとどめをさしたにせよ、鹿肉のほとんどはサトリのお腹にはいったようです。
だって、あの食いしん坊のサトリ、その夜はご飯食べませんでしたからね。

サトリとペーハ交代で、食べてもらって、2日間でほぼ全部が片付きました。
若い鹿で肉も柔らかく、骨もそれほど堅くなかったって事ですかね?

私もこうやって、段々経験を積んで、度胸がついていくのかなぁ。
いい事なんだか、なんだかよくわからないけれど、こう言う所に住んでいたらいちいち、怖がったり、嫌がったりしてはいられない、って話ですよね。

後で、サトレペパパも言ってました。

野生動物を食べるのは、いいけれど、家畜だけは襲って欲しくないからな
って。
自分の家のなら仕方ないけれど、他人のだけは何が何でも絶対にあってはいけないこと。
最悪、殺処分にしなくてはいけなくなるかもしれないから。
それだけは、絶対に経験したくない事だから・・・



レイラは、ニワトリ・ガード及びハーディング・ドッグをやってます
昔のレイラを知ってる人はびっくりすると思いますが、ニワトリやホロホロ鳥に囲まれても、追いかける事もなく、鶏小屋へ入れる時はみんなと一緒に歩いてきます。
たまに、数が足りないと、レイラが追ってきたりします。偶然だとは思うけれど、これを機会に本格的にハーディングでも教えるか。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグだって、ハーディングが出来ると言う所をお見せしましょう

か・な?


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お誕生日おめでとう、サトリ!

2014-02-03 23:45:19 | Family
今日はサトリの歳の誕生日でした。
ブリーダーのJanホームページとFacebookに写真を載せてくれました。
7頭生まれた中の1頭は死産。
後の5頭は、アメリカとカナダの新しい家へ迎え入れられました。
でも、つい数週間前にJanから音信不通のMikaをのぞいて、4頭はみんな病気で亡くなったのを聞いて、ショックでした。大型犬は、中・小型犬と比べたら寿命は短いのはわかっていたけれど、11歳の誕生日をまたずにいなくなってたなんて・・・・今年も、みんなの成長ぶりをJanのホームページで見られるかと思っていたのに。
ホームページには、
「Tella (Janの愛犬)の最後の子供となったサトリ」
と書いてあり、何か淋しかったけど、そう思ったのもつかの間、それまで音信不通だった、Mikaの飼い主から何年振りかにコンタクトがあって、Mikaの写真を送ってきたそうです。
だから、ホームページとFacebookには、サトリとMikaの写真が並びました。
左がJanが載せてくれた写真。右はサトリが6週目くらいの写真だと思うけど、一緒に並べてみました。

Janは、サトリのママである Tella をとても可愛がっていて、年を取ってきたサトリを見るたびに亡くなったTellaを思い出していたそうです。
Tellaは、14歳まで生きました。だから、サトリもそれまで元気で生きて欲しいと思ってるんですけどね。
この写真が、ママのTellaです。
サトリに似てますかね?



Mikaは、実は私が欲しいなと思ってた子です。欲しかった、と言うか、Janがいつもアップしていた子犬たちの写真を見て、どの子が来るのか想像をめぐらしていた時、当時桃色のリボンをしていた、Missピーチ、現在のMika, が食事中に転がってる写真があってそれがとっても可愛かったので、この子がいいな、と漠然に思ってたって事なんですが・・・。
(サトレペパパは、Miss Peach は、ぶりっ子みたいで好きでないと言ってましたが・・・。)

シャイロ・シェパードは自分の好きな子が必ずしも来るとは限りません。
希望者がどのような目的で子犬が欲しいのか(ペット繁殖ショーか)を事前にアンケートでブリーダーに伝えると、子犬の性格テスト(temperament test), や購入者の希望を元にブリーダー側で選ばれるわけです。
その結果、サトリ・・・Miss teal・・・が我が家に来る事に決まったわけです。
だけど、Miss peachじゃないと言われて次に言ったのが Miss Teal だったんでJanも
「どうしてわかったの?」
と不思議そうでしたが、私もわからないのですよね。写真を見ていて、何故かこの子だと思ったんですね。
その後、私の実家にも写真を見せて、どの子が来ると思うか、と聞いたら不思議な事にみんなが、Miss Teal を指さしました。
そう考えると、我が家の子になるべく生まれて来た子なのかもしれません。

話がMikaに戻りますが、やっぱりMikaはとてもきれいな犬に育ち、良く年を取っていました。

どうですか?サトリとは違ったタイプの毛色ですよね。
サトリがママ似なら、Mikaはパパ似みたいです。Facebook でMama Tell と Papa Mac のどちらもを知っているらしいJanの友達が、
「彼女たちは、それぞれに両親によく似ている」
って言ってましたから。
この右の写真が、パパです。ハンサムですよね。確かに、美形のMikaは似てるかも。
(ここでも、サトレペパパ言ってました。「サトリの方がカッコイイ」だって

シャイロ・シェパードには、MAWと呼ばれる、マラミュート、アメリカン・ジャーマンシェパード、ホワイト・シェパードの血統が入っているのと、純粋に、ジャーマン・シェパードの血統で来ている、Non-MAW の2種類のラインがあります。
Mama Tell は、MAW で、Papa Mac は Non-MAW です。
色々な子を見ていて、MAW系のシャイロ・シェパードの方が、エレガントな子が多いように思ってましたが、Papa Mac はハンサムです。

誕生日には、何かスペシャル・メニューのお夕食でも・・・・と思って、昨日の朝から準備をしていたのですが・・・。
なんと、ペーハがサトリに何よりも嬉しいお食事を用意してしまったんです。
だから、私は今回、パスしました。
このお話は、また日を改めてさせて頂きます。


写真添付忘れてました。

虹の橋を渡った兄弟・姉妹です。きっと、今は病気から解放されて元気に走り回っている事と思います。



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山羊の花ちゃんお婿さんに会う!

2014-02-01 21:21:26 | 犬・猫・犬友・動物たち
先週の日曜日、うちからで1時間の所に住んでいる、花ちゃんのお婿さんの所へ行きました。

山羊の発情期は、3日間と言う短期間で、

1.うるさいくらいによく鳴く
2.尻尾をよく降る
3.粘液みたいなものが出てくる

と言う兆候があるそうだけど、何しろこっちは全くの未経験者。
去年からずっと待っていたのだけど、全然その兆候がなかったのか、もしかして見逃したのか・・・と思ってたら、土曜日のミルク搾りの時に、ミルクスタンドにヌルっとしたものを発見。ミルクを絞っている間も尻尾がピタピタ私の頭をたたくし

”こりゃ、ヒートだ!”

と思ったけどその日はお婿さんの飼い主さんはいないし、こっちも先約があってやり過ごすしかなかった。
その翌日、花ちゃんをサトリのクレートに入れて、プリウスの後部座席に載せた。

プリウスに山羊
花ちゃんは、ナイジェリアン・ドワーフと言う小さい山羊と、ラ・マンチャと言う山羊のミックスでどちらかと言うと小さめなのでサトリのクレートで十分だけど、プリウスのラゲージスペースに入らないから後部座席に載せるしかないのですが・・・。
うちのプリウスはサトレペパパ曰く

ファーマー(Farmer)仕様

なので、牧草(’Hay')までも乗っけちゃいますから・・・。

現地に着くと花ちゃんは久々に他の山羊たちに会ったせいか、とても緊張の面持ちでした。
お婿さん候補は、ナイジェリアン・ドワーフの種付けベテランさんの雄山羊 英語では”Buck”と言います。花ちゃんの背中の毛が逆立ってちょっと警戒気味・・かな?
花ちゃん自身も、前日よりも落ち着いちゃっていて、もうヒートが終わってるんじゃないかと不安になりました。うちに来る前に一度出産しているので、花ちゃんは未経験じゃないのですが、こっちは未経験。
お婿さんの飼い主、マリーさんがリードを取ってくれました。

でも、その隣りにいる若い子の方が鼻息が荒くて、1,2度ベテランさんがチャレンジしてくれましたが、上手くいったかは定かでない・・・。
すると、マリーさんが
「登録をしますか?」
と聞いてきました。つまり、それなりの値段で売りたかったら所謂血統書みたいなものがあるらしいのです、私たちはもちろんそんなつもりはないので、それだったら・・・・と言う事でお隣りの若い彼がその気なのでそちらもお試しに・・・。もう花ちゃんが着いた時から目をつけてたらしい

さて、今日で1週間。今の所、特に変わった事もありません。
あと、2週間様子見です。失敗してると、またヒートが来るらしいですから。

”花ちゃんがどうしたって?”



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