2月3日はサトリの誕生日、と言う事で私は挽き肉入りのバースデーケーキでも作ろうかと思ってたので、前日の夕方に下準備をしてました。
肉は、Papa Gordon ところのオーガニック・アンガス牛。冷凍になってるからそれを常温に置いておけば翌日には、ちょうどいい具合に解凍されてるし、生クリームの代わりにケーキに塗るのがヨーグルトなんで、ヨーグルトの水切りもしなくちゃ・・・と。
いつも花ちゃんを牧草地から、寝屋に戻すとサトリとペーハをしばらく遊ばせておくのだけど、さっきまでポーチにいたサトリがいないし、ペーハもずっと姿が見えないな、と外を気にしながら家の用事をしていたら・・・・。
森からペーハが出てきました。
あれ???? 何か変だ!!
と思った時、一瞬目を疑う事が そのまま、嬉しそうに尻尾を振りながら私がいるポーチの方へ・・・。
赤いブーツ??? 赤いえりまき?
とっさに思ったのは、
にわとりをまた殺した
でも、冷静に考えればいつもたちを鶏小屋に入れてから、凸凸を放しているのでそんな事はないし、サトレペパパにすぐに電話をして事情を話すと
「そんなに血がついているなら、ニワトリじゃないね。鹿じゃないのかな?よそのうちの家畜じゃなきゃいいけど」
え”え”え”え”え”~~~
「見てきたらいい」
って言われたけど、もうお風呂に入っちゃったし、”ブラディーペーハ”を見ただけで結構、ショックなのに何が殺されてるかチェックなんて、都会育ちの(また、出ました!!)私にはまだ1人で森に入って確かめる度胸は出来てなかった 鹿だったらまだいいけど、よその家の家畜だったら1人でどうしていいかわからず、サトレペパパが帰って来るまで悩んでなくちゃいけないし・・・・
しばらくして戻ってきたサトリも、ペーハほどじゃないけれど、あきらかに血だとわかるものがついてた。
結局、翌日ペーハが現場へ行くだろうと言う事でサトレペパパが一緒に森へ入って行ったけど、それらしいものがみあたらなかったって。
それはおかしいと、もう一度、今度は私とサトリも一緒に、違う方向から行ったんだけど、なぁんだか凸凸、獲物をあさった所へ一目散、って感じじゃなくてのらりくらりと歩いて、変だなぁ、って、あらぬ所の臭い嗅ぎをしている2頭よりちょっと先へ歩いて行ったら、サトレペパパとほとんど同時に見つけました。
半分食べられたまだ、若い鹿の死体・・・。(ちゃんと内臓から食べられてました)
サトレペパパは、それを見つけるととにかく、これをきれいに食べてもらわないと腐るだけだから、と2頭を振り返ると全然違う方向で頭を突き合わせて臭いかぎ・・・。
まるで、
私たちは何も知りません
と言う態度にしか見えない!
サトレペパパが鹿のそばへ行き、サトリとペーハを呼ぶと、両方ともしぶってすぐに行こうとしなくて、サトリはそれでももう一度呼ばれるとサトレペパパの方へ歩いて行ってけどね。
ペーハはどうしていいかわからないように、鹿をみないように私の周りをまわったり、来た道を戻ろうとしたり・・・。
以前、ニワトリをいたぶって、こっぴどく叱られたので、彼なりに同じような雰囲気を感じたんでしょうね。
私がとりあえず
「Go!」
とサトレペパパの方を指さすとやっとそばへ行きましたが・・・。
「食べていいよ」
と鹿の方を指さすとサトリが食べ始め、
ペーハはちょっと離れた所にある腸を食べてました。
それを食べ終わって、さて、自分も鹿の肉を・・・・・と思ったのか、サトリが食べている方へ行くと、サトリはすごい剣幕でペーハに牙を向けました。まさに、写真やでみる、食事中の上のランクの狼が、下っ端を追いはらう姿そのものでした。
普段、家で食べてる時のサトリは、レイラやペーハがそばをウロウロしても、唸り声すらあげないおとないい子なのに・・・。私とサトレペパパもびっくりで、
「Hey! 」
と言うとサトリはまた何事もなかったように、肉を食べていました。
ペーハはびっくりしたのと、どうしていいのかわからないのかパパと私の顔を見比べておかしかった。
サトレペパパが私に言うのと同時に私も思いました。年は取ったけど、まだまだサトリの方がランクが上なんだって。
「動画や写真で見る狼の食事風景を目の当たりにした感じだね」
って、サトレペパパも言ってた。
やっぱり鹿の肉や骨を自分の歯で切り裂き、噛み砕き、食べているのとフードボウルでドッグフードを食べるのと意識が違うんでしょうかね。
ものの本によればカンガル犬は、数日ご飯を食べられなくても自分で狩りをしてお腹をみたす事が出来るそうです。
サトレペパパによれば、大人の鹿では、いくらペーハが走るのが早くても仕留める事は出来ないだろう。と言う事です。けれど、まだ若い鹿だったし、怪我でもしていたのか、タイミングをはずしたのか、それでペーハに捕まったのか・・・。
または、若い鹿は、敵が来るとじっとひとところにいて動かずにいる事もあるそうで、それがペーハには効かなかったのか。
それとも、何回かライフルの音を聞いたので、流れ弾にでもあたってたのか。
それにしても、ペーハとサトリの体についていたのは鮮血でした。死んで時間がたっていれば硬直しているはずだから、あんなに血だらけになるはずはない・・・・
と言うのがサトレペパパの見解です。
でも、真実を知ってるのは、サトリとペーハ、そして殺された当の鹿。
2頭で狩りをしたとは思えません。だって、サトリはしばらくポーチで休んでたんだから。
これは永遠の謎です。
ペーハがとどめをさしたにせよ、鹿肉のほとんどはサトリのお腹にはいったようです。
だって、あの食いしん坊のサトリ、その夜はご飯食べませんでしたからね。
サトリとペーハ交代で、食べてもらって、2日間でほぼ全部が片付きました。
若い鹿で肉も柔らかく、骨もそれほど堅くなかったって事ですかね?
私もこうやって、段々経験を積んで、度胸がついていくのかなぁ。
いい事なんだか、なんだかよくわからないけれど、こう言う所に住んでいたらいちいち、怖がったり、嫌がったりしてはいられない、って話ですよね。
後で、サトレペパパも言ってました。
野生動物を食べるのは、いいけれど、家畜だけは襲って欲しくないからな
って。
自分の家のなら仕方ないけれど、他人のだけは何が何でも絶対にあってはいけないこと。
最悪、殺処分にしなくてはいけなくなるかもしれないから。
それだけは、絶対に経験したくない事だから・・・
レイラは、ニワトリ・ガード及びハーディング・ドッグをやってます
昔のレイラを知ってる人はびっくりすると思いますが、ニワトリやホロホロ鳥に囲まれても、追いかける事もなく、鶏小屋へ入れる時はみんなと一緒に歩いてきます。
たまに、数が足りないと、レイラが追ってきたりします。偶然だとは思うけれど、これを機会に本格的にハーディングでも教えるか。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグだって、ハーディングが出来ると言う所をお見せしましょう
か・な?
肉は、Papa Gordon ところのオーガニック・アンガス牛。冷凍になってるからそれを常温に置いておけば翌日には、ちょうどいい具合に解凍されてるし、生クリームの代わりにケーキに塗るのがヨーグルトなんで、ヨーグルトの水切りもしなくちゃ・・・と。
いつも花ちゃんを牧草地から、寝屋に戻すとサトリとペーハをしばらく遊ばせておくのだけど、さっきまでポーチにいたサトリがいないし、ペーハもずっと姿が見えないな、と外を気にしながら家の用事をしていたら・・・・。
森からペーハが出てきました。
あれ???? 何か変だ!!
と思った時、一瞬目を疑う事が そのまま、嬉しそうに尻尾を振りながら私がいるポーチの方へ・・・。
赤いブーツ??? 赤いえりまき?
とっさに思ったのは、
にわとりをまた殺した
でも、冷静に考えればいつもたちを鶏小屋に入れてから、凸凸を放しているのでそんな事はないし、サトレペパパにすぐに電話をして事情を話すと
「そんなに血がついているなら、ニワトリじゃないね。鹿じゃないのかな?よそのうちの家畜じゃなきゃいいけど」
え”え”え”え”え”~~~
「見てきたらいい」
って言われたけど、もうお風呂に入っちゃったし、”ブラディーペーハ”を見ただけで結構、ショックなのに何が殺されてるかチェックなんて、都会育ちの(また、出ました!!)私にはまだ1人で森に入って確かめる度胸は出来てなかった 鹿だったらまだいいけど、よその家の家畜だったら1人でどうしていいかわからず、サトレペパパが帰って来るまで悩んでなくちゃいけないし・・・・
しばらくして戻ってきたサトリも、ペーハほどじゃないけれど、あきらかに血だとわかるものがついてた。
結局、翌日ペーハが現場へ行くだろうと言う事でサトレペパパが一緒に森へ入って行ったけど、それらしいものがみあたらなかったって。
それはおかしいと、もう一度、今度は私とサトリも一緒に、違う方向から行ったんだけど、なぁんだか凸凸、獲物をあさった所へ一目散、って感じじゃなくてのらりくらりと歩いて、変だなぁ、って、あらぬ所の臭い嗅ぎをしている2頭よりちょっと先へ歩いて行ったら、サトレペパパとほとんど同時に見つけました。
半分食べられたまだ、若い鹿の死体・・・。(ちゃんと内臓から食べられてました)
サトレペパパは、それを見つけるととにかく、これをきれいに食べてもらわないと腐るだけだから、と2頭を振り返ると全然違う方向で頭を突き合わせて臭いかぎ・・・。
まるで、
私たちは何も知りません
と言う態度にしか見えない!
サトレペパパが鹿のそばへ行き、サトリとペーハを呼ぶと、両方ともしぶってすぐに行こうとしなくて、サトリはそれでももう一度呼ばれるとサトレペパパの方へ歩いて行ってけどね。
ペーハはどうしていいかわからないように、鹿をみないように私の周りをまわったり、来た道を戻ろうとしたり・・・。
以前、ニワトリをいたぶって、こっぴどく叱られたので、彼なりに同じような雰囲気を感じたんでしょうね。
私がとりあえず
「Go!」
とサトレペパパの方を指さすとやっとそばへ行きましたが・・・。
「食べていいよ」
と鹿の方を指さすとサトリが食べ始め、
ペーハはちょっと離れた所にある腸を食べてました。
それを食べ終わって、さて、自分も鹿の肉を・・・・・と思ったのか、サトリが食べている方へ行くと、サトリはすごい剣幕でペーハに牙を向けました。まさに、写真やでみる、食事中の上のランクの狼が、下っ端を追いはらう姿そのものでした。
普段、家で食べてる時のサトリは、レイラやペーハがそばをウロウロしても、唸り声すらあげないおとないい子なのに・・・。私とサトレペパパもびっくりで、
「Hey! 」
と言うとサトリはまた何事もなかったように、肉を食べていました。
ペーハはびっくりしたのと、どうしていいのかわからないのかパパと私の顔を見比べておかしかった。
サトレペパパが私に言うのと同時に私も思いました。年は取ったけど、まだまだサトリの方がランクが上なんだって。
「動画や写真で見る狼の食事風景を目の当たりにした感じだね」
って、サトレペパパも言ってた。
やっぱり鹿の肉や骨を自分の歯で切り裂き、噛み砕き、食べているのとフードボウルでドッグフードを食べるのと意識が違うんでしょうかね。
ものの本によればカンガル犬は、数日ご飯を食べられなくても自分で狩りをしてお腹をみたす事が出来るそうです。
サトレペパパによれば、大人の鹿では、いくらペーハが走るのが早くても仕留める事は出来ないだろう。と言う事です。けれど、まだ若い鹿だったし、怪我でもしていたのか、タイミングをはずしたのか、それでペーハに捕まったのか・・・。
または、若い鹿は、敵が来るとじっとひとところにいて動かずにいる事もあるそうで、それがペーハには効かなかったのか。
それとも、何回かライフルの音を聞いたので、流れ弾にでもあたってたのか。
それにしても、ペーハとサトリの体についていたのは鮮血でした。死んで時間がたっていれば硬直しているはずだから、あんなに血だらけになるはずはない・・・・
と言うのがサトレペパパの見解です。
でも、真実を知ってるのは、サトリとペーハ、そして殺された当の鹿。
2頭で狩りをしたとは思えません。だって、サトリはしばらくポーチで休んでたんだから。
これは永遠の謎です。
ペーハがとどめをさしたにせよ、鹿肉のほとんどはサトリのお腹にはいったようです。
だって、あの食いしん坊のサトリ、その夜はご飯食べませんでしたからね。
サトリとペーハ交代で、食べてもらって、2日間でほぼ全部が片付きました。
若い鹿で肉も柔らかく、骨もそれほど堅くなかったって事ですかね?
私もこうやって、段々経験を積んで、度胸がついていくのかなぁ。
いい事なんだか、なんだかよくわからないけれど、こう言う所に住んでいたらいちいち、怖がったり、嫌がったりしてはいられない、って話ですよね。
後で、サトレペパパも言ってました。
野生動物を食べるのは、いいけれど、家畜だけは襲って欲しくないからな
って。
自分の家のなら仕方ないけれど、他人のだけは何が何でも絶対にあってはいけないこと。
最悪、殺処分にしなくてはいけなくなるかもしれないから。
それだけは、絶対に経験したくない事だから・・・
レイラは、ニワトリ・ガード及びハーディング・ドッグをやってます
昔のレイラを知ってる人はびっくりすると思いますが、ニワトリやホロホロ鳥に囲まれても、追いかける事もなく、鶏小屋へ入れる時はみんなと一緒に歩いてきます。
たまに、数が足りないと、レイラが追ってきたりします。偶然だとは思うけれど、これを機会に本格的にハーディングでも教えるか。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグだって、ハーディングが出来ると言う所をお見せしましょう
か・な?