東区民文化センター・スタジオで開催された「影絵と邦楽で楽しむ物語 泉鏡花 夜叉ヶ池」を聴きに行きました。夜叉ヶ池の朗読に合わせて、箏、十七弦箏、篠笛、和太鼓、ヴォーカルによる演奏と影絵を楽しみました。朗読をされたのは1人でしたが、何人もの声を使い分け、まるでお芝居を観ているような臨場感あふれる朗読で、物語の世界へ引き込まれていきました。朗読と演奏のタイミングを合わせるために何度も練習をされたのかしら?音楽と言葉が重なる時の音量のバランスをとるのは大変なのではないだろうか?などど舞台裏のことを考えながら聴いていました。
朗読と演奏と影絵という3つの楽しみを、同時に味わうことのできた貴重な体験でした。