ようやく2/15に発売されたDVD「美勇伝説Ⅱ」を観ました。去年の11月に行われたツアーから、最終日の品川ステラホールでの公演を収めた一本。早速、感想なんぞを。
1. 衣装と振付がエロ
現場で観てた時も思いましたが、前半戦の「愛~スイートルーム~」からチェンジする衣装がビキニみたいな露出度で、しかもしなやかな振付が妙にエロい。特に、この衣装で歌う曲の締めを飾る「唇から愛をちょうだい」は、ステージに這いつくばる振付などあったりしてエロス。
ただ、このDVDの撮影者はイヤらしい映し方はしていないので、その辺を期待してみると肩すかし?それはそれで一安心だったりしますが。
2. 人形劇がワロス
後半戦に向けての衣装チェンジ時に、ステージ上のスクリーンに流された人形劇が、当時観に行った人達の間では話題になりました。このDVDにもその人形劇がバッチリ収録されております。
三人が自分を模した人形でコント(?)をやるのですが、岡πこと岡田唯の面白キャラを生かした作りで爆笑モノ。
大阪弁(岡πは大阪出身)は、こういう時に味がありますな。
でも、この人形劇で岡πが言っているように、もっと二人には岡πの良さを引き出してほしいものです。
3. 三人の動きがイイ
正直歌唱力に関しては、もうちょっと…な美勇伝の三人なんですが、踊りのしなやかさや、ふとした時の表情が良く、歌の拙さを補って魅力上げてます。
「ひとりじめ」の振付に代表されるように指の動き、特に三好絵梨香の「ひ~と~り~じめ~」の時の指使いとか、「恋のヌケガラ」での腕の振りと石川さんの切ない表情が見もの。
美勇伝の世界って派手さはないものの、アルバムにしてもライブにしても、なんか自然体で入っていける魅力を感じます。
ステージ上を観察すると、生真面目な石川さんはいつもどおりに顔に力入っているように見えますが、もう少しじっくり観ていくと「良い意味での力の抜け具合」が三人に見られる事に気づきます。
それは多分、美勇伝が目指しているのが「売上」とか「人気」とかとは違う方向にあるからのような気がしました。
次の美勇伝単独ライブはいつになるのでしょうか?その日がやってくるまで、このDVDを何度見返す事になるのでしょうか?
単独ライブの前に、次のシングルも待ち遠しいこの頃だったりします。
今回のBGM 終わらない夜と夢 / 美勇伝 シングル「ひとりじめ」 C/W曲