フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

SEXY BOYを聴きながら

2006-03-17 21:25:58 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。通算29枚目のシングル「SEXY BOY~そよ風に寄り添って~」を昨日買いました。
 ハロプロ系ファンにありがちな傾向として私も、たとえ推しのいるグループあるいは推しメンだろうと、自分が出来がイマイチだと思った曲は買わないという考えがありました。しかし、最近の日本の音楽業界の冷え込みによるCD売上下降傾向を憂い、こういう時代だからこそCD買おうと決心しました。
 こういう考えに至った経緯のひとつが、亜弥ちゃんの新曲が売れ行き芳しくなかった事があります。かつて、ハロプロのソロ組ではダントツの売れ行きを示していた亜弥ちゃんも、いまやその面影が薄れてくるほど、売上が落ちてきました。ソロ組三人衆(亜弥なちゴマ)の中では売上で三番手と思われていた後藤さんが最新シングルでは、亜弥ちゃんより売れたという事実。曲の良し悪しもあるとしても、それだけ後藤さんのヲタが必死に買っている証明でもあると思えます。
 曲が良かろうが悪かろうが必死にCDを買うという行為を、私は以前は疑問視していました。ファンにそういう傾向があるアイドルまたはアーティストがいるのも事実です。
 でも、それも大事な事ではないかと最近思えるようになってきました。友人の話では、亜弥ちゃんの新曲の売れ行きが芳しくなかった結果を受けて、あるショップでは亜弥ちゃんの今までのCDを安売りしていたとの事。
 売上があるという事は、世間の目に晒されるという事でもあります。一度でもヒットシーンに上りつめた歌手は、世間から忘れられた時が存在を否定される事でもあります。

 もちろん、売上で歌手の価値なんて計れないと私は思っています。でも、テレビの歌番組に出られる内は、まだいくらでも状況を上向きに出来るのではと信じて、そのためには売上に少しでも貢献しよう!(と言っても、私は複数枚買ったりはしませんが)という考えなのも本心です。なんせ、今のCD売上冷え込みの日本なら、ちょっとヲタがCDを買えば、娘。の一位も充分可能なのです。

 などと、曲に関係ない話が長くなりましたが、新曲です。こんな事書いてはナンですが、CDだとイマイチです。やはり、動きあっての曲というか、ライブだと映える曲かなと。
 動き重要と言っても、テレビでも今ひとつピンと来ないので、多分この曲はメンバーと一緒に踊る事で楽しさを感じる事の出来るという「参加型」シングルなのだろうと結論。最近の娘。シングルはCDやテレビだとイマイチなのに、ライブだと映える曲が多い印象(色じれ、マンパなど)。これでは、なかなか一般層は食いついて来ないかな…
 残念ではありますが。

 最近の娘。シングルは以前同様かそれ以上に、C/W曲が良い出来だと感じています。今回のツアーでもC/W曲を3曲も歌っております。
 今回のC/W曲「チャンス チャンス ブギ」は、一回聴いただけではまだピンと来なかったです。(ブギなだけに)明るくテンポいい曲なので、ライブ向き?と結論。とまあ、結局ライブに依存した結論になってしまいました。それもまた、今の娘。の状況の真実を映しているとも言えますが。

  今日のBGM  SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~ / モーニング娘。

コメント
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