フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

佐紀ちゃんの輝く場所

2007-09-05 21:14:43 | ハロプロ(ベリ)

 Berryz工房の2007夏ツアーも残り公演僅かです。東京中野公演の感想にも書きましたが、私にとっての今回のベリツアーは、後列メンバーと言われている三人の奮闘を感じたツアーでした。
 そんな折、愛知公演を観た「side_B(当該ブログはブックマーク参照)管理人」のべ。さんからの報告で、中心メンバーの歌詞飛ばしや間違いの多発(と言ったら大げさか)を知りました。
 中野公演で気づきましたが、前列メンバーと後列メンバーの、ステージに対する気持ちの持って行き方って、明らかに違いがあるように思えました。別に「手を抜いている」という訳ではないのですが、なんか違うんですよね…。

 中野公演で感じた「茉麻の懸命」「千奈美の笑顔」「佐紀ちゃんの真摯」。これにやられた自分は、今なら買うソロTは佐紀Tが良いなと思っていたりするのです。ちなみに、会場で買ったソロTはデザイン気に入った梨沙子Tで、これはこれで大満足なのですが。

 佐紀ちゃんと言えば、公演開始10分で汗まみれになる姿とか、キビキビとしたダンスがトレードマークですが、ステージ上でも、DVDマガジンの中でも、「Berryz工房キャプテン」という立場ゆえにか、あまりハメをはずす事もなく、常に冷静にしっかりとメンバーを見つめています。その姿はまるで、「仕事仲間と飲み会に行ったが、立場上あまりハシャげず酒もほどほどにしか飲めず、周りの盛り上がりに相槌打つしかない人」みたく、哀愁を誘います。
 ぶっちゃけちゃっていいじゃん!佐紀ちゃん!とか思いますが、本人はこういう性格なのか、前に出て来て自己アピールするタイプではないみたいです。コンサートでも、後ろで黙々と踊っているイメージです。そして、オープニングとエンディングで髪型が変わってしまうほど汗にまみれ、コンサート中に佐紀ちゃんをよく観ていない人には「清水はなんであんなに汗だくになっているんだ?」と思われてしまいそうなほど、常に後ろで踊っているのです。

 ベリは、前列と後列がはっきり分かれています。シングル曲においても、一番のソロパートは前列メンという暗黙のルールでもあるのか、常に前列メンの出番です。
 それが良いのか悪いのか?今回のツアーみたく、間違いが前列メンの方が多いとなると、メンバーの固定配置はやめて、曲によって変えてみるのが良いんではないかと思ってしまいます。前列メンの方が、見せ場が多いだけに失敗も目立つという側面も理解出来ますが、果たして本当にそれだけが理由かどうか、配置変動制にすればわかるというもの。


 佐紀ちゃんの目は公演中は常に凛として、緩んだりはしないイメージがあります。アイドルというか、タレント的には、真面目過ぎて面白みないかもしれないけど、そういう子を応援する(出来る)のも、アイドルというジャンルの醍醐味ではないでしょうか?
 そして、笑顔が可愛く、間違いすら許せそうな気分にさせてくれるようなキャラを持った子が人気出るのが、アイドルでありタレント。そういう子を応援するのも、またアイドルというジャンル。
 それでも、一度は佐紀ちゃんが他の6人を従えて、センターで歌い踊るシングル曲を観てみたいものです。それもまた、アイドルファンならではの妄想だとしても。

  今回のBGM  SHINE / LUNA SEA
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする