6/15にラゾーナ川崎にて行われた新生東京パフォーマンスドールのミニライブに行ってきました。
彼女達の事は結成当初から知っていて、YouTubeで童画も見た事がありますが、生で観るのは初めて。デビューシングルの発売を記念したイベントであります。
先ほどグループ名の頭に「新生」と付けた事でわかるように、彼女達はかつて活動していた東京パフォーマンスドールの看板を復活させ、それを背負ってのデビューとなります。昔あった看板を背負うという事は、昔と比較されてしまうという意味も併せ持ちます。まちろん、彼女達は彼女達であり、昔は昔です。でも、司会進行のスタッフのお兄さんも、メンバーの自己紹介でも、「あの篠原涼子さん、穴井夕子さん、市井由理さんが所属した」という説明を必ず付けました。昔の名前を背負ってます!と正々堂々と宣言している以上、感想は厳しく行きまっせ!と、こちらも構えて観る事にしました。
ミニライブはダンスパフォーマンス曲から始まりました、。オープンスペースでのインストアイベントのセットリストとしては随分思い切った構成。さすが東京パフォーマンスドールさん!という演出です。
しかし、その曲を始める前に前説が入り、合いの手の要求をスタッフのお兄さんが客席に行なってしまった。これはとょっとイカンと、スタートからブルーな気持ちになるのでした。
一曲目は歌ではなくダンスパフォーマンス曲を持ってくる。これは先代TPDの公演でも定番だった演出。この日はオープンスペースでのイベントだから、さほどマニアックな演出に振る必要もないのでしょうけれど、そこはやはりTPDの名に賭けての拘りというものなのでしょう。メロディラインはどことなくTPD DASH!!の熱くクールなナンバー「FIRE」になんとなく似ている。これは何かしらのオマージュなのかもしれないと、そこは嬉しくなるのでした。
セットリストは先代のナンバーがほとんどで、二代目のオリジナルはオープニングのダンスナンバーと、今回発売されたシングルである「BRAND NEW STORY」のみ。この曲の作り、特に転調の感じが小室ナンバーって感じが全開だけれど、先代のカバーも小室ナンバーでありました。アレンジは変えてあり、サウンド的には二代目の方がオーソドックスな音。この場合のオーソドックスとは、アイドルポップスとしてのという意味です。
通りがかりの人も気軽に観られるイベントという事で、私のような初めて彼女達を観る人も多かったと思うけれど、そのために自己紹介を挟んだりして、基本的には普通のアイドルイベントとして作り上げられている感じでした。ミニライブが終わったあとは握手会というのも標準的なアイドルイベントの形。
イベントの性質上、彼女達の事をこの日のステージだけで評価してはいけないと思えるし、やはり定期公演なり、ワンマンライブなりを観て判断すべきなのでしょうか。気合いの入れどころというか本質は違う場所にあるのかもしれない。
夏に行われる東名版ワンマンツアーのタイトルに「ダンスサミット」と付けている。「ダンスサミット」とは先代のライブの名前で、先代の東京パフォーマンスドールはライブという呼称は基本的には使わずダンスサミットという名称を使っていました。つまり、二代目もそれだけの覚悟を秘めてステージに上がっているのだと思いたい。同じグループ名、同じライブ名を使用するという事は比較される事も覚悟の上なのだと解釈しました。
正直、想像していたよりも普通のアイドルグループに思えたけれど、まだ結論を出すのは早いかなと思いながら会場をあとにしたのでした。
東京パフォーマンスドール - BRAND NEW STORY
新生TPD ラゾーナ川崎イベントセットリスト
We are TPD
ダイヤモンドは傷つかない
MC
十代に罪はない
WAKE ME UP!
MC
BRAND NEW STORY
MC
WEEKEND PARADISE
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そう言う現状が物凄く嫌で嫌でしょうがないです
アイドルが媚び売る姿は見たくない
自分もアイドルという人達は「選ばれし者」だと思っているので、簡単に接触させるべき存在ではいけないのではないかと思います。そういう姿勢を運営側が持たないとファンもリスペクトの気持ちが薄くなってくる人も出てきますからね。雲の上にいるくらいで良いのですよね。