少し前に「ヨコハマツァイス紀行」という写真を紹介する不定期連載記事を終了して、その最終回に次の企画がある事を書きましたが、今回からその新しい不定期連載企画がスタートします。名付けて、
「東京瑞光日記」
です。なんだか古典的タイトルですが、簡単に説明すると、東京の街をデジカメで散歩しながら撮影していくというものです。
それで、ただ散歩して撮るするだけではなく、何かテーマを作ろうという事で、写真はモノクロに限定、撮影機材は所有のオリンパスのデジタル一眼レフ「E-410」という小さくて軽い一眼レフ(宮崎あおいさんがCMしていました)。付けるレンズはズイコーデジタル25mm/F2.8という薄型レンズ。(参考画像) この手の薄型レンズはパンケーキレンズと呼ばれていて、軽くてフットワークが良い。ちなみに、このレンズの重さは95gです。
そして、ズームしない単声点というレンズを付ける事によって、全ての写真が同じ画角の条件で撮影する事になり、風景の広がりを各写真で比較する事が出来るというメリットも考慮しました。
ズイコーというのはオリンパスのレンズの名前の事で、「瑞光」から来ています。
「ズイコーレンズ」 「由来」
オリンパスという社名については昔、高千穂製作所という社名だったのですが、宮崎県の高千穂が神の集う山である事にちなんで、ギリシャ神話のの神の住む山「オリンポス山」から「オリンパス」と名付けたという由来もあります。
宮崎あおいさんのオリンパスE-410のCM動画
E-410 CM「私は旅をしています・そら編」
そんな記事コンセプトを掲げて、秋から撮影に入りました。今回は9月に撮った原宿と表参道です。
原宿
原宿という街は平日でも混んでいて、道も狭いから歩くのが大変だ。私は竹下通りから散歩を始めたが、ここでは撮らず、いわゆる「裏原」と呼ばれるエリアに移動した。
住宅と瀟洒な店が並ぶ不思議な空間。行き交う人々も竹下通りよりはスローペース。
住宅地だから、このような貼り紙もある。その後無事に見つかったのか気になる。
表参道
表参道に出ると、賑わいは竹下通り並みになった。煌びやかな店が建ち並び、高級カフェでくつろぐ婦人達の姿からは不景気ニッポンという単語は浮かばない。
私は表参道ヒルズに入ってウロウロするも、長居はせず引き上げた。
青山通りまで来ると、人よりも車の数が多くなる。まるで地方の国道みたいな現象だが、地方の国道と違うのはビルの数と高さ。これぞ東京!なのだが、一歩裏道に入ると幼稚園帰りの園児を連れたお母さんの姿、買い物に行くおばあさんの姿など、全国共通の風景がそこにあって安心する。
都市と日常、それを写そうと色々撮ってみたりするうちに、デモ集会をしている人達に遭遇する。非日常の極みを後ろから遠慮気味に撮影。
青山劇場の前にやってきた。ベテラン演歌歌手のショー帰りの婦人で賑わっているが、その雰囲気は冷静に眺めればハロヲタとあまり変わらない。熱狂とは非日常であり、集団とはその非日常的祭典の共有者達なのだ。ここでも遠慮気味に後ろから撮影するが、撮影モードをカラーにしたまま撮ってしまう。華やかな場所にはモノクロは似合わないと、カメラが本能で選択しているみたいで可笑しいので、そのまま獲り直さずに引き上げる。
青山学院の前を通り、宮益坂を下り始めると、もうそこは渋谷。今回の撮影目的から外れるのでカメラを閉まった。非日常空間ハロプロショップに行くべきか。店までは一直線。
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裏原はまた素敵な所をスナップしましたね。人が賑わっている原宿とはまた違った雰囲気なので自分はこっちの方が好きです。
下から二番目の写真はやはり何度見ても気持ちがいい写真です。
レトロな感じなのに後ろに今風のビルが建っているというのが良いですね。
シリーズ楽しみにしています。
裏通りを撮ったりするのは自分の得意分野(?)なので、今後もこういう写真がお目見えすると思います。乞うご期待を。
モノクロで東京の色んな顔を撮っていきたいと思います。