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ハロプロは人数多すぎな件 ~FNSを観た感想~

2007-12-05 22:13:00 | ハロプロ2007
 今年のFNS歌謡祭は、モーニング娘。現メンバーとOG、松浦亜弥、Berryz工房、というのがハロプロの顔触れだったのだけど、どんな内容だったのか?

 総勢24人(なっちのコメントより)というメンバー。娘。現メンとベリメンで16人だからOGが8人。ところが紹介テロップにもOGとしか出ないから誰がいるのかよくわからない(苦笑)。とりあえずトークで一番前にいたなっちは目立ち組。
 そのトークは、あややとなっちが展開。最後は現リーダーという事で愛ちゃんにもマイクが回ってきた。で、やっぱりOG8人って誰がいるのやら?と不明なまま。
 衣装は各自、この番組に合わせた衣装なのに、ベリメンだけは既存の衣装(新曲の衣装)。まさか「歌うのか?」。

 一曲目は「LOVE涙色」。場に相応しい無難な選曲で当たり障りナシ。今日のあややは黒い帽子に白いシャツ、そしてショートパンツで足出しで妙に可愛い。そのあややのバックダンサーにはBerryz工房。
 ハロプロヒットメドレーとあって、ベリが歌う余地はないだろうと予想はしてたし、あややのバックにつく事も想定内。でも、ベリだけ衣装が持ち歌衣装ってのは可哀想ではないかい?いくら白いドレス調とはいえ。
 そして、曲は「LOVEマシーン」へ。しかもいきなり1999年の映像。これがすぐ切り替わるかと思いきや、サビに入るところまで続くとか。長いよ…。
 そして、見事(?)な繋ぎで今のラブマ映像になる。ラブマのサビが終わると「恋愛レボリューション21」の大サビ前の間奏ダンスに突入。「この星は~」の部分は、なっちとれいなデシタ。そして、石川さんの「ほいっ」キタコレ。大サビではいつの間にやら慶應大学の学生さんが真ん中で踊っているし(苦笑)、やっぱりちゃんとOGも紹介すべきだったよな。よっすぃーも笑顔で歌っているけど、トークには絡んでいなかったし。OGと言えば、最後の方で石川さんと愛ちゃんの2ショットがありました。チャミラブ2ショット萌えという事でなんとか終了。

 短い…。
 ヒットメドレーという割には物足りない内容だったなあ。ラブマと恋レボだけってのも寂しい。新鮮味もないし。こんなんだったら、あややと娘。の間にベリをワンフレーズくらい歌わせてあげれば良かったのに。ヒットメドレーだから、ベリ曲という訳にはいかないけど娘。曲という手もあるし。
 そもそも、ラブマと恋レボは飽きた(苦笑)。ひねってI WISHとかウィアラとかでも良かったのに。

 と文句を言いたくなるのも、ハロプロ以外のコーナーも面白くないからなのですが。例えば、昔のVTRをただダラダラ流すだけとかもツマランですよね。

 そんな弛んだムードが、宝塚歌劇団の皆さんが出てきたら一変しましたね。やっと面白くなった。思わず真剣に見てしまいましたよ。それまではこの番組を真剣に見てなかったのかって?「はい」。
 宝塚ヲタの愛ちゃんはさぞ感激しながらテーブルで観ていた事でしょう。私も感激しましたよ。良い物を見させてもらいました。秋川さんと一緒に「千の風になって」を歌うという企画も良かった。

 宝塚観たあとTVは消した。これで満足したから。ハロプロの時間が短いだとか、ベリの扱いとか、もはやどうでもよい。
 ハッキリ言って、ハロプロは足元にも及ばないし、ジャンルも違うけど、ハロプロが「プロとしての心構え」として見習うべきは、J-POPの方たちではなく、宝塚の方たちだなと思います。いや、ホント引き合いに出すのは失礼なんだけど、ああいうプロ意識って素晴らしいなと思いましたよ。僅かな時間で相当な存在感を出していましたから。

 そんな訳で、面白くないなと思っていたFNS歌謡祭でしたが、最終的には観て良かったです。ハロプロメンバーも、今日のステージングに満足せずに精進して下さいね。


 今日のBGM LOVE涙色 / 松浦亜弥

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