フリージア工房 国道723号店

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「過去記事を振り返る」 Berryz工房 in さいたまスーパーアリーナレポート「ステージ演出編」

2013-11-21 23:24:59 | ハロプロ2007

 この記事は2007年4月3日に発表されたものです。
※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/8486afefbf8b556d71d21baf2113e987


 Berryz工房さいたまスーパーアリーナレポートです。今回は「ステージ演出編」。

 コンサートの演出はどんな状況か?気になりつつ、開演時間を10分押してスタート。

 かつては娘。を始めハロプロ関係のコンサートは、場内暗転後にスクリーンにメンバー紹介が映し出されてから、曲が始まるという演出が定番でした。しかし、昨年のツアーあたりから娘。がパターンを変えてきまして、いきなり暗転=スタート!という流れを作りました。
 この日のベリも、いきなり暗転。そしてアリーナ席中央にあるサブステージにライトが当たり、そこにメンバーが立っている!という粋な演出。私の席は、メインステージはおろかサブステージすらも遠いスタンド席だったのですが、メンバーがハツラツと踊る姿はしっかりと伝わりました。

 以前のベリコンは、メンバーに体力的にも実力的にも未熟さが感じられ、ハラハラしながら観ていたものです。そういう見守るような見方が好きな方もいるのでしょうが、私はその辺りにアマチュアくささを感じ、少し物足りない気分もありました。しかし、この日のメンバーは違いました。オープニングだけにとどまらず、公演中は中だるみコーナーを廃し簡単なトーク以外は、ひたすら歌とダンス。おおっ、まさに一年前の春の記憶が蘇る!
 私が一年前、新潟で宇都宮で小倉で、そしてさいたまで感じた鼓動に近いものを、この日のベリのステージからも感じたのでした。
(筆者注 一年前に観たモーニング娘。のツアーの事を重ねて感じているという意味です)

 シングル全13枚のうち、シンデレとギャグ100以外は全て歌うという総決算的なこの日のステージ。デビュー曲の「あなたなしでは生きていけない」は、スクリーンにPVが映し出されました。この曲のPVは、ここさいたまスーパーアリーナを借りきって撮影されたものでした。三年間の成長を、スクリーンとステージで対比させて観客に伝えるという演出は、自信の表れです。メンバーの動きは明らかに進化していました。

 中盤の衣装変えで、各メンバーがソロTの色に合わせた色の衣装で現れ、ようやく私の席からでもメンバーの区別がつくようになりましたが、それでも顔の表情などはスクリーンに頼る状況。でも、例えアイドルと言えども、コンサートは可愛さ以上に出来が大事と思っている自分には、顔が見えなくてもベリのメンバーの自信に満ちた動きが伝わってくるだけで充分でした。

 終盤、ノリの良い曲を連発し、会場がヒートアップしつつアンコールへ。

 アンコールに立ったメンバーを迎えたのは、客席を染めたピンクのサイリウム。桜満開というツアー名に合わせた企画。私は最初この話を聞いた時は、なんだか 誰かが辞めるみたいな雰囲気になるからサイリウム祭なんてやらない方が良いのに。と思っていました。しかし、実際にこうして立ち会い、サイリウム祭やって 良かった!と思い直しました。
 メンバーも喜び、一万観衆でコンサート出来た思いが溢れたのか、梨沙子は涙を流し、キャプテンの佐紀ちゃんも涙ぐんで挨拶をしました。
 三年間の集大成が詰まった全22曲のステージ。この大観衆でのコンサートは到達点ではなく、新たなスタート。これからのベリコンは、歌やダンス主体の最後まで飛ばせるコンサートになって行きそうだと確信し、これで台本トークからフリートークに変えて、客席への煽りも自然に出来るようになれば、現在の娘。やメロンに負けないライブアイドルグループの誕生です。
 大会場でここまで出来たのだから、今後のホール公演は大いに期待出来そうですね。去年購入した夏焼雅誕生日記念Tシャツに、熊井ちゃんタオルを首に巻いた私は、遥か遠くのメインステージから客席に手を振るメンバーに、大きく手を振り返した。Bye Byeまたね!

 いつものベリコンレポートとはちょっと趣向変えたマジメ(?)文章による「ステージ演出編」でした。


セットリスト

01.ジリリキテル (サブからメイン)
02.スッペシャルジェネレ~ション(メイン)
オープニングV
03.BERRY FIELDS(途中登場)
MC
04.VERY BEAUTY(メイン)
05.笑っちゃおうよ BOYFRIEND(メイン→サブ)
06.ハピネス~幸福歓迎!!~(サブ→メイン)
07.昼・サクラハラクサ 夜・桜→入学式(メイン)
MC
08.日直~芸能人の会話~(徳永・熊井)(サブ)
09.恋はひっぱりだこ(嗣永)(サブ)
10.図書室待機(清水・夏焼・須藤)(サブ)
11.愛する人の名前を日記に(菅谷→全員)(サブ→メイン)
12.素肌ピチピチ(メイン)
13.TODAY IS MY BIRTHDAY(メイン)
VTR ありがとう!おともだち。
14.あなたなしでは生きてゆけない(メイン)
15.ファイティングポーズはダテじゃない!(メイン→サブ)
16.ピリリと行こう!(サブ→メイン)
MC
17.あいたいけど…(メイン)
18.胸さわぎスカーレット(メイン)
19.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?(メイン→サブ)
20.友情 純情 oh 青春(サブ→メイン)
EN01.恋の呪縛(メイン→サブ)
MC
EN02.Bye Bye またね(サブ→メイン)



<2013年の追記>
 もうこのコンサートから6年以上の月日が流れてしまった。そんな長さは感じていないけれど、実際にメンバーの姿を見ると年月の経過を感じます。
 この頃発売されたシングル「VERY BEAUTY」はそんなメンバーの日々移り変わっていく成長を描いた名曲です。この曲に描かれている人物と同じように、メンバーはここから毎日いろんな事に思いを馳せながら、悩み喜び大人になっていったのでしょう。

 正直言って、この公演のあった時期のベリの人気はまだ大会場でコンサートをやれるようなものではなかったし、ハロプロ自体の人気も下降線を描いていた時期でした。だからこそ、私はこの公演をステップアップにして、来年再来年はもっと大会場が似合うアイドルになってほしいと心で願っていました。そして現在。

 ようやくBerryz工房は大会場に帰ってきた。それも、メンバーがずっと「目標」としてコンサートをやりたい場所だと想いを寄せていたあの日本武道館。もうその日は来週なんだなという事が実感出来ないまま、こうしてブログで気持ちを高める記事をアップしてみました。もう少しBerryz工房の話題を書いた記事を続ける予定なのでお付き合いください。


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