昨日(6月6日)、ソニーから新型デジタル一眼レフカメラ「α100」が発表されました。(ソニーのαシリーズ専門サイトは、こちらを参照)
今年1月のコニカミノルタ写真事業撤退を受けて、ソニーがミノルタ一眼レフ部門を引き継いだものですが、昨日発表になった情報によると、従来のαレンズでお馴染みなレンズは勿論、ミノルタレンズ技術の結晶である高性能レンズシリーズ「Gレンズ」も引き継がれ、更にソニーのデジカメ「サイバーショット」シリーズに付いている事でお馴染みの、ドイツの名門レンズブランド「カールツァイス」レンズも三本用意されました。(レンズのラインナップについては、上のソニーαサイトにあります)
今回発表されたレンズのほとんどは、フィルムカメラのミノルタαシリーズにも装着可能でして(当たり前な話ではありますが)、上記のツァイスレンズも装着可能です。私の家にある20年前のαシリーズ最上位機種「α-9000」にも、もちろん「世界のツァイス」が装着出来る訳です。
肝心のツァイスのお値段は、三本とも六桁円ではありますが。
α100の方も、αデジタルシリーズの特徴を受け継いで、ボディ内蔵手ブレ補正機能はもちろん、ミノルタ伝統の見やすいファインダー、扱いやすいダイヤルやボタンなど、ソニー色よりミノルタ色が強い一台になっております。レンズ交換時にボディ内部にホコリが入るのを防ぐ「アンチダスト」機能も見所。
一般的には、1000万画素を超える性能で十万円前後の安価!というのが話題になりそうです。ソニーの宣伝力を持ってすれば、「デジカメでも良い機種作っていたのに、宣伝不足で一般層に浸透しなかった」ミノルタのような事にはならないかと、期待を込めてみたり。
噂では、開発には旧コニカミノルタのスタッフは勿論、昨年限りで写真事業から撤退した京セラコンタックスのスタッフも関わっているという話も聞こえてきます。
かつてのドイツの名門ブランド「コンタックス」を、高級カメラブランド「コンタックス」として確立した京セラ。コンタックスのカメラに付いているレンズは「カールツァイス」だけに、そんなドリーム度満点な噂を妄想するのも楽しい事でしょう。こうなったら、コニカも!という訳で、「コニカ ヘキサノンレンズ」も希望します。
今日のBGM 太陽・神様・少年 / 野田幹子 (ミノルタα-7000 CMソング)