今日は、℃-uteやBuono!の新曲イベントがあったのですが、HANGRY&ANGRYのライブが東京でありました。客席の雰囲気も良く、非常に盛り上がったみたいです。先日の石川梨華さんのライブでも改めて思いましたが、いわゆるエルダ系(もうエルダーという組分けはないけど、適切な呼び名が浮かばない)のライブは大抵居心地の良い空間です。
例えば、モーニング娘。初代エース安倍なつみさん。
なっちの客層はハッキリ言って高年齢です(^^; でも、だからなのか客席の雰囲気がなんかほのぼのしています。なっちの歌、トークをじっくり聴こう。そういう腰の据わった大人な態度です。でも、声援はあくまで熱く。
昨年行われたなっちコンサートの東京公演。なっちを初めて観た友人が「アンコールを求めるコールの声量が大きくて驚いた」と言っていました。歌はじっくり聴くなっちヲタですが、ここぞという時は凄いパワー。団結力はかなりなものです。
安倍なつみ 愛しき人
このコンサートは、なっちの誕生日(8月10日)に行われたもので、観客が白いサイリウムを用意して祝福した訳ですが、なっちが驚いて泣いてしまい歌えなくなった瞬間、観客がすぐ合唱になるというのが凄いです。ちなみに、この曲はアルバム曲です。カメラワークも絶妙です。
そして、後藤真希さんライブ。
ごっちんのライブの客席の一体感も凄かった。トークを始める際に、毎回客席から「ごっちんコール」が起こるほど熱狂的空間でした。
今のハロプロにあれに近いノリのものがないのは、ちょっと残念でもあります。強いて言えば、客席が凄い時の℃-uteが少し近いかも。
後藤真希 抱いてよ! PLEASE GO ON
映像で見る以上に現場は凄い事になっている曲です。客席の熱気にステージも引きずられて気温を上げていく曲。
更に、メロン記念日。
メロンヲタの凄まじさは今更言うまでもありません。このブログにも参戦記事を何度か書きましたが、一体感と爆発度の高さではハロプロ関係でトップクラスの現場だと思います。
真夏のスタンディングライブ、暑さで退席していく客を何度も見ました。あまりの暑さに水を撒く前方の客も見ました。
歌の時はそれほど熱くタテノリ一直線な客席が、トークではステージ上のメロンとボケたり突っ込んだり。そんなメリハリある態度も、エルダ系ならではでしょうか。
メロン記念日 This is 運命
ライブハウスでの映像ですが、客席の声を「かなり」絞っています。メロンヲタの声のボリュームは他の追随を許さないほどのレベルですから、編集無しで収録するのは難しかったと思われます。最後の方にダイブしている客が映っているのはご愛敬(苦笑)。
とどめは、松浦亜弥さん。
あややコンの雰囲気については、このブログにもさんざん書いてきましたが、とにかく客席の態度が大人です。ステージに対してガッツキ過ぎず、ノル時はノルけれど、バラードは静かに聴く(当たり前な事ではありますが)。
そして、トークでは思いっきりあややにいじられ、いじり返す(笑)。ステージと客席の呼吸がズレているようで実はピッタリ。
こう書くと初めて観に来た人はついていけない空間に思われそうですが、決してそんな事はなく。むしろ、今のハロプロ勢も含めて、ハロプロ関係で一番コンサート初心者が楽しみやすい空間です。
それは、客席側が一体感とかを追求していないからだと言えそうです。つまり、皆が思い思いに楽しんでいる。
私はいつもあややコンに行く度に思うのは、サイリウム祭だ、推しジャンプだと、必死に盛り上がりを作ったり、必死に演者にアピールも良いけれど、それをしなくても楽しいコンサートは作れるのだという事です。
松浦亜弥 ナビが壊れた王子様 (LOVE CHANCE)
敢えて割と最近の映像を。こんな風に、最近のコンサートも聴く曲、ノル曲でメリハリあるコンサートをしていました。
エルダ系に比べると今のハロプロ勢は、メンバーの若さゆえにか、客席のノリも若い。時には暴走してしまう事もありますが、熱く盛り上がる事自体は悪くない。客席の盛り上がり方も色々あるように、メンバーのステージングも色々です。色々ある中から選べるというのも、楽しみとしては大きいですよね。
現行のハロプロ関係は客席が熱すぎてちょっと…という方は、エルダ系もいかがですか?何日間もかけて回るツアーはあまりやらないものの、細かく色々ライブをやっています。私は、来月のメロン、三月の音楽ガッタス、そして今年こそは中澤裕子さんのバースデーライブに行ってみたいと思っています。中澤さんは、トーク時間が異様に長く、公演時間は三時間という噂を聞き、ますます興味をそそられ行きたくなるのです。
中澤裕子 ウソつきあんた
音楽ガッタス DREAMIN’.