Berryz工房夏ツアー東京公演、本日13日の昼公演行ってきました!
座席が市原に続いてまた左端だったりして、「熊サイド!」でした。その熊ちゃんなんですが、人気が…
あのラジオ発言の影響なのか、背がデカくなり過ぎたのか、原因不明ですが、(たまたまなのかもしれませんが)声援のボリュームが第7位な気がしました。その半面、千奈美や茉麻の人気が上がっている気がしました。ガンバレ熊井ちゃん!
熊井ヲタ注目のバースデーTシャツは、発売開始となった名古屋公演で売り切れとなり、中野では買えず… そして、市原で発売開始だった茉麻バースデーTシャツも名古屋で完売だとか。
もう少しで買える順番が来るところで、売り切れて買えなかった春の梨沙子Tシャツに続いて、またまた不覚。
さて、この日買ったグッズは、市原では荷物になるので買わなかったDVDマガジンVOL.6、VOL.7にトレーディングポスター第二弾を1枚(結果は茉麻)。そして、日替わりパスが梨沙子だったので即買い!
終演後、合流した友人夫妻の話だと、梨沙子パスは昼公演が終わる前に売り切れになったそうなので、開演前に買えてラッキーでした。
その友人には、日替わり写真セットA,Bを購入。私は、市原で日替わり写真セットは買ったので、デザインが違うのは承知の上で今日のはスルーしました。最近、写真は買い過ぎないように自重しております。
ライブの方ですが、特にアクシデントもなく進行。メンバーはお疲れモードに見えなくもなかったですが、自分の席はやや後ろの席だったので、実際のところは不明。
疲労度と言えば、梨沙子の動きが心配でしたが、梨沙子ソロめちゃホリ、通称「りしゃホリ」では足も上がらず、全然「ズバッと」していませんでした。いつもの事ではあるみたいですが(^^;)
客席は、今日も周りは梨沙子ヲタや桃子ヲタが多かったです。自分の隣に、友理奈ヲタが来る日はやってきますかな。ちなみに、後ろに茉麻の名前かたどったサイリウム持った女の子いました。がんがれ!
私のベリ2006夏ツアーはこれにて終了。静岡、仙台、大阪に行かれる方は頑張ってください。大阪は雅バースデーTシャツ発売かな?雅のはどんなデザインになるか楽しみです。で、雅もいいですが、友理奈バースデーTシャツ再販希望!(無理だとは思いますが)
今日のBGM 笑っちゃおうよ BOY FRIEND / Berryz工房
この日、誕生日を迎えた安倍なつみさんが、ゲストとしてフランツ王子を演じるとあって、多くのなちヲタが来場。
客席では普段の娘。ライブとは異なり、推しTを着てる人は少なめ。しかし、やたら青いTシャツが目につく。背中のプリントを見たら、なっち誕生日Tでした(^_^;)
先日行われたディナーショーで販売された品です。
私の席は前の方のセンターだったのですが、回りはなちヲタだらけ(苦笑)。
そんな彼等は、劇が終わったあとの歌のコーナーになっちが出てきた瞬間「なっち~!」と普段のライブ並の声援。着てる物だけにとどまらず、応援姿勢までライブノリとは…(泣) 一応、なちヲタ達の名誉のために書いておきますが、劇中は静かでした(^_^;)
でも、娘。ヲタは劇だけでなく歌の時も、ヲタ芸は勿論コールも合いの手も無し、手拍子だけで観ておりましたので、そのギャップが… なっち出てきて雰囲気一変しましたから(苦笑)
ところで、ミュージカルではレスなんて来ないだろうと皆さんはお考えでしょうか?実際、普通にレスは来ません(^_^;)
でも、レスとはちょっと違うけど嬉しい出来事が!
さゆれなが、大臣の息子(小春)の嫁を探すというシーンで、二人が歌いながら客席に向かって指差しするという振り付けがあります。そのシーンで、さゆを見ていたら、さゆがこちらに向かって「直球ど真ん中!な指差し」をくれたのです。視線もモロに来ました(^_^;)ほんの数秒でしたが、思わず頬も緩みそうな一瞬でした(^_^)v
しかも、歌の最後の方でまたキタ!
さゆヲタで良かった(爆)
この日購入したグッズは、愛ちゃん写真セットとトレピン一枚。
結果は「マコ」でも「亀」でもなく、珍しくれいなが出ました。不本意カナ(苦笑)。
リボンの騎士ミュージカル観に行ってきました。早速レポートを!
この日の会場は満員。観客は劇中でも静かに観ておりいい雰囲気でした。静かに舞台を観るなんて当たり前の事ですが、過去の娘。ミュージカルでは「ヤジを飛ばす」、「推しメンの名を叫ぶ」、「何度も観て展開知っている人がネタバレを叫ぶ」などの非常識行為があったのでした。
2001~2004まで過去4回行われてきた娘。ミュージカルとは、一線を画す今回のミュージカルは、「モーニング娘。初の本格ミュージカル」と謳われております。宝塚歌劇団のスタッフを招いた今公演。今までとの変更点は、「バックの音楽が生演奏」、「出演者の数を少なめにした」、「劇中で歌われる曲がポップ調のものではなくなり、唱法がミュージカル的なものになった」などなど。そういった改革が良い意味での緊張感になり、客席にも伝わりマナー良く進んだのではないかと思います。
まだまだ、本格的というには課題も見え隠れしましたが、それはともかく期待以上の内容でした。では、個人への感想を。
スーパーライブグループな「現」モーニング娘。の象徴とも言える「ライブの女王」田中れいな。れいなはミュージカル的な歌の世界はやや不向き?と感じました。消化不良な感もありつつも、等身大な魅力は出せていたのではないでしょうか。
消化不良と言えば新垣里沙。ガキさんも、ライブでの隠し味的な存在感はこの舞台では出し切れていない感じで残念。歌に関しては、大丈夫だろうと思われた二人が、ミュージカル的な世界を苦手としていそうな気配なのに対して、亀井絵里、道重さゆみ、この二人は歌唱に難アリと思われているだけに、指導に合わせて歌唱スタイル変更も容易なのか、上手くはないなりにこなしていて驚き。次回ミュージカルは、この二人をどういう役に就かせるかという興味も湧きました。さゆは、スタイル的にも舞台映えしますね。
美勇伝も思ったより出番あって驚き。三好岡田はまだ拙さも感じられたけど、この辺りは場数踏んで伸びてもらいたいものです。
その点、場数ある程度踏んでいる石川さんはいい存在感出してました。安倍・松浦ゲスト出演の回以外では、フランツ王子役もこなしているため、今公演は二役まかされている石川さん。セリフ回しや表情が良かったです。
存在感と言えば、今公演を最後にモーニング娘。を卒業する小川麻琴。マコは安定した存在感で吉澤大臣などに絡んでいました。来年以降もマコは娘。ミュージカルに出演して欲しい!今回、OGの石川さんもレギュラーで出ている事だし問題はないはず。マコはテレビより舞台で活きる人だと実感しました。
そのマコと並んで、大臣の息子として持ち味発揮の久住小春。物怖じしないキャラがここでも発揮され、少年チックな味も出せて成功でした。歌はまだまだでしたが、初ミュージカルでここまで出来れば大したもの。
さて、今公演注目の三人の話題に行く前に、サファイアの両親役を「務めたマルシアさんと宝塚の箙かおるさん。この二人のステージングはまさに「これぞプロ!」というものでした。マルシアさんの気品ある歌声は役に同化してましたし、箙さんの圧倒的な歌声・セリフまわしは劇の緊張感を高めていました。
モーニング娘。や美勇伝のメンバーが二人から学ぶべき点はたくさんあると思います。そして、観ている我々も。
さて、各方面から注目の三人です。まずは、吉澤ひとみ。吉澤さんは見事なまでにハマリ役で、立ち居振る舞い、セリフの力強さ、そして歌の迫力!ハッキリ言ってここまで出来る人だったとは!脱帽しました。吉澤ヲタな人は絶対今公演は観た方が良いです。なにしろ、自分も昨日観てから吉澤㈱が大幅アップしましたから。
そして、藤本美貴。魔女役の彼女は出番は多くないものの、圧倒的なパフォーマンスで強烈なインパクトを残しました。娘。メンバーで一番声量があり、その歌声は力強く、重要な場面での登場だった事もあるとはいえ「出番が少なくてもインパクトは残せる」を見事実践。実は舞台向きな人だった!という意外性を発揮した吉澤藤本コンビが、劇にメリハリ与えてて満足。美貴ヲタは絶対、生でこの迫力を観ておいた方が良いと思います。
最後は主役の高橋愛。愛ちゃんは、サファイア王子の時の凛々しい佇まいと、フランツ王子とダンスを踊る謎の女性の時のしなやかな動きと、見事に男女を使い分けていました。やはり、この人のダンスは綺麗。そして何より歌!彼女が本来歌いたいジャンルはこういうミュージカルの曲のようなジャンルであろう事は周知の事実ですが、さすが綺麗に歌声を響かせていました。セリフの抑揚をもう少ししっかりさせれば、更に良くなるのではと思いましたが、現状でも相当なものです。今後に期待と可能性を感じさせるステージでした。愛ヲタならリボンの騎士は絶対観て損はないです。
普段、テレビで見せるモーニング娘。とは違った姿が見られて大変満足な公演です。ヲタばかりではなく、一般の方も少なからず観に来ているようで、思ったより歌が上手いので驚いたという感想もいくつかネットで見ました。こうして、今回のステージが娘。のイメージアップにもなっているかと思うと嬉しいです。
時にはテレビで、こういうモーニング娘。も見せてほしいものですが、やはり舞台の魅力は「生」が一番でしょうね。出来るだけ多くの人に観てもらいたい公演でした。
本日のゲストは、なっち。今日が25歳の誕生日です。
狼では、なちヲタが歌の時にサイリウム振ったり、立ち上がったりしないか心配とスレが立ってました。なんでも、辻ヲタが出来たんだから、なちヲタも我慢出来るような?という論調で進行してたみたいです。
歌の時に、サイリウム振らない、立ち上がらない、という流れになってるのは喜ばしいです。
さて、巷で噂のリボンの騎士。どんなステージか?楽しみで気分↑↑で行ってきます。
日本代表の新監督イビチャ・オシム率いる新生日本代表の初戦です。
この日本代表チームが、初選出となる選手の多いチーム構成になってて、その点は非常に興味深いところです。
ここ数年の日本代表をとりまく、マスコミ、(サポーターではなくミーハーな)ファン、協会、の浮かれモード三原則とスター興行主義にウンザリしてたので、Jチームの監督をやってきてJをよく知るオシムが、名前でもスター性でもなく、実力と将来性を加味した人選をした事に拍手を送っております。
「バカ騒ぎ」という形容詞を付けたくなる放送を繰り返してきた某民放TV局、意味がわからない親善試合を増やし収入を上げてきたサッカー協会、必要以上に前に出てくる某スポンサー、みんな今回の代表の顔触れにとまどっている事かと。
一時的に視聴率も伸び悩むでしょうが、これで良いと思います。サッカーの代表チームは、人気選手顔見せ会じゃないという事をわかっているファンを育ててれば良し。もうミーハーな中継、ミーハーな会場の雰囲気はいらない!
皮肉にも昨日のTV中継は、いつもどおりな流れで進み、スポンサー商品と役員の紹介は流すのに、選手入場をCMでカットし、試合後のインタビューも中継しない放送姿勢は、今までと変わらないものでした。
しかし、選手の動きには今後に期待を抱かせるプレイもあり、意識の変化も汲み取れました。またサポーターの応援スタイルにも、一部サポーターが定番曲ではない歌を取り入れるなど変化の兆しは見られるのが光明です。
ここ数年、代表の親善試合はほとんどマトモに見てませんでしたが、今後は注目していきたいと思います。
今回のBGM Go West / 原曲~ウルトラスのまで、全てのバージョン
台風が頻繁にやってくる季節になりました。この季節の旅は台風情報も気になります。
ある年の旅も、台風情報を気にしながらの旅でした。
台風が西日本に迫っているという情報を聞きながら、私は夕方和歌山県へとやってきた。空は快晴、和歌山市の少し南にある海南という町に着くと、夏の夕方の強い陽射しにホームが照らされていた。
JR紀勢本線海南駅を降り、線路づたいに歩いて駅裏へと回った。そこには、野上電気鉄道という私鉄の駅があった。田舎の古い米屋を思わせる古く小さい駅舎に掲げられた看板には「海南駅」ではなく、「日方駅」と書かれている。
木の戸を開け駅舎に入り、一番線しかない狭いホームに出ると、クリーム色と赤に塗られたかなり古い電車が停まっていた。少し曇った窓ガラス、硬い座席、木の床、平成の時代から昭和初期にタイムスリップしたかのような車内。私は、持っていた旅カメラ「ミノルタ マックテレ」で何枚か写真を撮った。
夕方、町の始発駅から出る列車は全国どこでも、大抵は学校帰りの高校生で賑わっているのだが、夏休みとあってか二両編成の車内は閑散としていた。
僅かな乗客を乗せ、古い電車はゆっくりと動き出した。床から聞こえてくる重低音のモーター音をBGMに、田園地帯を往く。やがて、田んぼも人家も車窓から減り始め、右手に小さな川が寄り添い始めた。緩やかに山間へと景色が変わっていく。終点の駅名は「登山口」といった。山の麓の小さな集落にある駅だった。
駅を出て、集落を散歩する。傾き始めた太陽が、細い路地を照らす。やがて太陽が山に隠れた頃、時報とともに「遠き山に日が落ちて」のメロディが集落に流れた。
帰りの電車も空いていた。野上電鉄は廃止されるらしい。それでも、廃止反対の看板も無く、客も少なく、けだるそうに切符を回収する若い車掌の姿だけが生々しい現実のように思えた。
日没の海南の町を歩き、港を眺めたりしてきた私は、町の片隅にあった「宮前湯」という銭湯に入った。「宮前」という名が気に入ったのだ。宮前駅も和歌山駅の隣にある。
風呂上がりに夕食を求め、一軒の店に入った。先ほど野上電鉄日方駅に行く途中に見つけた店で、入ってみるとカウンターだけの店で、定員5人程度の規模の店。店を一人仕切っているのは40代と思われるおかみさんだった。
おかみさんは、一見さんである私に「どこからおいでになりました?」と聞いてきた。私の答えを聞いて、横にいた常連客二人のうちの一人が「今、Jリーグで盛り上がっている所だね」と話に加わってきた。
話が盛り上がってきたところで、私はおかみさんの後ろの棚にあった和歌山の地酒「祝砲」を頼み、和歌山の話に花を咲かせた。
常連客二人のお兄さんは楽しい人達で、すっかり気に入られた私は、一人のお兄さんに「明日、俺の車で和歌山を案内するよ。和歌山城とか見に行こう」とお誘いまで受けた。
残念ながら、私は今晩新大阪から夜行列車に乗って明日、広島へと向かう。
おかみさんは、明日は台風だから広島の方には行けないから、和歌山に泊まっていけと言う。お兄さん達も心配してくれた。
親切が身にしみながら私は厚く礼を述べて、新大阪へと向かうために店を出た。おかみさんも常連客も気さくで良い人達だった。紀勢本線~阪和線と乗り継ぎの電車の中で私は、野上電鉄と海南の町を包んでいた夕陽を思い出していた。
九州へ向かう夜行列車はこの日運休だったが、広島行きは運転していて、私はなんとか夜行列車に乗る事が出来た。
今回のBGM サイレント・サマー / ribbon
亀ちゃんの寒いギャグにツッコミのブーイングはしても、ハロプロのヲタは怒りのブーイングとかはやらないですね。
サッカーのサポーターは時に、叱咤激励の意味を込めたブーイングをします。それは「愛のムチ」みたいなものでしょうか。
奇しくも昨日、ガッタスの試合が行われました。吉澤藤本石川辻をミュージカルで欠くガッタスは、リトルガッタス(ベリや℃のハロプロキッズなどで構成)を混成したチームを作って試合に臨んだのだそうです。
結果は芳しくなく、辻の代わりにゴールを守った茉麻や梅さんにはブーイングが飛んだそうです。
その場にいなかったので、ブーイングの意味や本質については書けませんが、以前から思っていた事がここでまた脳裏に浮かびました。
ガッタスは同好会?それとも部活?
そもそも、ガッタスって女の子にフットサルに興味を持ってもらうための存在だったはず。
いつしか、同好会ノリから真剣度が増して部活ノリになったわけですが、果たしてガッタスには「サッカーチーム」として接するのか、「アイドル」として接するのが良いのか…
ブーイングを飛ばした人達は、「サッカーチーム」としてガッタスを観てるんでしょうね。
アイドルフットサル、最近は各チームが真剣度が上がり、「なんか違うよなあ」と思ってた矢先のブーイング。
リトルのメンバーはまだ試合に出られるレベルじゃない員数合わせ出場だし、プロじゃないアイドルのフットサルなんだから、楽しく温かくでダメなのか?というのが私的意見です。
金取って見せているんだから、プロみたいなモンだと言えば確かにそうなんですけどね。自分としては、プレイ云々を語るレベルの大会じゃないだろ。という気持ちです。
そういえば、先日までクラブユース日本選手権やってまして、いくつかのJチームのサポーターもユースの選手達の応援に駆け付けてたみたいですが、そこではどんな雰囲気だったのかな?
ユース選手相手に、負けたらブーイングではなかったと思います。あくまで、想像ですが。
夏というのは、出歩くには不向きな季節。だけどどこかに行きたくなる季節。
そんな夏の旅。私自身の夏の旅の体験談をピックアップして、いくつか紹介していきたいと思います。では、始まり始まり。
それは、今からだいぶ昔の話。私にとって初めての夜行列車体験だった。東京駅のホームに、列車の発車時間の二時間以上も前から並び、青春18きっぷ片手に東海道本線大垣行き、通称「大垣夜行」に乗った。
通路まで人が溢れるほどの満員。私は通路側の席になんとか座る事が出来た。向かい合わせの座席に同席した旅慣れたお兄さんが、「靴を脱いだ方が楽ですよ」と持参の新聞紙を床に敷いてくれた。
列車は車内灯を減光もせず西に向かって走り続けたが、静岡県に入って間もなく真っ暗なホームの駅に停車した。駅名標を見ると「ゆい 由比」と書いてあった。いつまで経っても列車は発車する気配がなく、やがて前を走る貨物列車にトラブルがあったため、この駅に停車している旨がアナウンスされた。
いつまで経っても眠気が訪れず、列車も走る気配なくで、私はホームに降りて気分転換をした。ホームの隅の灯だけが明るい静かな駅は、潮の香りを乗せた風が心地よく、ベンチにしばらく座ってホーム灯に集まる夏虫を眺めていた。
翌朝、列車は定刻から一時間以上も遅れて名古屋に着いた。疲れた私は終点の大垣まで行かず、名古屋で一旦降りた。初の夜行体験に、浜松まで眠れず睡眠不足気味な私は、気分転換に岐阜までは名鉄パノラマカーに乗り、名鉄新岐阜駅で朝食にきしめんを食べた。
東海道本線を乗り継ぎ、どうにか京都までやって来た私は、山陰本線に乗り換えてこの日の目的地「福井県小浜市」に向かった。嵯峨野の竹藪、保津峡の眺め、眠い気分も覚める風景を見ながら綾部(京都府)という駅で舞鶴線に乗り換えた。
綾部駅のホームに入ってきた小浜行きは、関西方面から直通でやってきた列車なので混んでいた。私はどうにか空いている場所を見つけ座った。楽しげに会話するおばあちゃん一人に高校生くらいの女の子二人が相席だった。
話のはずんでいた三人は実は他人同士で、西舞鶴で女の子達は降りた。おばあちゃんは今度は「どちらまで?」と私に話しかけてきた。「若い人達は夏になると小浜に行く人が多いですね」と言うおばあちゃん曰く、小浜は海水浴で有名な町なのだそうだ。
おばあちゃんは次の東舞鶴で降りた。列車はこの頃にはガラガラになり、思ったほど小浜に行く人は多くないように思えた。海水浴へは車が主流なのだろう。車窓に映る日本海は夏だというのにややモノトーンな暗さがあった。
小浜には夕方四時過ぎに着いた。一時間ちょっとしか寝ていないのに元気な私は、レンタサイクルを借りて町中を走った。小浜は「海のある奈良」と呼ばれるほど寺社が多いのだけど、立ち寄らずにひたすら町散策をした。古びた路地の多い町だ。
夜は「ユースホステル」に泊まる事になっていた。ユースホステルとは、主に十代の若者を対象とした安価な宿泊施設だ。予約葉書には「日が暮れてきたらタクシーで来るように」という注意書きがあり、それに従いタクシーで向かった。海を見下ろす小山の上に建物があった。
ユースホステルは教育的施設な側面もあるため、場所によっては宿泊者ミーティングなどが行われたりするらしいのだが小浜はなく、簡素なおかずの夕食を食べ風呂に入ると、する事がなくなり眠気も手伝い部屋のベッドに入った。部屋は相部屋で、私以外の人達は仲間同士らしく、ラジカセをかけながら静かに会話が盛り上がっていた。クーラーなどなく扇風機が回るだけの部屋だったけど、睡眠不足であっという間に眠ってしまった。
翌朝、夕食以上に簡素なおかずの朝食に絶句し、「まあ若いうちはこういうのも勉強」と思いながら、食べ終えた食器を洗っていた(ユースホステルは、食器は自分で洗う)。すると、隣に自分より明らかに年下な女の子がやってきて、「食器はここでいいんですか?」と聞いてきた。周りは年上風ばかりだったので、ちょっと嬉しくなった。
朝食後、チェックアウトを済ませ、「行きはタクシーで来たけど、帰りはどうしたらよいものか」と玄関先で悩んでいた私に、さきほど話しかけてきた女の子が再びやってきて「帰るんですか?」と声をかけてきた。成り行きで、一緒に駅まで行きましょう!という事になった。
山の坂道を下りながら自己紹介をした。彼女は兵庫県西宮から舞鶴に住む親戚の家まで遊びにやってきた中学生だった。一泊だけ社会勉強にとユースホステルに泊まり、小浜市内の寺社を昨日見て回ったのだそうだ。
彼女は、神奈川県から来た私に、「いつか湘南に行ってみたい!」と目を輝かせて話してきた。明るい笑顔で真面目そうな雰囲気の彼女は、好きな歌手は渡辺美里だと言った。その日、私は名古屋に、とあるコンサートを観に行く日だった。私の着ている黄色の「HIP'S ROAD」のTシャツは、わかる人にはわかる代物だった。今で言えばヲタシャツみたいな物だ。
小浜駅で名残惜しく別れた彼女とは、その後一度も会った事はない。今頃、どうしているかな?と時々思い出したりしている。
今回のBGM Teenage Walk / 渡辺美里
先に店でお買い物済ませてた友人のBさんとハロショ渋谷店で合流。自分は久々のハロショでしたが、今日の購入品は熊井友理奈BDカードと、℃-uteのCD稚内Zこと「わっきゃない(Z)」。
稚内は去年末からステージで歌われている曲なので、ヲタには馴染み深い曲。やっとCD化されたか!との思いにかられる一枚です。
ジャケ写のマイマイが、代々木コン同様にグラサン着用。これからメガネっ子で売っていくのかな?(爆)
渋谷店、レジの子が笑顔で「会員証ありますか?」と聞いてきました。自分のFC会員証、先月で期限切れてるので、会員特典トレカは貰えません。小春やベリや娘。のトレカがありました。
渋谷は店員の子の愛想が割と良くて好感持ってます。この日の、レジおよび商品受け渡しは愛想ヨカタ。
次は、友人と原宿へと電車移動。隣駅原宿まで電車使った訳は、竹下口通路に貼り出されたベリ新曲ポスター見るためでした(^_^;)
あわよくば携帯で写真撮ろうと思いましたが、休日の原宿駅は人通りが多く、通行人がどうしてもフレームに入ってしまう!
何枚か撮りましたが、通行人写ってるので編集面倒になり、ブログには載せませんm(_ _)m
ポスターがどんななのか見たい方は、リンクにある「side_B」に友人および友人の旦那さんが撮影した写真ありますので、拝見ください(宣伝(^O^))
ポスターは、出来良かったです。特にソロ!
全員のverと一人ずつのverが貼られてて、一人のが秀逸な出来。階段降りて曲がったところにいきなりある友理奈のが特に欲しい!
残念ながら、ポスター貼り出しは今日までだそうです。
原宿では、ハロショ~娯楽という定番コース。娯楽でリボンの騎士や、ベリ中野公演のチケットを見てみました。相場はそれほど高くなかったので、予定になかったベリ中野も行きたくなったりしました(^_^;)
その後は、サテンでヲタトーク。定番です。
それにしても、最近よく原宿来てるな自分。遥か昔は服買いに来てたりしてた町だったけど、今やハロプロ関係で来る町になっております。
今日のBGM わっきゃない(Z) / ℃-ute
旅に持っていくカメラは何にしようかなと考えている最中、昨晩ヤフオクで面白い物件を発見して早速入札してみました。
相場よりかなり安いそのカメラは、動作問題なし、外観にはかなり使用感があるという代物でした。
そのカメラは、29年前に登場したカメラで、シルバー塗装とブラック塗装があります。
その内、ブラック塗装のモデルはドイツの名門ライカに使われている仕上げで作られており、塗装が落ちにくいという仕上げの良い一品です。
そのブラックモデルを前から狙っているので、使用感大いに有りとはいえ、そのヤフオクの物件は気になりました。
外観が綺麗でない方が、実用機として気兼なく使えるとも考えて、そのカメラの相場からするとかなり安い金額で入札しました。
結果は終了間際に、自分の金額に僅かな上乗せで入札した人が現れ、負けてしまいました。
実は昨晩は、あるチケットの件でも入札してたのですが、こちらも終了間際に入札があり負けました。
どちらの物件も、終了時間までは動きがなく油断してました。心のどこかに「是が非でも欲しいものでもない」という気の緩みがあったのも確かでした。
いざ落札出来ないと、悔しくて惜しい事をしたという気持ちになるのは、我ながら調子者だなと呆れます。
落札出来なかったあのカメラを持って、夏の旅をしている妄想などしてみたり。
限定グッズの類も、購入を悩むなら即買いした方が後々良いように、物を買う時は中途半端な気持ちではいけないなと、改めて勉強させられた一件でした。
皆さんにも、夏の限定グッズ(ツアー、ミュージカル、ハロショなどなど)は、悩まず即買いを推奨します。
今回のBGM ショッピンGU! / 松浦亜弥