以前、大変なインド好きのお稽古仲間がいました。
Kさんです(旧姓Sさん)。
(いつも、ブログを見てくださって、ありがとうね)
以前に、彼女のお友だちが
私たちのカジュアルなお茶会に遊びに来てくださったときに、
インドサリーを着てこられました。
インドシルクの光沢のある生地がとても美しいサリーでした。
それを見たY先生。
Kさんに、次にインドに行ったら、
シルクのサリーを買ってきてほしいとお願いしたそうな。
その話は初めてうかがいましたが、
そのサリーから仕立てられたというお着物が、
今回の初釜に初登場!
前はこんな感じ。
裾もきれいに柄を合わせられています。
袖口がややオリエンタルな香り。
サリーは6mもあるそうで、
だから着物を仕立てるのに十分だったとか。
そうか、インドの女性たちは、
6mもの布地をぐるぐる身体に巻きつけているんですね。
小さな刺繍が、まるで紋のようでした。
お茶の世界に「見立て」というものがあります。
道具として作られたものではないものを道具に見立てて用いることですが、
このお着物も素敵な「見立て」でした。
(S・K)
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