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「『平和の日』青森の集い」を聴講して(PartⅣ)

2014年03月17日 | エンタメ

 先日、「第30回『平和の日』青森の集い」が開かれ、作家の浅田次郎日本ペンクラブ会長ら8人が4組に別れリレートークを行いました。<o:p></o:p>

3組目は、青森大学教授でエッセイスト、ジャーナリストとして活躍している見城美枝子さんと、女優の竹下景子さんが「こども」をテーマに、互いに子育ての経験や、震災で子どもを失った母親の悲しみ、子育てをめぐる環境の変化、世界の子どもたちの現状についてトークを繰り広げました。<o:p></o:p>

見城さんの一言。「日本の虐待の問題では、母親が当事者となるケースが父親を上回っている。母親が心豊かな状況でないと子どもは生きていけない。日本は平和な国のようだけど、豊かさの陰でいろいろなきしみが見える。<o:p></o:p>

竹下さんの一言。「昨年セネガルを訪れ、栄養不足の子どもたちが食べるということに必死な姿に出会った。そういう世界が現実にあるということを、日本の若い人たちには実際に行って、知ってほしい。せめて想像してほしい。」<o:p></o:p>

見城さんは4人、竹下さんは2人のお子さんを育てた経験かあるので、語る言葉に説得力があると思いました。<o:p></o:p>