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「『平和の日』青森の集い」を聴講して(PartⅤ)

2014年03月20日 | エンタメ

 先日、「第30回『平和の日』青森の集い」が開かれ、作家の浅田次郎日本ペンクラブ会長ら8人が4組に別れリレートークを行いました。<o:p></o:p>

 4組目は、浅田次郎会長と弘前市出身の作家長谷部日出雄さんが、「ふるさと」をテーマに楽しいトークを行いました。長谷部さんが、浅田さんの小説「壬生義士伝」は人間にとってのふるさととは何かを教えてくれる素晴らしい作品だと紹介。浅田さんは、「東北弁を耳にした時、音楽のようだと思った。フランス語のようにも聞こえる。僕らにすると南部弁も津軽弁も同じようなんだけど、違うんですね。」作家太宰治、版画家棟方志功、詩人高木恭造ら本県出身の文化人と方言をめぐるエピソードなどを披露。長谷部さんのよる津軽の昔話(「むがしこ」)の朗読には会場が笑いで和やかな雰囲気に包まれました。<o:p></o:p>

 早速、浅田さんの「壬生義士伝」を読みました。盛岡藩の脱藩浪士で新撰組隊士吉村貫一郎。彼がふるさとで待つ妻子を養うため必死に働く姿に感動です。<o:p></o:p>