コモディイイダ駅伝部ブログ

5年連続ニューイヤー駅伝駅伝出場決定

第69回十和田八幡平駅伝全国大会結果報告 ~お陰様で五郎谷選手 区間賞獲得~

2016-08-08 18:58:40 | レース結果
8月7日に開催された標記駅伝競走大会全5区間73.6kmの結果報告をさせて頂きます。



正式結果
2区途中棄権

~たくさんの応援を頂きましたが、2区の中継所まで200mの地点で、これ以上は危険と判断し監督として棄権を判断しました。
まず、ワロル選手の体調を報告させて頂きます。
2区のタイタスワロル選手は、最後まで意識が混濁している中「立たせて…」と後ろ向きに倒れながらもつぶやき、襷を抱えていました。
必ず、11月3日には再起してくれると信じています。
症状としては、救急車で一番近い病院へ搬送して頂き『熱中症』と診断されました。医師からは搬送された時に意識はほぼ無く、体温は42度という状態でしたが、点滴を3本打ち、7時間程、病院で休んだことで埼玉への帰宅許可が得られました。
大会後、皆で迎えに行き、一緒に帰りました。1日経過した本日、だいぶ回復したと報告を受けております。
ご心配頂いた皆様、ありがとうございました~

●結果報告

1区13.6km 木田貴大選手
区間18位 42分41秒 イイダ新記録
流れを決める重要区間の1区には、エース木田選手を登用。最初の平坦の5kmを14分50秒の先頭集団で通過。そこから登りに入り約600mで離されてしまいました。登りきった8km地点から5kmの下りで一気に前の選手たちに近づくも抜くことはできませんでしたが、ラストまで粘りの走りをみせてくれました。区間賞はSUBARUのレダマ選手が38分28秒の区間新記録。日本人トップはヤクルトの高宮選手(東京マラソン2016日本人トップ)が区間3位の40分27秒。目標は日本人トップと1分30秒差でしたので、プラス1分悪かったのが反省材料となります。



2区13.4km タイタスワロル選手
2区途中棄権(13.2km地点)
木田選手から襷をもらうと、本人も序盤は抑えていくと言っていた通り、冷静に前を追いました。ラフィネグループを抜き、10位に浮上、その前を行く警視庁など3チーム位まで10km地点で10秒差まで詰めたころから足取りが少し悪くなり、ラスト2kmからジョグに。その後、何度か停まりながらも給水を摂りましたが、ラスト200mで動けなくなり、残念ながら棄権の決断をしました。


3区16.2km 渡邊晋史選手 
区間9位 50分00秒 イイダ新記録
2区の途中棄権の連絡がないまま、無念の繰り上げスタート。駅伝は流れと良く言われる通り、こうした展開になると実力を発揮できないものですが、晋史選手が予想を良い意味で裏切る好走をしてくれました。37番手(ここからは順位が無いため○番手とさせて頂きます)でスタートした後、気温35度の中、エース区間でもある3区で日本人6位となる記録で18番手まで浮上。最後はセキノ興産Aチームのあの名ランナー松宮祐行選手に追いつき、最後は見事に引き離しました。まさにゲームチェンジャー(流れを変える走り)となりました。

更に、常に給水が必要な駅伝ではありますが、2区の対応もあり、晋史選手に給水を初めて渡せたのが10km手前・・・。
あとから晋史選手は『周りのチームが皆給水を伴走車からもらう中、地獄でした・・・』と。ごめんね、晋史。

ラストスパートで金子選手へ。

4区16.4km 金子晃裕選手
区間9位 53分07秒 イイダ新記録
気温37度というこの日最もきつい気候の中、最長区間を走る金子選手。後半8kmで標高200mを登るコースで金子選手は冷静に計画通りの走りをみせてくれました。ここで前を行くライバルの新電元工業さんを捉え、8km地点まで並走しながら走ります。ここでスポーツマンシップを感じることがありました。
ライバルでありながら、新電元工業さんは、金子選手にも自社の選手同様に給水をくれたり、スポンジをくれたり・・・。夏合宿も一緒にきつい練習をしてきましたので、2チームで前を追い自衛隊体育学校まで追いつき抜くことができました。
沿道でも新電元工業の皆様がたくさん応援して下さり、本当に力になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。



金子選手は3人を抜き、単独14番手に。

5区14.1km 五郎谷俊選手
区間1位 52分20秒 イイダ新記録

区間賞を絶対に獲得するぞ!と気合を入れてスタート。富士登山競走優勝の勢いそのままに、スタートを切りました。14.1kmで標高600mを駆け上がる難コース。山に入っても気温は34度・・・。例年よりも過酷なこの日は、どの区間も1分近く各チームが記録を落とす中、イイダの登りのスペシャリストは大健闘してくれました。最後は区間賞の走りで2人を抜き11番目でゴールしました。





最終結果
11番目でのゴール
4時間2分1秒(昨年は14位4時間3分12秒)

★3区 4区 5区の合計46.7kmで集計してみました。
1番 小森コーポレーション 2時間32分15秒
2番 ヤクルトA   2時間32分21秒
3番 八千代工業   2時間33分16秒
4番 JR東日本    2時間35分14秒
5番 コモディイイダ 2時間35分27秒
6番 スバル     2時間35分58秒
7番 TeamM×K 2時間36分19秒
8番 SGホールディングス2時間36分23秒
9番 警視庁     2時間36分38秒
10番 ヤクルトB 2時間37分11秒

目安でしかありませんが、間違いなく力はついてきています。今年は必ず予選突破してみせます!
ご声援の程、よろしくお願い致します。

★8月8日の五郎谷選手
朝6時半出勤で15時30分までの勤務。
疲れも見せずに頑張ってます。
コメント (13)
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