
じじいが紅葉にレンズを向けているとエリーは「なにしてるの」と待っています
この道は国道49号線を強清水に向かって登り切ったところから鍋沼に向かう水路脇の山の道です。
春の新緑は美しいし、夏は道脇に山百合咲いて薫ります。そして秋の紅葉もきれいです。なによりこんなきれいな道に人の姿がないのが嬉しいです。エリーがノーリードで歩ける山の道ですから。大事なエリーとじじいのなじみの道でした。
ススキの秋の釜沼の水はきれいです。エリーはここで遊ぶのが大好きです。時には鍋沼を一周するときもありました。「洗ってこい」そういうとエリーは喜んで沼に入って遊びます。

しばらく休んで「帰ろうか」といううと先の白い尾っぽを高くあげて10mくらい先を帰っていきます。帰りの道筋はちゃんとわかっています。白い尾を高く上げるのは先頭で橇をひく犬のしるしなのかもそれません。

万が一人の姿が見えた時は「待て」「お出で」と言えばすぐにとんできてじじいの左についてリードをハーネスにつけさせます。なんの心配もない秋の楽しい散歩道です。