とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

漁業が動き出した!!

2011-05-20 00:03:24 | 日記
漁業が動き出した!!




「岩手日報」ウエブ版によると、「県沿岸部の比較的早く復興が進む北部地域では主幹産業の漁業が動きだし、浜に活気が戻ってきた」と報じられている。
 「洋野町では天然ワカメ漁が始まり、例年の2倍の高値が漁業者の再スタートに弾みをつけているらしい。普代村ではメーンの秋サケ漁に向けできるだけ早い再開を目指し、定置網の修理が始まった」とか。
 
 「17日午前7時半。同町種市の角浜漁港で、種市漁協角浜生産部(大村文雄部長)の天然ワカメ収穫作業が始まった。津波の被災を免れた小船7隻が数百メートル沖に出て、十数人のウエットスーツの一団が素潜りで刈り取った。浜に上がったワカメは女性たちがナイフで器用に端を取り除き、町内の加工業者に引き渡した。収量は例年通りの計4・3トンで質も良し。浜での作業は笑顔が絶えなかった。」 

 いよいよ動き出した。日本の底力健在である。漁業が動き出せば、続いて他の企業も動き出す。やはり、日本は「現場力」がしっかりしている。
 それに引き換え、政治は何をしているか。まだ、目が覚めないようである。足の引っ張り合い、党利党略。議長まで混乱し出した。
 とにかく動き出さねばならない。政治は後からついてくる。いみじくもある漁業組合のお方がそう仰っていた。政治は後追い。これでいいかも知れない。日本は民間、現場が頼もしい。


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