クリスマス・イブ。この唄を聞いていますと、学生時代のことを思い出します。みんなあたふたとプレゼントを抱えて民間の学生寮から出ていきました。取り残された3名でやけくそのイブの会をしました。私は悪酔いして急性のアルコール中毒。苦しくなってもがいていると、友達か医者のところへ走っていきました。「ハイシーくれたぞ」。その友達は水を入れたコップとハイシーの一粒を渡しました。私は泡立つハイシーを飲み込みました。・・・すると胸苦しさが少し収まり、すごく眠たくなりました。翌朝、私一人が布団にくるまって寝ていました。ははっ、寂しい思い出の一つです。
クリスマス・イブ 牧瀬理穂
「クリスマス・イブ」(CHRISTMAS EVE)は、1983年12月14日に発売された山下達郎通算12作目のシングル。
解説
「クリスマス・イブ」はアルバム『MELODIES』収録曲。後にベスト・アルバム『TREASURES』とオールタイム・ベスト・アルバム『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』にもそれぞれ収録された。山下によれば、曲はバロック音楽でよく聴かれるコード進行なので、何かその種の風味を入れたいと考え、ふと“クリスマス”というテーマが思い付いたという。その時、シュガー・ベイブ時代にトライしたものの未完だった曲「雨は夜更け過ぎに」の歌い出しが突然頭によみがえり、あっという間に歌詞が出来上がった。さらに、どうせなら間奏に本物のバロックを引用しようということになり、パッヘルベルの「カノン」が選ばれた。スウィングル・シンガーズのスタイルを一人アカペラでやろうとしたことから8小節に48テイクを要し、半日費やされた。エンディングのコーラスが一転してアソシエイション風のアプローチになったのは、当時一世を風靡していたオフコースへの対抗意識から出たアイデアだという。
2013年にリリースされた『MELODIES (30th Anniversary Edition)』にはボーナス・トラックとして、キーがA(イ長調)の正規ヴァージョンに対し、D(ニ長調)で演奏された仮歌による未完成トラックの「クリスマス・イブ (Key In D)」が収録された。
チャート成績
いくらシングルには地味だとはいえ、せっかく作られたクリスマス・ソングなのでムーン・レコード社長小杉理宇造からの提案で、同年12月14日に3万枚限定のピクチャー・レコードとしてシングルカット。以降、毎年末に季節限定商品としてカラー・ヴィニール、ピクチャー・レーベルと趣向を変えてリリースされ続けた。当初はオリコンシングルチャート最高位44位だったが1988年、JR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」のCMソングに使用されたことで知名度が上昇。
1989年12月にはオリコンシングルチャートで、30週目のランクインで1位を獲得。そのため、発売から1位獲得までの当時の最長記録(6年6か月)、ベスト・テンに再チャートされた回数の最多記録など、変わった記録を多数持つ曲となった。後に山下は『OPUS』のライナーノーツで「間違いなく私の代名詞となって残るであろう一曲。自分の全作品中、詞・曲・編曲・演奏・歌唱・ミックス、すべての要素がバランスよく仕上がった数曲のひとつ」と書いている。同曲は1998年と2000年、2003年にそれぞれ再発されるごとに、山下自身によるリマスタリングが行われている。
また、2000年盤と2003年盤にはアラン・オデイの英語詞によるイングリッシュ・ヴァージョンとカラオケが収録され、カラオケは2000年盤が初CD化となった。イングリッシュ・ヴァージョンはもともと、1991年発売のミュージック・ビデオ『TATS YAMASHITA PRESENTS CHRISTMAS IN NEWYORK』[注 1]の素材として作られたが1993年、冬の季節向けアルバム『SEASON'S GREETINGS』に収録された。
1986年11月28日に7インチシングルとして再発以降、毎年クリスマスの時期が近づくとチャートにランクインするようになり、ロング・ヒットの楽曲のため合算で伸びていることもあるが、1980年代に国内で発売された楽曲で売上が最も多いシングルとなっている。
1991年にミリオンを突破、2013年の時点で累計185.1万枚を記録した。また、2015年時点でオリコンチャートに30年連続でトップ100入りしており、「日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数の曲」として2016年3月、ギネス世界記録に認定された。(Wikiより)
クリスマス・イブ 牧瀬理穂
「クリスマス・イブ」(CHRISTMAS EVE)は、1983年12月14日に発売された山下達郎通算12作目のシングル。
解説
「クリスマス・イブ」はアルバム『MELODIES』収録曲。後にベスト・アルバム『TREASURES』とオールタイム・ベスト・アルバム『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』にもそれぞれ収録された。山下によれば、曲はバロック音楽でよく聴かれるコード進行なので、何かその種の風味を入れたいと考え、ふと“クリスマス”というテーマが思い付いたという。その時、シュガー・ベイブ時代にトライしたものの未完だった曲「雨は夜更け過ぎに」の歌い出しが突然頭によみがえり、あっという間に歌詞が出来上がった。さらに、どうせなら間奏に本物のバロックを引用しようということになり、パッヘルベルの「カノン」が選ばれた。スウィングル・シンガーズのスタイルを一人アカペラでやろうとしたことから8小節に48テイクを要し、半日費やされた。エンディングのコーラスが一転してアソシエイション風のアプローチになったのは、当時一世を風靡していたオフコースへの対抗意識から出たアイデアだという。
2013年にリリースされた『MELODIES (30th Anniversary Edition)』にはボーナス・トラックとして、キーがA(イ長調)の正規ヴァージョンに対し、D(ニ長調)で演奏された仮歌による未完成トラックの「クリスマス・イブ (Key In D)」が収録された。
チャート成績
いくらシングルには地味だとはいえ、せっかく作られたクリスマス・ソングなのでムーン・レコード社長小杉理宇造からの提案で、同年12月14日に3万枚限定のピクチャー・レコードとしてシングルカット。以降、毎年末に季節限定商品としてカラー・ヴィニール、ピクチャー・レーベルと趣向を変えてリリースされ続けた。当初はオリコンシングルチャート最高位44位だったが1988年、JR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」のCMソングに使用されたことで知名度が上昇。
1989年12月にはオリコンシングルチャートで、30週目のランクインで1位を獲得。そのため、発売から1位獲得までの当時の最長記録(6年6か月)、ベスト・テンに再チャートされた回数の最多記録など、変わった記録を多数持つ曲となった。後に山下は『OPUS』のライナーノーツで「間違いなく私の代名詞となって残るであろう一曲。自分の全作品中、詞・曲・編曲・演奏・歌唱・ミックス、すべての要素がバランスよく仕上がった数曲のひとつ」と書いている。同曲は1998年と2000年、2003年にそれぞれ再発されるごとに、山下自身によるリマスタリングが行われている。
また、2000年盤と2003年盤にはアラン・オデイの英語詞によるイングリッシュ・ヴァージョンとカラオケが収録され、カラオケは2000年盤が初CD化となった。イングリッシュ・ヴァージョンはもともと、1991年発売のミュージック・ビデオ『TATS YAMASHITA PRESENTS CHRISTMAS IN NEWYORK』[注 1]の素材として作られたが1993年、冬の季節向けアルバム『SEASON'S GREETINGS』に収録された。
1986年11月28日に7インチシングルとして再発以降、毎年クリスマスの時期が近づくとチャートにランクインするようになり、ロング・ヒットの楽曲のため合算で伸びていることもあるが、1980年代に国内で発売された楽曲で売上が最も多いシングルとなっている。
1991年にミリオンを突破、2013年の時点で累計185.1万枚を記録した。また、2015年時点でオリコンチャートに30年連続でトップ100入りしており、「日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数の曲」として2016年3月、ギネス世界記録に認定された。(Wikiより)