あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 第6次瀬戸内カヤック横断隊_合流

2008年12月02日 | 旅するシーカヤック
瀬戸内カヤック横断隊の季節がやって来た。
第6回目となる今年は、11/25に高松を出発し、12/1にゴール予定地である祝島を目指す予定。
相変わらずの部分参加ではあるが、今年も参加させていただく事となった。
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2008年11月29日(金)

夕方、いつもより少し早めに家に帰り、遠路はるばるピックアップに来て下さったシーカヤック仲間であるGOさん、レ隊長さんと合流。
駐車場で私のシーカヤックをGOさんのクルマに積み替え、横断隊が到着したと言うしまなみの大島へと向かう。

部分参加の隊員としては、どこで合流するか、どうやってシーカヤックを運ぶか、いつどこで離脱するか、どうやってシーカヤックを回収するかといった、合流離脱プランやその判断、艇のロジスティクスも含めた全てが横断隊なのある。
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海沿いの道を走り、竹原へ。 良い時間だと言う事で、ここで夕食を摂る事に。
『何が好いですか?』と訊いてみる。 すると、『なんでも。 魚定食でも、ラーメンでも、中華でも』
『じゃあ、ラーメンで好いですか? この近くに私の好きな店があるんですよ!』

私のお気に入り、『大華園』の定番である中華そばと、にんにくや唐辛子がたっぷり入った元気ラーメン。
グルメのGOさんにも気に入っていただいた様子。 よかった!
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ラーメンを食べながら、ふと思いついた。
『ここまで来たら、忠海から大三島行きのフェリーはどうですか? ちょっと、時間を調べてみますよ』
お店の方に伺ったが、残念ながら時刻表はなかった。

ケータイを取り出し、家に電話。 妻に、家に居た次男にネットで検索してくれないかと依頼。
しばらくして電話がかかって来た。 どうやら最終のフェリーにばっちり間に合いそう。 うん、いいねえ。

とはいえ、何か間違いがあってはいけないので、念のためにフェリー会社の電話番号をメールで入れてもらうようにした。
ケータイに送られて来た番号に電話してみると、今は港の工事中で、出発時刻と到着する港が一時的に変更されているとのこと。 おお、やっぱ確認してみるもんだなあ。
まさに『備えよ!』である。
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食事を終え、フェリー乗り場へ。 ちょうどよい待ち時間で無事乗り込み、客室へ。 

『大島へ行くんなら、このルートが最短ですね』 『高速道路をグルッと大きく廻るより、この方が楽だし早そう。 それに旅気分も味わえるし』 『なかなか好い選択だったかもしれませんね』
合流する移動も楽しめるなんて、これはなかなか好いじゃないか。 なんだかワクワクしてくるなあ。
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フェリーの客室で、のんびりまったり過ごしていると、大三島に到着。 
ここからは、ほんの少し走れば大島である。 『早いなあ』 『あっという間ですね』

一旦、横断隊がお世話になっている家を訪ね、挨拶をしてシーカヤックを置いてある場所を確認し、そこに移動。
真っ暗な中、ヘッドランプを点けてシーカヤックを降ろし、荷物をパッキング。

ふう、これで準備完了だ!
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みんなが泊まっている場所に戻り、しばしの酒宴。
予定より大幅に遅れているので、短い時間ではあったが、再会を祝し、一年振りの旧交を温める。

お開き。 『明日は、4時起床。 6時出発』と通達が出た。
シュラフに潜り込むと、あっというまに眠りについた。
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2008年11月30日(土)
4時に起床。 外はまだ真っ暗で、星がきれいに瞬いている。
シュラフを畳み、着替え、簡単な朝食を済ませる。 炭火で軽く炙った、地元の酒饅頭もいただく。 ほかほかで、香ばしい皮もおいしい。 ごちそうさまでした。

浜に移動し、まだ真っ暗な中、ヘッドランプを頼りに荷物をパッキング。
お世話になった家で暖かいお茶をいただき、ポットに詰めてデッキバッグに。 この時期の海旅には、暖かい飲み物はありがたいものだ。 くまさん、ありがとうございます。

行動食もしっかり確認。 準備完了!
みんなで協力してシーカヤックを水辺まで移動。 6時、少し明るくなって来た。
『ようし、行こうか!』

GOさん達にピックアップしていただいたおかげで、しまなみの大島から合流することができた第6次瀬戸内シーカヤック横断隊。 さあ、今年はどんな旅が待っているのだろうか!

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