A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Urayasu-380

2020-05-29 | Urayasu
笑う・笑われる、見る・見られる、妬む・妬まれる、褒める・褒められる、見下す・見下される、敬う・敬われる、罵る・罵られる、教える・教わる、嫌う・嫌われる、好く・好かれる、嘲る・嘲られる、忘れる・忘れられる、責める・責められる、励ます・励まされる(まだ増えそう)||どっちか一方ではなく、どっちの立場にも立つ可能性が誰しもある。一般的に、時間と経験は、自分や他人に向けられる毀誉褒貶を馴致(じゅんち)してくれる。だから、片一方にだけ敏感にこだわる、あるいは過剰に反応しつづける人とは付き合いにくく、「両方あるよね」を言動で示している人とは付き合いやすい。例えば、見られることばかり気にしてるとか、嫌われることばかり恐れているなど、自己判断ではなく、他人の目線や評価ばかり気にしているひとは青臭いし、面倒臭い。もちろん、そういう傾向のあった過去の自分とも、過去の自分に似た言動をする誰かとも、付き合いにくい。でも、付き合いにくいというだけで、付き合うべきときは付き合うし、向き合う。当然だ。ある時期の自分というのは思い出したくないものだが、時々、他人という鏡に過去の自分が映り、過去の記憶が蘇り、苦笑する。誰にでも個性があるなどという言い方は気休めにもならない。若気の至りにもいろいろなタイプはありはするが、共通項は存在する。//BGB:『涼しい脳味噌』(養老孟司著、文藝春秋、1991年)➣取り扱ってる情報が古びても、思考の骨格は錆び付かない。AIだろうが何だろうが、新しい事象を養老氏の示す篩にかければ合点のいくことがあまりに多い。だからこの人の言論をいまも追い続ける。/BGM:”Dark Matter” by IQ,Inside Out,2004
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