A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Urayasu-420

2021-07-27 | Urayasu
昨日から今日にかけて最も注目すべきニュースは、オリンピック金メダル「連覇」や「史上初」の快挙ではなく、コロナ感染拡大のほう。|「デルタ株感染者急増940人」「千葉県509人、埼玉県449人とともに過去最多の感染者数を記録」「コロナ4連休で発熱患者往診依頼殺到 相談4000件以上」等々。|テレビ、ネットニュースは報道の優先順位を完全に主客顛倒してる。五輪(報道)>コロナ(報道)は本当に危ない。テレビやネットで金メダル受賞選手たちの奮闘ぶりや充実した表情を見て、「五輪、やっぱ大丈夫そうじゃん」なんて思うとすれば、とんだ井(五輪)の中の蛙。大地震が発生した時、「(建物の)外の様子」をうかがうのと同じように、コロナ禍では、「五輪の外」の様子を常に注意深くうかがっていなければならない。|元為政者や為政者にも緊張感なし。「オリパラ反対は反日」に始まり、「緊急事態のさなかに金メダル受賞者にサプライズ電話=公務」「パラリンピックはできれば有観客で」「コロナが落ち着いたら別に改憲やるし」。いまそんなタイミングか?それで好感度が上がり、支持率が回復するとでも思っているのだろうか。完全にピントがズレてる。いまさらだが、為政者の自己評価が甘すぎる、あるいは自己肯定感が高すぎるって、社会に広く害悪をもたらす。|報道に関しては国内メディアよりも、日本語版でもいいので海外メディアのニュースを見たほうが、引きの目線で現状を客観視できる。折しも、オリパラで通常より多くの海外メディア記者が日本滞在中であり、普段よりも報道リテラシーが高い。対岸の火事としてではなく、此岸の「コロナ猛暑五輪」として多角的に伝えている。日本批判は耳に痛いかもしれないが、聞く耳を持たないほうがよほど危ない。|一方、日本のマスコミは足元で発生していることなのに、危機を矮小化し、華々しい話題のほうにばかり優先的に時間を割き、結果的に、視聴者を楽観論へと誘導している。こんな状況においても、まだ政権お得意の、「国民をパニックに陥らせないために情報操作すべき」を忠実になぞっているのか。いよいよ戦時下の報道姿勢とそっくりになってきた。マスコミが恥部や危機を隠せば隠すほど、我々の身の周りの危険性は増す。歴史は繰り返す。|今日何ごとも起こらないことを前提に都心に出向き仕事をせねばならない。デルタエアロゾルコワイコレヨムミナサンモドウカゴブジデ。➣ブジキカンシマシタ
コメント    この記事についてブログを書く
« Ota-70 | トップ | Urayasu-421 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。