A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Ota-49

2020-04-21 | Tokyo
昨日、「久々に鉱石を見つめた」、「理由は特になし」と書いたが、傍(はた)から見たら「なんでそげなことしてんの?」てな話である。/そもそも個人個人の所有物や習慣の多くが、他人からすると不思議に映る。誰しも自分では持っていて当然の物があり、あるいは持っていたことすら忘れている物が家のどこかにひっそりと存在しているはず。また、誰しもが何気ない習慣や所作をもっている。だが、それらは他人からしたら、なんら「自然」ではなく、違和感を覚えたり、感心したり、好感を持ったり嫌悪したり、共鳴したりする対象となりうる。/同じ屋根の下で私と「共存」しながら、しばらくは見向きもされなかった小さな鉱石ひとつにも、場所や人など複数の記憶が絡みついている。物や所作に付与されているひとの「物語」は、無意識に由来していればいるほど、そのひとの個性が出て、面白い。/美的感覚も生理感覚もひとりひとり大きく異なるが、その違いにはなるべく寛容でありたい。違和感を「感じる」ぐらいのところで留めておかないと、ひとはいとも簡単に意地悪になる。/意地悪で思い出したが、家の近所でコロナ自粛自警団まがいのことをやってる人、ひたすら嫌悪する。自警するなら、自分の思考や行動の暴走を「警備」するべきだし、近所のお店などではなく、国家権力の暴走をもっと厳しく「警備」しろよ、といいたい。そっちの方がよっぽど甚大な被害が私たちに及ぶのだから。||BGM:“Solo guitarra” by Guillermo Rizzotto @2012 Impatmaint Inc.➣この人のギターは癒される。ながらでも聴ける。横にいる犬も、これをかけると、コテンと寝てまう。 
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