眠れない夜
2004-07-19 | 詩
眠れない夜には
思い出すだろうか
僕らは
思わず
口にしてしまうだろう
君が去って
新しい季節がめぐってきても
僕は やっぱり
やり直せないでいる
密やかな記憶は
だけど
とても鮮明で
まるで暑すぎる
空の高い夏の午後のよう
一杯のビールと
一本の煙草
それだけあれば 十分だった あの頃
今は
やけに不安で
そんな風に戻れっこないよね
焼けたアスファルトは
とても 熱くって
僕らは
サンダルばきの足をのばし
そんなアスファルトに
そっと裸足で触れてみる
昼間はやっぱり暑すぎるからね
夜の散歩がいいよ
君はいつだってそう云って
僕も
やっぱりそうだなとつぶやく
僕と君は
信じられるものと
信じられないものとを見分ける為に
ずっと
その部屋にいた
やがて君は
どこかに行ってしまって
僕は
途方に暮れた
やっぱり
僕はいまだに
信じられるものを
見つけられそうもない
繰り返される日々よ
それ等は
いつだって
残酷だった
神さまに祈ろうか?
ねえ
僕は
朝 起きれなくなったよ
いつも
この時間には
君と飲んだビールなのに
いまは
ひとりぼっち
思い出すだろうか
僕らは
思わず
口にしてしまうだろう
君が去って
新しい季節がめぐってきても
僕は やっぱり
やり直せないでいる
密やかな記憶は
だけど
とても鮮明で
まるで暑すぎる
空の高い夏の午後のよう
一杯のビールと
一本の煙草
それだけあれば 十分だった あの頃
今は
やけに不安で
そんな風に戻れっこないよね
焼けたアスファルトは
とても 熱くって
僕らは
サンダルばきの足をのばし
そんなアスファルトに
そっと裸足で触れてみる
昼間はやっぱり暑すぎるからね
夜の散歩がいいよ
君はいつだってそう云って
僕も
やっぱりそうだなとつぶやく
僕と君は
信じられるものと
信じられないものとを見分ける為に
ずっと
その部屋にいた
やがて君は
どこかに行ってしまって
僕は
途方に暮れた
やっぱり
僕はいまだに
信じられるものを
見つけられそうもない
繰り返される日々よ
それ等は
いつだって
残酷だった
神さまに祈ろうか?
ねえ
僕は
朝 起きれなくなったよ
いつも
この時間には
君と飲んだビールなのに
いまは
ひとりぼっち