何枚か音楽をつけて自主制作したアルバムがある。
その頃は精一杯曲作りに励んだし、音を扱う時間は楽しかった。
それから数年が過ぎ去り、暮らしに追われていつのまにか曲作りをしなくなった。
仕事を終えると、ご飯を食べて疲れた野良犬のように眠った。
そうして真夜中に酒をちびりちびりやりながら、気持ちのおもむくままに詩を書き溜めてきた。
昔馴染みの友人から連絡がきた。
もう一度、曲作ってみないか?
僕はなんだか嬉しかった。
システムエンジニアとして会社を設立している友人が、忙しくないはずなんて無い。それでも何時か約束したとうり、音楽を忘れていなかったんだ。
そのことがとても嬉しかった。
打ち合わせをして音楽の話をすることが、とても嬉しいんだ。
なんだか学生に戻った気がした。
これからも定期的に曲作りをしようと、と友人は云った。
僕はいろいろな気持ちを
詩を作ったり
曲を触ったりして
バランスを取る
無くてはならないんだ
生きている証。
へたっぴなギター弾きだけど音楽が大好きなんだ。
詩を書いたり音を紡ぐこと。
忘れかけていた何かを思い出す。
お日様の日。