飽和点
2023-04-24 | 詩
哀しみの飽和点
暮らしの中でその境界線をいつも探している
隣接する建物の隙間から
やっと見つけた青い空
僕は煙草に灯をつけ
ただ黙って虚空に煙を吐いた
何処までが耐えられる痛みで
何処からが許される原罪なのだろう?
ね
君の街から手紙を描いて
君の街にはたぶん
此処で消えてしまった青い空があるはずだから
此処は何処だろう?
理科準備室でフラスコに入った青い液体
アルコールランプで加熱させ
何時か哀しみの飽和点に達する
何処までが耐えられる痛みで
何処からが許される原罪なのだろう?
僕は祈るすべを知らない
眠れない夜の出来事
暮らしの中でその境界線をいつも探している
隣接する建物の隙間から
やっと見つけた青い空
僕は煙草に灯をつけ
ただ黙って虚空に煙を吐いた
何処までが耐えられる痛みで
何処からが許される原罪なのだろう?
ね
君の街から手紙を描いて
君の街にはたぶん
此処で消えてしまった青い空があるはずだから
此処は何処だろう?
理科準備室でフラスコに入った青い液体
アルコールランプで加熱させ
何時か哀しみの飽和点に達する
何処までが耐えられる痛みで
何処からが許される原罪なのだろう?
僕は祈るすべを知らない
眠れない夜の出来事