眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

友達だった

2005-11-14 | 
あんな奴ら死んでしまえばいい
そう言った君の横顔が
あまりに気高かったので
なんだか嬉しかった
真夏の午後

僕らは校庭に
ふたりぼっちで立ち尽くしている
木陰に逃げることのない僕らの
白い
白い半袖シャツは
もう 汗で
びっしょりだった
いつもね 誰かが誰かを
馬鹿にして笑っているんだ
君は僕だけに
話し続けた
まるで 熱病のように

  失われた気持ちは
  ふぞろいだ
  いつのまにか
  月日が流れている
  そして君だったなら
  けっして木陰に入らなかっただろうなと
  思い出したりするんだ
  僕は
  いろんなものを 
  見捨ててしまった

   戻れはしないから
   紙煙草をくわえて
   ゆっくり火をつける
   陽光にうかびあがった
   うすむらさきの煙は
   いろんな風に
   形をかえて
   だから僕はやるせない

    さんだるばきの
    君の姿が消えてしまってからも
    君の声は
    いつまでも耳に残った


     僕は
     何をしていたんだろう





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2005-11-14 | 
雨だ
 降りしきる  
  煙草屋の軒下に逃げ隠れして
 バレないように辺りを見渡し
 急いで煙草に灯をつけた
何時かの午後
 学生服に匂いがつかないよう
  細心の注意を払いながら

隠れてする
 秘密めいた行為には
  なんともいえぬ
   快感があるのは周知の事実だが

  いまはいつだって口にくわえる
   煙草
 でも
あのころの一服はとても美味かった

  ゆっくり煙を吸い込みながら
 
    雨の音楽に
    身をゆだねる



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