壁には
青い扉が描かれ
路地を抜けると砂漠が広がり
渇いた砂が冷たく
雲は虚ろに垂れ込めうずを巻いていた
遠くて近い砂漠
そこで井戸を掘るだろう
澄んだ水の底には
鳥の化石が眠っている
砂の上にしゃがみこみ
萎えた手のひらを見つめていると
姿の無い駱駝がこう尋ねた
「誰が十字架に薔薇を付け加えたのか?」
街灯が石畳を青白く浮かび上がらせ
遠くて近い砂漠
そこで声を聴くだろう
駱駝が口笛を吹き
ゆるやかな飛行が訪れる
街角にたたずみ
眠りのように訪れる を待とう
繰り返される日々は崩れゆき
やがて意味を知るだろう
青い扉が描かれ
路地を抜けると砂漠が広がり
渇いた砂が冷たく
雲は虚ろに垂れ込めうずを巻いていた
遠くて近い砂漠
そこで井戸を掘るだろう
澄んだ水の底には
鳥の化石が眠っている
砂の上にしゃがみこみ
萎えた手のひらを見つめていると
姿の無い駱駝がこう尋ねた
「誰が十字架に薔薇を付け加えたのか?」
街灯が石畳を青白く浮かび上がらせ
遠くて近い砂漠
そこで声を聴くだろう
駱駝が口笛を吹き
ゆるやかな飛行が訪れる
街角にたたずみ
眠りのように訪れる を待とう
繰り返される日々は崩れゆき
やがて意味を知るだろう