shetland'A blog

スキーでの靱帯断裂の闘病記から始まって介護問題。今は趣味や日常での楽しみを記録。

最後のお花稽古

2013年12月25日 | インポート
2013/12/25(水)
今日が最後のお花の稽古だった。
今年で最後でもあり、先生のところに稽古に行くのもこれでおそらく最後である。
いままでのお礼をもって稽古に行ってきた。

お正月花。
若松
ストレッチア
オンシジューム
デンファーレ
葉牡丹
千両

仕事がやはり長引いて1930くらいになると電話すると、あまり嬉しそうでなかった。
電話の声を聞いて、「なんだかなぁ‥」と思いながら1910くらいについた。
先生はやっぱり89歳。
力が足りず剣山に大きなストレッチアが刺さらず倒れてしまった。

ストレッチアの一番綺麗な部分が折れてしまい、別のストレッチアを準備してくださったが、ご自身でも消沈されてしまった。
そうこうしながらどうにか出来上がった。



自宅には広めの水盤みたいは花器がないためまたまたお生花用の花器で代用。
飾る場所が奥行きがないので、しょうがない。
ちょっと満足とは行かないが、あきらめてこれで仕上がりとしよう。

先生、長い間ありがとうございました。
22年間。沢山のことを教えてくださって、本当に感謝しています。
この3年ほどはご迷惑ばかりおかけしていました。
先生もどうぞお体を大切にしてお過ごしください。
きちんと挨拶すると今生の別れのようになるので、さらっと済ませてきた。
それでも、もう会うことはそうないだろう。

私の生け花の稽古は30年を超える。
1月から部屋に花がないと思うとちょっとさびしい。
しかし、やめる決断は良かったと思う。解放された感じも否めない。
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濃茶席

2013年12月24日 | インポート
2013/12/23(月)
昨日の追悼茶会の濃茶席。
緋毛氈をひいて足の悪い方用に椅子も用意した。
八畳の和室と六畳の和室を続けて30人ほどを一同にした濃茶席とした。

本当は2回に分けるつもりだったのだが、流れでそうなってしまった。



高麗卓に梅の染付けの水指。
茶入れは確認し忘れたので来年聞いてみよう。
茶杓?
花いれ そろり

花入れがそろりの場合は縦の軸のときでも真下に持ってきていいらしい。
真の花いれだからかな。
うーん。そのときの敷板には決まりがあったのかな?
次回調べてみなければ。

主菓子はじょうよ饅頭。
饅頭の頭は普通赤いぽっちん(えくぼ)をつけてもらうのだが、今回は追悼なので、蝶々の焼印となった。
おしゃれ!
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四畳半

2013年12月24日 | 茶道
2013/12/23(月)
昨日アップしていたご仏前の写真。
四畳半の茶室を撮ったところ。



この部屋は使わなかったが、ちゃんと炉に火を入れて、釜は湯を沸かしている。
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追悼茶会仏前と立礼席

2013年12月22日 | 茶道
2013/12/22(日)
待合から白湯は省略してそのままご仏前の先生に御参りに入る。
掛け軸は先生自筆の「夢」の字が。



すてきなご仏前だ。
ここは4畳半の茶室で今回はここはお参りのみに使用した。
もちろん炉には茶釜がかけてある。


私ともう一人で担当した立礼。
御園棚の写真。
御園は応接間にしつらえてお客様を迎える。

主茶碗は萩の大ぶりの茶碗。
水指紫こうちで存在感があるため、茶碗選びが結構難しかった。
華やかで柄物は水指と喧嘩してしまうし。
この萩は非常に良かったと思う。

次客の替茶碗は土平さんの「寅」の茶碗。
先生の干支が寅だったことからこの茶碗を選んだ。

点てだしの茶碗も丹波でかなり存在感のあるものばかりだった。
棗は「一粒万倍」
これも大振りで存在感があった。



薄茶席の干菓子。
菓子盆には両方盛り合わせたのだが、写真を撮り損ねたのでばらばら。
せんべいが源氏香の焼印がある。
これは「花散る里」のマークだ。
せんべいを下に盛り付け、上にアルヘイ糖の雲をおく。



源氏香でお香を焚き、紫雲になって天界に届くということか。
お菓子も意味があって、本当に奥が深い。
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追悼茶会の着物

2013年12月22日 | 茶道
2013/12/22(日)
今年1月に亡くなられた茶道の師匠の追悼茶会を催した。
私の行く水曜日が中心となって、茶事ではなく濃茶・薄茶のみの簡単な茶会とした。
追悼茶会に着た着物は
鮫の角通し(私は行儀と思っていたら余り布にこう書いてあった。)
塩瀬の名古屋 法輪寺柄 斑鳩の里
帯締め 黒(しゃれものなのでちょっと?)とりあえず色で。





追悼茶会に何を着ていくか悩む人もあると思うのでアップしとく。
色無地に黒帯の方も多かった。
私のように地味な帯に黒の帯締めの方もいらしたし、地味な着物と地味な帯の取り合わせの方もいらっしゃった。

私は帯締めを常の逆に締めることは知らなかったので、先生のお宅で締めなおしたけど、逆は締めにくい!
なかなかぐっと締まらなかった。

着物を着たついでにデパートに行って法事用にも使える黒以外の帯締めを買いに行った。
色は灰桜。
この帯締めで締めるとこんな感じ。



これもなかなかおしゃれでいいな。
この色はいろんなときに使えそうで便利と思った。
呉服屋さんで買い物していたら、係の方以外の方がそばにこられ
「すごく素敵に着こなしていらして先ほどから見とれていました。声をかけたくて」
と言われた。

えへへ。
すごくうれしかった!
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