柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

多頭飼いしてみて 最終回 (多頭飼いしてみて思ったこと)

2015-08-13 07:32:14 | 多頭飼い

長々と書いた、私の体験した多頭飼いの記事におつきあいくださった皆様、ありがとうございました。  仲良くなれば楽しく幸せいっぱいの毎日で、うまくいかなければ悩み多き日々になる多頭飼い。 そのどちらも経験してきて思ったことを、最後にちょっとだけまとめてみます。(今日の写真は、記事とは関係ありません)

多頭飼いについて調べると、性別や犬種や年齢によって“こういう組み合わせは難しい”と、いろいろな例があげられていることがあります。特に♂同士は難しいというのはよく聞きますが、♂同士でもとても仲よく暮らしている子たちがいます。犬種、大きさ、年齢差でもケースバイケース。 同じ犬種でも、性格は個体によっていろいろですし。 多頭飼いで一番重要なのは、個々の性格と『相性』なんじゃないかと思います。

ただ、相性といっても、先住犬と会わせてから新しい子を迎えることができるということって、なかなかないですよね。(会わせたとしても、そのときはよくてもあとでダメとか、その逆もあると思いますが)   なので、相性がどうなるかは、迎えたあとでわかることがほとんどです。上の子がフレンドリーで、あとから来た子も穏やかだったりした場合、何の問題もなく、すぐにお互いを家族として認めあえる確率は高い気はしますが、上の子が甘えん坊で飼い主さんベッタリのような子だったら、新しい子を迎えることで大きなストレスを抱えるかもしれませんし(クロのタイプ)、ヤキモチをやいて攻撃的になるかもしれません。   また、新しく迎えた子の性格が強すぎる場合(マロのタイプ)、先住犬との上下関係がなかなか作れないかもしれません。 また、性格とは関係なく、ただ相性が悪い場合もあるかもしれません。 でも、迎えてしまった以上、『うまくいかなくても投げ出すわけにはいかない』という覚悟が必要です。

     仲良しになった場合

・最初からうまくいけば万々歳で、楽しい多頭飼い生活ができます。楽しさは無限大!?

・仲間がいれば、いつも遊び相手がいるわけですし、お留守番も淋しくないと思います。(お留守番しているときは1頭でも多頭でも、たぶんほとんど寝ていると思うので、待っている間の淋しさはあまり関係ないかもしれませんが)  

・くっついて寝ている姿、楽しそうに遊んでいる姿を見ていると、とても幸せな気分になれます。

     うまくいかない場合

・それぞれが安心して過ごせるスペースを確保できるかも大切な気がします。 気に入らないと、相手の姿が見えるだけで威嚇しあったりすることもあるからです。もしそうなってしまったら、お互いが見えない場所に生活する場所を作ってあげないと、それぞれの子が落ち着かず安心して過ごせないでしょうし体調を崩す場合もあります。 

・飼い主さんにもストレスが、かなりかかる気がします。 多頭飼いしていても別々に生活させればいいと割り切ってしまえば別ですが。

     仲が良くても悪くても

・お金は犬の頭数分かかります。 特に高額になるのは獣医さん代です。 狂犬病予防、混合ワクチン、フィラリア予防の他に、怪我や病気になればその費用もかかります。 フード代ももちろんかかります。 どうしても預けなければならないときのホテル代、頭数が多ければ多いほど、一度に驚くほどの出費となります。(2~3泊でもホテル代にビックリしましたが、万が一、飼い主さんが長期入院とかになったりして、家族も忙しくてお世話できず、ホテルで何泊もさせなくてはいけなくなったら、頭数が多いととんでもない額になると思います) トリミングに出す場合も同様に大きな出費となります。(我が家の子たちは節約のため、シャンプーは自宅、爪切りだけお店にお願いしています。毎年年末に、年に一度のトリミングに出していましたが、ついに4頭になったので今年からはそれもやめようかと考え中です)

・見ていないところで吐いたり下痢をした場合、どの子かわからないことがあります。 ひどい場合は、そのとき誰かわからなくても症状が繰り返されたり、元気がなくなるのでわかりますが。

・1頭だけなら、その子に全愛情をあげられるけど、何頭もいるとやっぱり愛情も分散する気がします。 なので、1頭1頭にかけてあげる言葉や時間は、頭数が多ければ多いほど大事にしてあげたいと思います。

・抜け毛の多い犬種の換毛期は大変なことになります。 さっき掃除したのに、もう毛だらけ~みたいな。 

・頭数が多いと一度にお散歩に行けません。私は一人で行くときは2頭ずつにしています。なので、お散歩の時間は倍かかります。 が、コロが行かないときは黒3頭で。 ただ以前、首輪抜けしたワンちゃんが突進してきたとき、2頭は抱き上げましたがクロはそのまま私の足元で吠えました。 飼い主さんが追いかけてきてすぐに捕まえてくれたので良かったですが、何かあったとき多頭連れだと対処できない場合もある気がします。 

・たくさん飼っていて、その子たちの年齢が近いと一斉に介護が始まる場合があります。(我が家では2頭ずつ年が近いです) 私は結婚前にも何頭かの犬たちと暮らしていましたが、『犬の介護』の経験はありません。 私の親が犬たちの面倒を見ていたということもありますが、病気だったり、病気じゃなくても介護をする状態にならずにお別れしてきました。 今いる4頭は、私が初めて自分自身で育てた子たちなので、いつか自分がこの子たちを見送るわけですが、介護に関してはいろんな方のブログで拝見していても体験していないので、実際にはどうなっていくのかわかりません。 ただ、介護で大変な状態になったとしても、最期まできちんと見守り見送ることが飼い主の責任なので、そのようにしてあげたいと思っています。

・犬たちを連れてお出かけするとき、車からの出し入れは1頭飼いより注意が必要です。 犬の数が多ければ多いほど、同伴者の人に先に出した犬を見ててもらい次の子を出すなどしないと、うっかりリードが手から離れてしまって次から次へ…なんてことになってしまったら大変です。 また、雨の日のおでかけや旅行など、車の中がとんでもないことになる可能性も。  頭数が多いと泊まりでの旅行の荷物も多くなります。 またペットOKの宿でも、多頭はNGのところもあります。

         飼い主として

・我が家では一番の年長者はコロですが、コロはお散歩嫌いなのでお散歩に関しては、お留守番していることもよくあります。 が、一緒に出かけたあとの足ふきは一番です。 ブログで、お皿にいれたオヤツを一斉に食べさせている写真を載せることがありますが、ふだんは上の子から順にあげています。そんな感じで、犬たちの中での上下関係は別として、飼い主さんはやはり先住犬を優先させてあげることが大切だと思います。  小さい子、新しい子が来るとそちらに気持ちが行きがちですが、飼い主さんが先住犬優先と決めていると、何かしてもらうときの順番待ちもだんだんできるようになります。飼い主さんが先住犬を優先することで、上の子たちのプライドも守れますしねっ。

ちょっとだけのつもりが、長~くなってしまいました。 一頭飼いには一頭飼いの、多頭飼いには多頭飼いの楽しさや素晴らしさが、それぞれにあると思います。 上の子たちだけだったきは、『多頭飼いは素敵』と、ただそれだけ思っていましたが、新しい子を迎えうまくいかなくなったとき『こんなに大変で辛い思いをすることもあるんだ』と悩み、もう一頭迎えて、それぞれがいい関係になってきたけど、『お金と時間かはたくさんかかる』ということをあらためて実感。

ひとことで多頭飼いと言っても、多頭飼いしている方の数だけいろんなパターンがあるので、私の体験したことや感じたことは、そのたくさんの中のほんの一例にしかすぎません。 が、もしいつか多頭飼いをしてみようと思われたときに、少しでもお役に立つ部分があればいいなと思います。

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多頭飼いしてみて その8 (役割分担ができて、落ち着く4頭)

2015-08-07 07:20:35 | 多頭飼い

チャロが来たことで、はっきりしてきたのがそれぞれの役割。 チャロは甘えんぼう。 そして母性本能の強いコロは、マロの時には拒否された母性を発揮できることになる。 

チャロはよくコロの背中に乗って遊んでいたが、マロのような激しさはなく攻撃的な態度をしないのでコロも平気。

 

一緒にカートインすると、いつもコロを見上げていたチャロ。 コロをお母さんと思っているようだった。

クロはマロとの一年で、すっかり我慢強くなった。 なかなか気難しいところがあるクロだが、チャロの相手をする。 元気いっぱいだけど、ガウガウしなくて天真爛漫というチャロの性格が、上の子に受け入れられている理由かもしれない。

 

が、コロはチャロを叱ることはないが、しつこかったりするとクロは怒る。 マロはちょっと叱られる程度だとムキになって反撃に出ていたが、チャロはガウッとひとこと言われただけで、一目散にベッドの下に逃げ込む。 そしてなぜかいつも上向きで、そ~っと様子を見ながら出てきていた。このときのことは、今思いだしても笑える。クロもこんなチャロに、もしかしたら笑えていたかも。 クロは、ここぞというときにはビシッと叱る雷親父のようで、チャロも一目置いている。 女の子でも、お父さん的役割ができるクロの存在はとても大きい。 マロもクロには逆らわないし。

 

マロは遊び相手ができたことで大喜び。マロは物に対する執着心が強く、オモチャなどを他の子に『ゆずる』ということができずガウガウ怒る。また、誰かが持っているものも、ほしいと思うと横取りするのだが、チャロに対しては横取りもしないし、ゆずることもできる。(チャロのオモチャがほしいけど、我慢して見てるだけのマロ)

お散歩に行くと、小枝などを拾っては取り合いっこしているけれど、遊んでいるだけで最後はチャロに渡すマロ。すっかりお姉さん。

とにかくチビーズは毎日毎日よく遊ぶ。庭では芝まみれになりながらゴロゴロ転げ回ったり…

家の中でも爆走したりプロレスしたり、飽きることなく遊び続ける。 ずっとガウッチだったのは、もともと持ってるマロの激しく興奮しやすい性格というのもあるけれど、シニアたちではパワー全開のマロの遊び相手にならない(遊んでもらえない)ことへの不満も多々あったのだろうと思う。 でも、チャロが来たことで、有り余るほどのエネルギーを発散させられるようになった。また、お姉ちゃんという立場になり、『自分が上に立ちたい』というマロの性格を満足させられることで落ち着いていったんだろう。

 

チャロは、お母さん的コロに甘えることができ、お父さん的クロに「これ以上やっちゃダメ」ということを教えられ、お姉ちゃん的マロに思う存分遊んでもらえ、きっととてもいい環境にいると思う。 チャロを中心として、それぞれにいい役割が配分されたことで、みんなも落ち着いた。、3頭だったときは、部屋の中で同じ空間にずっといるということは無理だった。(マロがすぐにコロに威嚇するので)  しかし今では、毎日4頭がずっと同じ部屋で過ごしている。 去年は、そんな日は来ないかもしれないと思っていたのだが、本当に良かった。

上下関係ということからすると、マロはまだコロより上と思っている態度をすることがあるけれど、チャロを中心として役割分担ができたことで、うまくまとまることができた。パワフルマロからちょっかいをかけられることはなくなり、シニアたちに静かな生活が戻り(といっても、周りでチビーズは暴れているけれど)、チビーズは毎日思う存分遊ぶことで楽しそうだし、遊んだあとはぐっすり寝ている。シニアーズ&チビーズが、コーレーズ(高齢ズ)&シニアーズとなっていくまで、みんながいい関係で元気に楽しく生活してくれるといいなと思う。

いよいよ次回は最終回。 多頭飼いしてよかったなと思うこと、難しい&大変だと思ったことを簡単にまとめてみま~す。

いつもコメントくださっている皆様、もうしばらく読み逃げが続きます。すみません

最近の4ワンの様子は【花まる日記】にて更新中。

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多頭飼いしてみて その7 (まさかの4頭目がやってきた)

2015-08-03 08:36:24 | 多頭飼い

年が明け、何カ所かに初詣に行って、行く先々で「3ワンがうまくいきますように」と祈る。

そして、その数日後(1/8)に、神様が『3ワンがうまくいくため』に引き合わせてくれたような4頭目(チャロ)との出会いがあった。 夏のお見合いではうまくいかなかったので今回も心配ではあったが、一日預かって先住犬たちと対面することになった。前回は1歳の子で、その子からうちの子たちは完全拒否されてしまったが、今回はパピーなのでパピッコからの拒絶反応はないだろうという思いはあった。が、先住犬たちがどう反応するかわからない。 コロとは匂いを嗅ぎあって、問題なく挨拶をすることができた。

 

いつも強気なマロも、パピッコからの挨拶におっかなびっくり。

実は、チャロはパパに相談せず私が勝手に連れてきてしまい、パパには写メでの事後報告だった。 が、パパはいつかそんなこと(4頭目を迎えること)になるに違いないと思っていたらしく、それほど驚かなかった。 で、仕事から帰ってチャロと出会い「うちの子になるか」と話しかけていた。

チャロが来た当日はクロとは会わせず、翌日(9日)会わせてみた。 おとなしく、ほとんど動かない子だったからか、クロも平気。マロと1年過ごし、パピッコに対する免疫ができていたのかもしれない。

チャロが自分のベッドに入っても問題ないらしい。 4頭になって、ますます関係が難しくなるかもしれないという心配がないわけではなかったが、先住犬たちと会わせてみて、おとなしいこの子なら上の子たちも受け入れてくれそうだし、先住犬を怖がらないし向かっていくこともないチャロなら、個性の強い子揃いの先住犬たちにあわせていける気がした。

この日の夕方、いったんチャロを返しに行って、そこであらためて我が家の子として迎える手続きをした。 マロは2階のケージにいるとコロに威嚇するし、フリーにすると縦横無尽に走り回るためクロが怒るので、ずっと1階での生活が続いていた。というわけで、マロ用に作った2階のスペースは“主のいない場所”だった。チャロは突然うちの子になることになったのだが、空き家だった2階のマロスペースにそのまま入居。ストーブ前でくつろいでいるコロクロを見ながらおとなしく寝ているし、コロクロも穏やかに過ごしていた。

マロは遊びが激しいので、チャロが来て1週間以上してからチビ同士で遊ばせてみた。遊び相手ができて大喜びのマロ。

 

動きは激しいけれど、ずっと自分が下になって転がりながら遊び続けるマロ。相手がパピーって、ちゃんとわかっていてきちんと手加減もできる。 悩んでばかりだった3頭生活から、一気に幸せの4頭生活へと向かう幕開けだった。

 

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多頭飼いしてみて その6 (真ん中と下の子の関係が少しずつ改善される)

2015-07-31 06:51:24 | 多頭飼い

マロは、うちの子になってしばらくは下の和室にいたが、先住犬たちと慣れさせたくて2階で生活させた。が、ケージから出たくてギャンギャン鳴いてばかりだったし、クロもイライラするし、6月くらいからはコロがその前を通るだけで怒ったように吠えまくるので、結局1階のリビングにケージを置き、マロは1階でコロは今まで通り2階で生活するようにした。(写真はリビングに引っ越したマロ)

赤ちゃんの時、自分のことを守ろうとしてくれていたコロに対して、どんどん強気になっていったマロ。室内で同じ空間にいるのは難しかったので、いっそマロの遊び相手にもう1頭迎えて、シニアとチビとの生活を完全に分けようかと考え始めていた。マロは年の近い子とはよく遊べていたということもあったので。(↓の写真は月齢が近いお友達、ゆずちゃん。パワー溢れるふたりは仲が良く、疲れ知らずで遊び続ける)  4頭目についてなんとなく考え始めていた8月頃、マロと年の近い柴ちゃんの里親さんを探しているとの話が舞い込んできた。(そのときの記事は→【こちら】) 結局、相手のワンちゃんがうちの子たちを完全拒否だったので流れてしまったが。

 

マロが幼稚園に通ったのは7月の初め~3ヶ月間。 マロは幼稚園が大好きだったし、正直なところ私ももっと通ってほしかったけど、その3ヶ月間だけでも大変な出費だったので卒業。それはマロがもうすぐ1歳という頃だった。幼稚園を卒業するとき、「マロちゃんのようにエネルギッシュな子は、長距離散歩をしたり、疲れるくらい十分遊ばせてあげることで、体と心を満足させてあげることが大事。 興奮すること自体が悪いわけではないが、興奮したときにいかに早く落ち着かせるかが大切。そのため、オスワリ、フセ、マテを徹底させること」という助言をいただく。また、上の子たちとの関係では、「本当にうまくいかない場合は一緒にお散歩すらできないから、外でなら遊べるという状態なのであれば、マロちゃんが大きくなって落ち着けばきっと大丈夫」と励ましていただく。

卒業時が10月ということで真夏も終わり、お散歩するのにいい季節となってきたので、どんどん3ワンを連れて出かけることにした。 外では問題もなく一緒に歩いたりできるのに、室内では相変わらずなかなかうまくいかない。特に、マロが2階に来て傍若無人に走り回ると、クロもすごく腹が立つらしい。コロクロは小さい頃からずっと2階で過ごしていたから、2階は自分たちのテリトリーという意識もあるんだと思う。

3ワンの散歩に出かけるだけでなく、有り余るほどのパワーを持っているマロを、せっせと会員制ランに連れて行き走らせていた。 ここのいいところは、2頭以上いるときはトラブルを避けるためボールなどのオモチャが禁止だったこと。 マロはオモチャへの執着心が強いので、ここでは安心できた。

3ワンの関係がなかなか落ち着かないまま、10月には1歳の誕生日を迎えたマロ。 コロクロに対しては、誕生日や家族記念日が来るたびに「うちの子でいてくれてありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいになるのに、マロの1歳の時の記事(→【こちら】を読み返してみると、「可愛かったパピーの頃の写真を見ながら、デビルにもこんな可愛い天使の時期があったのねと懐かしみたいと思います」とか「まだまだ困ったちゃんではあるけれど、元気いっぱいに育ってくれてありがとう」と書いてあり、健康で過ごしてくれたことには嬉しく思っていたけれど、家族になった事への感謝の気持ちは書かれていない。マロには申し訳ないけれど、当時の私の素直な感情だったんだろう。

私は1階にいることが多いためクロも下にいる時間が長く、冬になると自然にクロマロの距離が縮まっていった。クロが『無になること(?)』を覚えたため、マロが暴れても怒らなくなっていったこともある。しつこいマロを鬱陶しがっていた秋頃は、しばらく我慢していてもそのうちイライラして怒り出していたが(そのときの動画→【こちら】)、 12月頃には、どんなに近くでマロが暴れてクロにぶつかったりしても、完全無視を決めていた。なので、マロも暴れたいだけ暴れるとそのうち静かになっていった。

 

この頃マロは、クロに数回『喝 !』されているので、クロの方が自分より上ということを完全に認識していた。 なので、これ以上やると怒られるというライン引きがちゃんとできるようになっていて、クロの前では落ち着いていることも多くなった。 そして、クロからマロのそばにいくことは全くないが、マロはよくクロのそばに行くようになっていった。

12月に参加した柴友会で4ヶ月のパピーちゃんと上手に遊んであげていたマロ。この姿を見たとき、再びマロの遊び相手に年の近い子かパピーちゃんを迎えたいという気がわき上がっていた。 相変わらずコロに対してはとても強気で、コロはマロを怖がるようになっていたので。 しかし実際には、1頭増えればそれだけお金もかかるし、4ワンいることでますますぐちゃぐちゃな関係になったり、クロがまた新たなストレスで体調を崩したりするかもしれないから無理だよなとも思っていた。 (写真は4ヶ月のパピーちゃんと遊ぶマロ。オモチャへの執着心は強いのに、パピーちゃんには譲ったりしていた)

悩んだり凹んだり泣きたくなったりすることの多かった1年が過ぎ、新しい年を迎え、いろんなところに初詣に行ったが「3ワンがうまくいきますように」ということばかり願いつつ手を合わせていた。

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多頭飼いしてみて その5 (うまくいかない関係)

2015-07-27 10:08:35 | 多頭飼い

今回は書きたいことがありすぎて文章が全くまとまらず、書いては消し書いては消しを繰り返していたので更新がすっかり遅れてしまった。(結局、まとまらないままアップです。また、書いた文にあう写真も探しきれず、あまり写真もありません)

コロとクロだけだったときは、「2頭いれば出費は2倍になるけれど、楽しさは2倍どころか無限大。多頭飼い最高~」と思っていた。 が、先住犬がシニアになってから迎えたパピッコは元気すぎだった。 マロは小さくてもかなり気が強く、上の子に会わせるとギャウギャウ言いながら立ち上がり、パンチして向かっていくような子だった。(ケージに入っていても出して出してと柵を囓り、ギャンギャンよく鳴いていたマロ)

 

そして、そんなマロに対して腹の立つクロが吠えると、コロがクロに「まぁまぁ。小さい子なんだから、怒っちゃダメだって」とクロを止めに行っていた。 大好きだったコロが、マロではなく自分にダメと言ってくることがクロにはショックだったらしく、今度はコロのそばに行かなくなったり、イライラしてコロにガウガウッと言ったりするようになった。先住犬たちとマロがうまくいかないだけでなく、とても仲の良かった先住犬2頭の関係まで不協和音が生じてきて、どうしていいかわからず、3頭目を迎えたことを本気で後悔していた。

気が強いこと、甘噛みがひどいこと、上の子たちとうまくいかないことで、パピー教室に行くことにしたマロ。 飼い主と一緒に全8回。 教室では、小型犬より大型犬パピーちゃんとの遊びが好きで大喜びで通っていた。(フリータイムは大型犬と小型犬と分かれたが、マロは大型犬の方に行きたがったので、いつも大型犬方に入っていた。 自分も大型犬のつもりだったのだろうか。大きいのは体ではなく態度だったけど)

マロは大きくなるにつれ、怒らないコロを自分より下に見るようになり、ますます3頭の上下関係が作れなくなった。ひとりでもエンドレスで走り回り、走り回っているうちに興奮してきてガウガウ怒り出すようなマロに、クロのストレスはそれまで以上に増えていった。そのうち、クロマロは喧嘩するようになり、喧嘩を止めようとして、私は何度もマロに噛まれるというようなことにもなっていった。

子どもの頃、2頭飼いしていた時の子たちも仲良しだったし、コロクロも仲良しだった。いつも拝見している多頭飼いブログの方々のワンちゃんたちも仲良しばかりだったので、私の中で多頭飼いの難しさを身近に感じることがなかった。が、3頭飼いがうまくいかなくなって、多頭飼いの悩みについて検索しまくった。 多頭飼いがうまくいかなかった方の体験談をお聞きする機会も、その後何度かあった。 先住犬がフレンドリーな子だったので、大丈夫だろうと思って迎えた子が気が強く、上の子がひどいストレスを抱え完全に別々に飼っている方や、もともと仲が悪かったけれど仲良くさせようと近づけたところ大喧嘩をして先住犬が重症を負い新しく迎えた子を手放した方の話もお聞きした。そういう話を見聞きするうちに、ますます先の見えない我が家の3ワンの関係に真剣に悩むようになった。

興奮しやすく激しい性格のマロの扱いをどうしていいのかわからないし、3ワンはうまくいかないし、ストレスのたまっているクロと私自身もホッとする時間がほしいということで、朝から夕方までみていただけるパピーケア(躾教室)に入れることにした。そこはパピーだけでなく、成犬の子たちもたくさん来ていたパピーと成犬は分かれて躾されるのだが、フリーの時は成犬の子たちとも遊べる。 マロはパピッコ相手より、大型犬の成犬の子と遊ぶのが好きだったらしい。週に2回の通園にマロは大満足だったし、マロが留守にしている間、私とコロクロは、お散歩に行ったり、お出かけしたりして穏やかな時間を過ごしていたが、春にはいったん終了して家で様子を見ることにした。(マロが幼稚園に行っている間にいろんなところにお出かけしていた先住犬たち)

ただ、家の中ではなかなかうまくいかなかったが、なぜか外に出ると特に問題なく一緒にいられる3ワンだったので、それだけが『いつか、室内でも一緒にいられるようになるかもしれない』という希望の光だった。

また、ガウッチの末っ子によりストレスで体調を崩していたクロなのに、マロが避妊手術で元気がなかったとき、ずっとそばに寄り添っていたのも、マロが落ち着いてくれさえしたらクロも受け入れてくれるだろうと思える1つの姿だった。

マロが手術のあと、ますますパワーアップしてからは、今度はクロは本気の一喝をするようになった。マロが調子に乗って興奮し、めちゃくちゃに暴れてガウガウッと言ってくると、「いいかげんにしなさいっ」という感じでかなりの勢いで一喝。それ以来、マロの中ではクロは自分より上ということを完全に認識した。(暴れまくっていたときクロに一喝され、部屋の隅で固まるマロ) ただ、クロに対しての上下関係は確立したが、優しいコロにはますます強気になっていったマロ。

初夏まではせっせと3ワンを連れて外に出ていたが、その先は暑くて日中いろいろなところに出かけられない。 マロの有り余るエネルギーを発散させられないので、今度は幼稚園に入れることにした。 それまで行っていたパピーケアの教室はいい所だったが、ちょっと遠いうえに送る時間と迎えに行くときがちょうど渋滞の時間にはまり、片道1時間もかかってしまっていたので、近くの幼稚園に入れることにした。 料金は前に通っていたところよりも高かったが、それでもお願いしたかった。マロの教室に払った金額は合計するとかなりの金額。  (一度、幼稚園にコロクロも連れて行ったときの写真。マロがコロをしつこく追い回していると、クロが間に入っていく)

 

合計3つの教室に入れてみて、マロ自身の性格も3ワンの関係もあまり変わらなかったけれど、マロを預けている間に私も先住犬たちもホッとする時間ができたことや、マロは幼稚園の先生が大好きで、いろんなお友達と遊んでパワーを発散させてくるので帰宅後はよく寝て落ち着いていたこと。 自分の悩みを先生に聞いていただくことで心が少し軽くなったことは良かったと思う。ただ、結局犬同士の関係は、犬同士が決着をつけていくしかないんだろうと思った。

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多頭飼いしてみて その4 (3頭目を迎える 先住犬のストレス)

2015-07-21 08:55:48 | 多頭飼い

多頭飼い記事『その1』で書いた理由で3頭目(マロ)を迎えたのは、コロ8歳8ヶ月、クロ7歳の時だ。3頭目を迎えるにあたり、一番心配していたのはクロのことだった。 クロは甘えん坊で超ヤキモチやきだったから。 なので、マロが来てもいきなり会わせず、初めは廊下からマロを見せ、そのあと1の柵をはずして2の方で対面させるようにした。

マロが来た日の夜、廊下から様子をうかがう先住犬たち。

クロはとにかく飼い主ベッタリで、家の中でも飼い主のいるところについて歩くような子だったが、名前を呼んでも2階から降りてこなくなった。マロを触ったあとの手からはオヤツも受け取らなくなった。座っていると膝に跳び乗ってきたりしていたのに、抱こうとしてもスルリと逃げるようになった。

下の部屋に連れてきても、背を向けションボリと寝てばかり。

コロはというと、マロはキュンキュンよく鳴く子だったため、下から聞こえてくる声に不安になるのかシッポを下げてパタパタ走り回るので、2日目にして近くで会わせてみることにした。

 

柵ごしに対面。 声の正体がわかったからか、シッポが上がった。

その後、クロも柵ごしで会わせてみるが、目が怒っている。

でも、パパが「クロは優しいお姉ちゃんだな~。イイコだな~」とマロの前でナデナデしまくる。これを何日かすることで、少し落ち着いてきた。

早く慣れてほしくて、少しずつ会わせる時間を作ってきたが、当時のマロは『超ハイパーまろっしー』と呼んでいたほどの元気ッコ。跳ね回るマロが鬱陶しいクロ。マロは遊びながらも、上の子たちにどんどん向かっていっていた。(マロが来て3週間半後くらいの動画→【こちら】)

下の子が来たというだけでもストレスになっていたクロに、元気すぎるマロは本当に苦手な存在だった。なのに、少しでも早く仲良くなってほしいと一緒にいる時間をなるべく作ろうとしていたのが、ますますクロには良くなかった。マロが来て3ヶ月くらいたった頃、クロがご飯を食べなくなったり、歯ぎしりをするようになったり、遊んでいても座り込んだりするようになったので獣医さんに連れて行くと、ストレスでリンパ球が減少していると言われた。  

クロのストレス軽減のため、一緒にお散歩に行くとき以外は、しばらくあまり会わせないようにした。 マロは大きくなってくると共に、元気というだけでなく、興奮しやすく激しい部分が強くなっていく。  クロはその後も血便が出たり、マロが来て半年後くらいには血の混じった嘔吐をし、ストレス性胃炎と言われることになった。 マロを迎えるまでは笑顔いっぱいのクロだったのに、笑顔を見せることが少なくなり、おとなしくなっていった。

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多頭飼いしてみて その3 (歩けるようになるまで)

2015-07-16 10:23:21 | 多頭飼い

前回は仲良しぴったんこ写真をアップしたが、もともとクロを迎えたのは、一緒にお散歩をして、コロにもお外は怖い場所ではなく楽しいと経験させてあげたかったため。 ここ1~2年のうちにブログを見に来てくださった方は、お外が怖いと言っても、お散歩も旅行もできてるんじゃない?と思われているかも…。 が、実際になんとかお散歩に行けるようになったのは、コロが7歳半になった頃からだった。

いつもピッタリ寄り添うようにしていたふたりだったが、お散歩に関しては別。いくら仲良しの仲間ができたからと言って、一年間ほとんどお散歩できていなかったコロが、いきなりお散歩に行けるようになるなんてことあり得なかった。クロはお外が大好きだったが、コロは相変わらずリードを見るとシートに走りお仕事をすませ、お散歩拒否の態度を崩さなかった。

それでもなんとか近所のほんの短い距離をクロと一緒にたまにお散歩することと、車で広い公園まで連れて行って公園内を歩くようになっていった。近所のお散歩と言っても、コロ連れの場合は往復で10分程度。交差点を怖がるため、そちらには絶対に行こうとしなくて、家のすぐ近くを一周するだけというそんな日が何年も続いた。 (07年10月 トラックの音に驚いたコロがパニックになり首輪が抜け逃走。 やっとの思いで捕まえ、抱きながら落ち着かせたところ。写真を撮っていないで首輪をつけるのが先だと思うが、そうしていないところを見ると、私自身コロが逃走したことで思考回路が止まっていたのかも) 

ランには時々連れて行っていたのだが、ある日、ランにあったプールで突然スイスイ泳ぎだしたことでお水好きとわかり、海に連れて行くようになった。真冬でも、海に連れて行けば泳いでしまうくらい、そこでのコロは本当に楽しそうだった。(08年2月の海。 冷たい水の中に平気で入っていくコロ)

しかし、お外でのコロのビビリ方はいつまでたっても相当なもので、シッポは足の間にかくしてしまい、ブルブル震え、後を振り返りつつの完全な挙動不審。ブログでも2~3回書いたことがあるが、たまたま出会った人から、ビビリながら歩くコロに「柴犬として失格。ろくな犬じゃない。捨てて飼い直した方がいい」とまで言われたほどだった。 コロがそんな言われ方をしてしまうのは、無理につれて歩く私の責任であり、コロに申し訳なかった。お散歩することに慣れず、外にいること自体怖がりまくるコロを、どうして無理に外に連れ出すんだろう、この子は家の中だけが安心できる場所なんだから、お散歩できなくたっていいじゃないかと苦しくなった。でも、ブログを続けていたことで励ましのコメントをいただいたりしたことが、私の希望の光だった。 (08年7月 柴犬失格と言われた日の写真。はじめはシッポを上げて歩いていたが、前から自転車に乗ったおじさんの姿が見え、その自転車が近づいてきたら怖くてブルブルになったところで↑の言葉を言われた)

 

お留守番させた方がいいのか迷いながらも、車で公園まで連れて行き、公園内をお散歩する日は何年も続いた。 人のいない静かなところなら楽しそうに歩けることも少しずつ増えていたので、希望の光を捨てることができなかったのだ。 花を育てることが好きだった義母だが、亡くなったあとに花壇のお世話が大変だったこともあり、花壇をなくして芝生の庭にして、そこにコロを出した。 カートに乗せることで、人のいるところにも少しずつ連れて行くようにしてみた。精神安定剤の薬をいただいたり(薬は副作用→【こちら】がでてしまい中止)、トレーナーさんに見に来ていただいたり、様々なことをしてきた。(09年、ドッグトレーナーさんに来ていただき、庭でコロの様子を見てもらうことになったが、人も怖いのでびびって離れている。オマケで庭に出てきたクロは大喜びで近くに行っていたが

コロに転機が来たのは、12年の夏だった。それまでのコロは、車で40分くらの海までは頑張って車に乗っていたが、それ以上の時間の移動は無理らしく、40分くらいを過ぎるとクレートの中でヒンヒンキャンキャン騒ぎ出していた。が、ブログのお友達が川で楽しそうに泳いでいたのを見て、どうしてもコロにも遊ばせたかった。自宅からだと1時間半。コロが車で我慢できる時間を超えていたが、思い切って連れて行くことにした。どうなることかと心配したが、ここがコロが大好きな場所となって、その後何度か出かけたし、その頃から急に、交差点も渡るようになって一気にお散歩距離が伸び、車で公園に連れて行かなくても歩ける犬になっていった。それはなんと、コロが7歳半になった頃だった。 (12年7月 川でスイスイ泳ぐ)

クロを迎えたことでコロがお散歩に行けるようになったかというと、全くそうではない。 でも、たぶんコロだけだったら、車で公園に連れて行くようなこともしなかっただろうし、コロもひとりだったら静かな公園でも心細かったかも。そう思うと、やはりクロを迎えたことは正解だった気がする。お散歩に行けるようになった今でも、苦手な音が聞こえればパニックになることもあるが、それでも長距離散歩までできるようになるなんて感慨深い。人の少ない平日に、人の来なさそうな場所や時間を探しては、毎日車に乗せていろんなところに行っていた数年間はなつかしい想い出。 (10年7月)

 

お散歩できるようになればそれだけでいい、一緒に旅行なんて夢のまた夢と思っていたのに、13年の秋、当時想像もしていなかったワンズとのお泊まり旅行(福井県)が実現した。 

そしてマロを迎えたあと、14年6月には知多半島~渥美半島までフェリーにも乗って、3ワンでのお泊まり旅行(愛知県)。 三重にも泊まりで行ったなぁ。

今年の3月には、やっとお散歩が解禁になったばかりのチャロを連れ、4ワンでのお泊まり旅行へ。(初旅行の時と同じ福井)

4頭連れ旅行では、SAなどで車からワンズを下ろすときなどは危険がともなうし(持つリードの数が多いのでうっかり放れてしまいそうだから)、もし雨だったらみんなびしょ濡れで車の中もドロンコになりそうだし、ウン○もたくさんになるから、それを入れておくための大きめのフタつきの缶もいるし、当然荷物はいっぱいになるしとなかなか大変だが、それでもみんなで出かけられるのは楽しい。 夏は暑くて行けないが、秋になったら、またみんなで出かけたい。

さて、次回はいよいよ激動の三頭飼いの記事です。

台風11号が近づいてきています。 大型で速度の遅い台風とのこと。 どうか被害が出ませんように。外出される皆様は十分お気を付けください。私は出かける用事があったのですが、今日は中止にしました。

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多頭飼いしてみて その2 (2頭飼いを始めた 寄り添うふたり)

2015-07-12 08:30:08 | 多頭飼い

多頭飼いの楽しさと難しさをいろいろ経験して、それをまとめようと思ったけれど、いざ書こうとすると何から書いたらいいのか迷う。 多頭飼いして良かったこと、大変だったことからにしようかとも考えたが、2頭・3頭…と増えていった順にいろいろ思い出しつつ書いていこう。

前回の紹介にも書いたように、コロは外に出ることをすごく怖がる犬だった。かわいそうなくらいの怖がりようだったので、獣医さんと相談してお散歩はやめることにしたのだが、お外は怖いだけじゃなく楽しいこともあると経験させてあげたいという思いがどんどん強くなった。パパは犬を飼うのは初めてだったが、犬を飼うなら柴犬で名前はコロと小学時代から決めていて、その子といつか一緒にお散歩することが夢だったのに、現実にはお散歩できないという残念な状況になっていた。そういうこともあって、もう1頭いればコロもお散歩できるようになるかもしれないと思い2頭目を迎えることにした。 (お散歩に行き始めた頃のコロ。外に出しただけでシッポがダラダラで不安そうな顔

そして、2頭飼いを始めたのはコロが1歳9ヶ月、クロはまだ2ヶ月になっていないときだった。初めて会ったコロに臆することなく向かっていたクロは、なかなか気の強そうな子かも…と当時は思っていたが、今考えると、ただのパピーらしい元気ッコというだけだったんだと思う。

一緒にさせようとするとすぐ下の写真のようになり、怪我をしたらどうしようと心配になって、フリーの状態で5分以上は見ていられなかった。 それが1ヶ月くらい続き、多頭飼いは無理だったのかと悩んで、電話帳でみつけたしつけ教室に電話してみた。 すると2頭の様子を見に来てくださり、「コロちゃんは上手に下の子の相手をしているだけで怒っているわけじゃないし、クロちゃんもまだ赤ちゃんでいろんなことがわかってないだけだから大丈夫。一時間くらい手を出さずに見守ってください」と言われた。ガウガウしているように見えるふたりを離したくてハラハラしていたが、すぐにふたりが落ち着き始めた。今までは、私が落ち着く前に2頭を離してしまって、落ち着ける時間をつくるチャンスをなくしていたのだ。(本当に危ないかもと思える状態は、3頭飼いになったときに体験することとなる

今回、この記事を書くにあたって昔の写真をいろいろ見ているうちに、↓のような写真を何枚もみつけた。 この姿は、パピーのチャロを迎えたときに、毎日のようにマロが下になって遊んであげていた姿と同じだ。 コロたちのときには気がつかなかったが、あの当時もコロが下になってパピーのクロを遊んであげていたんだなと今になって思う。

マロとチャロも仲が良く、ドタバタ転げ回って遊ぶことが多いが、ふたりで寄り添って寝たりくつろいだりすることはない。しかしコロクロは、小さい頃からくっついていることが多かった。ベッドが2つあっても、1つの中に一緒に入ったり…

並んで外を眺めていたり…

隣同士でベーグルになったり…

好き好き~ってしながら寝ていたり…

ここまでのくっついている写真はコロが2歳になる前のものなので、ちょうど今のマロと同じくらいの歳。 しかし、あらためて写真で振り返ると、この頃からコロは落ち着いていて、お母さんのようにクロに接していたんだなぁと思う。 赤ちゃんだったクロも、コロのことを本当のお母さんのように思って安心してくっついていたんだろう。お互いが信頼しあっていて、そばにいることが一番の幸せだったんじゃないかと思う。

そんなふうに過ごしてきたふたりは、大人になっても寄り添って寝ていることが多い。 そんな姿を見ていて、多頭飼いってなんて素敵なんだろうと、いつもそう思っていた。 

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多頭飼いをしてみて  その1 (4ワンの紹介)

2015-07-09 09:06:04 | 多頭飼い

長女のコロを迎えたとき、10年後に4頭飼いになっているなんて全く想像しもしていなかった。 そんな我が家が、血縁関係の全くない4頭飼いをすることになった理由、多頭飼いの楽しさや難しさなどを、自分の記録として、また多頭飼いに興味のある方へのひとつの参考例として、少し書いてみたい。 (飼い主やそれぞれの犬の性格、相性、生活環境などによって、多頭飼いしている方の数と同じだけの、いろんなパターンがあると思います)

たまたまこのブログに来てくださった方へ、わが子たちのご紹介。

長女 コロ (05年3/14生まれ) はじめてのお散歩の時に暴走族と出会い、お外恐怖症になる。リードを見るとトイレシートに走り、オシッコもウン○もすませ、お仕事はすませたから外には行きませんアピールをし、そのあとは逃げ回る。 それでもなんとか外に連れ出してはいたが、大きい音の車が横を通ると気絶してしまうようになった。獣医さんに相談すると、そんなに怖がっているのなら外に出さない方がいいということで、ほぼ室内で生活する犬になった。 そのせいか、外に対する適応能力に欠け、車だけでなく人やいろんな音にもすごく敏感である。次女のクロを迎えたあと、何年かかかったがお散歩のできる犬になった。 ただ、今でもお散歩中は緊張していて、苦手な音が聞こえたりするとパニックを起こすことがある。海・川・プールなど水遊びは大好き。 ビビリなところ以外では、穏やかな性格で下の子たちを優しく見守るお母さんのような存在。 2階で完全フリー生活。 下の部屋ではチビたちが暴れている事が多く、ゆっくり寝られないため、下にいてもすぐに2階に戻る。

次女 クロ (06年11/8生まれ) お外に行けないコロに仲間がいたら、一緒にお散歩ができるようになるかもしれないと思い迎えた子。元気いっぱいで明るい性格。 甘噛みも全くなく手のかからない子だった。オモチャの破壊はすごかったが、特に困るようなイタズラをすることもなかったので、生後4ヶ月くらいからコロと一緒に、ケージなしのフリーの生活をしている。コロとは親子のようで姉妹のようで…という感じで、とにかくとても仲がいい。 のんびりしていてお気楽な性格のようだが、とても繊細。甘えん坊でヤキモチ焼きでもあったため、マロが来て数ヶ月はストレスによる血便や嘔吐があった。 チャロが来てからは、マロが絡んでこなくなったのでホッとしている。下の子たちが調子に乗るとマジ怒りをするが、元気のない子がいるとそばに寄り添って寝てくれたりする怖くて優しい親分的な存在。 1階だったり2階だったり、飼い主のあとをついて移動。 家の中のどこででも自由に過ごしている。 

三女 マロ (13年10/18生まれ) 一生犬がいる生活がしたいと思っていたが、人の平均寿命は延びても健康寿命の平均は70過ぎくらいと聞く。同居していた義父母はもう亡くなったが、現在一人暮らしをしている父は、体のあちこちに故障が出てきていろいろな病院通い。母は60過ぎた頃にアルツハイマーになり、父がずっと介護していたが70くらいから施設での生活をしている。一生犬のいる生活をしたくても、まだまだ長生きしてほしいコロたちを見送ったあとに次の子を迎えていては、その子を見送るまでに自分が元気でいられるかわからない。 いろいろ逆算して考えると、自分にとっての最後の子を迎えるなら今かもしれないと思って我が家に来ることになったのがマロ。 が、気性が激しく興奮しやすい性格だったため、静かに生活してきていたシニアたちの生活が一変。先住犬2頭だったときには全く感じなかった、多頭飼いの難しさを痛感することになる。とにかく暴れん坊で、思い通りにならないと噛んできたマロ。子どもの頃から犬のいる生活をしてきた私だが、はじめて犬を怖いと思ったほどだった。パピー教室、パピーケア、幼稚園、いろいろ通ってみたもののしつけがうまくいかず問題が多く悩みの種だったマロだが、人が大好きで愛想がいいため、近所の方からは4頭の中で一番可愛がられている。 ほぼ下の部屋で生活。 寝るときと、長時間の留守番の時、興奮したときはケージにイン。

四女 チャロ (14年11/14生まれ) 1年たってもなかなかシニアたちとうまくいかないマロだが、ドッグランでは他の子たちとよく遊べる子だった。(現在は、ランにボールなどのオモチャがあったりすると興奮して放さなくなるので、オモチャがあるときにはランに入れないようにしている) マロが1歳になった時、柴友会に参加した。そのとき、パピーちゃんと上手に遊んであげていたのを見て、年の近い遊び相手がいれば、シニアたちにも静かな生活が戻り、マロも有り余るほどのエネルギーを発散できるんじゃないかと思い、4頭目を迎えることにした。それが末っ子チャロ。 マロと遊ぶときは激しいけれど、そのとき以外は穏やかな性格。 クロが小さかったときと同様、甘噛みもイタズラも拾い食いもオシッコの失敗もなく、手のかからないおとなしい子。 人(特に男性)のことはなぜか怖いらしくちょっと苦手だが、ワンコにはフレンドリー。 天真爛漫で、かなり個性的な姉たちともそれぞれうまくつきあっていけるチャロは、上の子たちから可愛がられている。 マロが来てから悩んでばかりの日々だったが、みんなをまとめてくれた天使。 寝るときと飼い主が留守の時は2階のチャロ・スペースで、飼い主が家にいるときは、下でマロとドタバタ過ごしている。

こんな4柴娘たちの、2頭だったとき、3頭になったとき、そして現在に至るまでを少しずつ綴っていこうと思います。  

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