23年にお空に旅立ったクロ。もう2年たちました。そして三回忌。早いものです。甘えん坊で可愛くて、面白くて、やきもち焼きで、みんなの親分で・・・。シニアになっても元気いっぱいだったから、まだまだずっと一緒にいられると思っていたのに。命に限りがあるってわかっていても、お別れは本当に辛いものですね。

11月の16歳のお誕生日のあたりから突然体調の悪い日が出てきて、年が明けてからは少しずつ介護生活へ。夜鳴きが始まってからは夜寝られないことと、深夜の泣き声に近所迷惑になるんじゃないかという思いで精神的に辛い日々もありました。お薬で夜鳴きが抑えられるようになったけど、今度は体に力が入らなり、ぐにゃぐにゃの体に。クロも辛かったと思います。それでも、予定していた旅に連れて行くと嬉しそうにしてました。可愛いっ。

息子や娘は、時間を作っては孫たちを連れて何度も来てくれました。

そのたびに嬉しそうな顔で見上げていて、みんなが会いに来てくれ、クロは幸せだったんだろうなと思います。

カートに乗って、毎日マチャのお散歩にもついて行き、一緒に桜も見ることができました。これは、最後の夜のお散歩の時。優しく、少し笑っているような顔でカートに乗っていました。最後のお散歩になるってわかっていたのかな。

ツヤツヤだったお鼻は乾き、亡くなる数日前からどんどん鼻の穴が小さくなっていって呼吸がしにくくなっていきました。亡くなった日の明け方3時頃、鼻が詰まったような速い呼吸音で目が覚めました。お別れが近いと感じ、頭や背中や足を撫でながら、クロにいろいろ話しかけていました。

介護生活が始まってから、私とクロはパパとは別の部屋で寝ていましたが、朝5時頃パパがトイレに行こうとする音が聞こえた途端、その直前まで速い呼吸をしていたのが突然止まりました。急いでパパを呼び、パパが何度もクロの名前を呼びながらシリンジでお水を少しあげたら呼吸が戻り、数回鳴いてお別れを告げてくれました。2月~3月にかけて、何度かもうお別れと思った日がありましたが、本当によく頑張ってくれたクロでした。
コロクロは小さい頃からいつもピッタンコしていたので、見ているだけで、お互いに信頼し合っていることがよくわかりました。コロがいなくなったあとのクロの悲しみようは、コロを追って死んでしまうんじゃないかと思うほどでした。なので、今はお空でふたりがあの頃のようにいつも腹枕しながら幸せに暮らしていてくれること間違いなしだと思っています。

クロちゃん、ママもいつかそっちに行くから、そのときまで大好きなコロ姉ちゃんと仲良く待っててね。


昨日、黒豆健太君ママさんからクロの三回忌にと素敵なプレゼントが届きました。見た瞬間、涙が出てきました。

コロと一緒でクロもきっと喜んでいると思います。これの土台はコロの好きだった海のイメージ、ドームのコロ側には貝、ドームの左側にはヒマワリで作家さんが作ってくださったそうです。宝物が増えました。健太君ママさん、ありがとうございました。
