柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

クリスマスパーティーとご挨拶

2012-12-27 09:05:45 | 季節もの

25日は、父を迎えてのミニ・クリスマスパーティー。 一番に門まで駆けだしてきたコロ。跳ねながら迎えるクロ。

 

部屋に入ってからも大興奮。ふたりとも、お耳ペッタン。興奮しすぎて、クロはソファーから落っこちそうに…

  

迎えに行ってる間に娘が用意しておいてくれたパーティーメニュー。生ハムのバラとリボン、クリームチーズの雪だるまが可愛い

ふたりは、自分たちももらえるのかとワクワクしていたけれど…

ドデカガムを渡したら、あっさりガムに夢中になった

娘から赤いマフラーをもらった父。「おじいちゃん、似合うよ」「あたしたちとオソロイみたいだねっ」 

 

ことしも残りわずか。今年のコロクロ日記は、こんな楽しかったパーティーで締めくくりたいと思います。今年もたくさんの方が訪問&コメントしてくださいました。本当にありがとうございました。来年もまた、笑顔がいっぱいの記事を書いていけたらいいなと思います。

「いつもたくさんの応援ありがとう。来年は、もっとお散歩できるといいなって思います」

「コロクロ日記は今日で終わりだけと、【花まる日記】は年末年始も続くので、お時間があったら、あたしたちに会いに来てね」

  

 それでは、寒い日が続きますが、お元気で良いお年をお迎えくださいませ

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クリスマスのいろいろ

2012-12-26 09:37:54 | 季節もの

クリスマスも終わり、いよいよ年始に向けての準備もラストスパート。 でも、その前にクリスマスのいろいろを…。 

クリスマスの2日ほど前、宅急便で届いたのは兄貴から家族へのプレゼント、特大タラバガニ。(蟹の他にイクラと甘エビも)  以前からブログを見ていてくださっている方はご存じと思うが、学生時代は万年金欠で、妹の部屋に手作り募金箱まで勝手に設置してしまう、なさけない兄貴だった。就職して、やっとこんなことができるようになったなんて成長したなぁ。 その兄貴、年末まで超多忙のため、カノジョとのクリスマスデートもできなくてちょっと気の毒だが。

パパからは13年度版カーナビの更新キットをもらったのだが、それを買ったのがオートバックスだったらしい。で、その時、クリスマス期間の午後7時から9時まで、あの豪華オートバックス社長宅のお庭に入れるというハガキをもらったので、23日に行ってみることにした。今回はワンズはお留守番。7時15分頃着いてみると長蛇の列。『最後尾』の看板を持つ係の方に、いつ入れるのか聞いてみると、1時間くらいかかるとのこと。 しかし、せっかくだから並ぶか…と寒い中、ガンバル。20人くらいずつ区切られお庭に入場。サンタさん(写真中央)やプーさんがいて、子供さんにはプレゼントをあげていた。 

さすがにおうちの中には入れないけど、玄関から中が見れるようになっていた↓。すっすっすごい この、数日前にテレビでも紹介されていたのだが、邸宅の前にある豊明文化会館も光の祭典というのをやるようになり、邸宅を中心に市をあげてこの時期の名所にしているらしい。

24日は、娘は朝から1日デート。コロたちにツリーの朝ご飯を作ってくれたと同時に、夜に食べてねと人間用のも作っておいてくれた。コロたち用の土台は味なしポテトだったけど、人間用はちゃんとしたポテトサラダ。そこにブロッコリー、プチトマト、人参をトッピングしたツリー。はクリームチーズで。 夜はこれとチキンでクリスマスディナー。

夕食後はパパとランの館へ。 

その後、みんなが帰ってくるのを待って、人間用ケーキとワンコケーキでプチパーティー。 なぜか写真の色がとんでほとんど写ってない~ 

ワンズへのプレゼントは、ボール&“寒い日に着るリバーシブル毛布"。 でも、いつもくっついて寝ているから、室内では毛布の服なんて必要ないね。花まるに数回アップしたが、今年はコロもいろんな場所のイルミ見物について行けたから、楽しかったな~。

翌日は、父を迎えてクリスマスパーティーをした。

           つづく

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姉妹記念日

2012-12-23 10:16:55 | 記念日

06年、12/23、突然ちびっこギャングがやってきて、コロのケージに入居。 なんだ、この黒い魔物は…のコロ。

それから、いろんなことがあったね。 全然仲良くできなかったふたりが、1ヶ月後には突然お互いを認め合い受け入れ始めた。クロは、コロのことをママのように思い始めたのか、寝るときはいつも寄り添っていた。

さすがに暑い季節にはくっつかないけれど、いい年になった今でもコロの腹枕は冬の定番であり風物詩 クロにとって、コロというお姉さんがいることで心が安定しているんだね。

クロがいてくれたから、コロもだんだんお散歩が出来るようになってきた。お互いがお互いを必要としているんだよね。

だけど、仲の良すぎるふたりを見れば見るほど、幸せな気持ちになると同時に、もし片方がいなくなってしまったとき、もうひとりはどうなってしまうだろうって、ふと思う。ふと思うって言うより、よく思う。いつか来るその日を迎えることが本当に恐い。いつまでも仲良し姉妹の時間が続きますように。ふたりの笑顔の日々が、いつまでも続きますように。

        姉妹記念日、おめでとう

花まる日記】も、姉妹記念日の今日、いつの間にか4周年を迎えました~。

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コロ 初の長距離散歩 後編

2012-12-20 08:57:36 | 歩けない犬から歩ける犬へ

カフェを出て、車の少ない道を選びながらも時々は腰を抜かしつつ歩くコロ。 森の中に入ったときは、元気いっぱいでシッポも上がるが…

 

再び道路に出るとシッポが下がる。 シッポで心の状態がホントによくわかるなぁ。

そして、とうとう着いた動植物園前。こんなところまで歩けるなんて、今年に入ってからも想像してなかった。奇跡としか思えない。(動物園から植物園に向かうモノレールの音に、シッポは足の間に収納されてしまったが)

動物園前で記念撮影。緊張しているコロはなかなかカメラ目線になってくれない。記念写真なのに、クロは大あくび

「さぁ、帰ろうか」 「コロちゃん、こんなに歩けちゃったなんてすごいよ」

家についてホッとして、またシッポがクルン

今まで7年半近くは、歩いたとしても往復で15分程度の短距離散歩のコロだった。しかも決まった道しか歩こうとせず、横断歩道など見ただけで鳴きながらUターンしていた日々。それが11月くらいからか、歩く距離が徐々に伸び、今まで歩いたことのない道もどんどん歩けるようになり、ついにこの記事の場所に行ったときは往復2時間(途中でカフェによっているが)。 

とうとう、車で公園まで連れて行かなくても、お散歩できる犬になったんだ  が、選挙の日に投票所に連れて行ったら、車も人も多くパニックになりそうだったし、最近は年末だからかお散歩途中で工事をしていたりお庭の剪定をされているところが多く、その音が車以上にとても恐いコロ。

やはり連れて行く曜日や場所のことはしっかり考え、再び歩けなくならないようにしたいと思う。泊まりの旅行なんて絶対に無理と思っていたけど、歩けるようになった奇跡があるのなら、お泊まりできる奇跡もあるかもしれない。夢をあきらめないで、一歩一歩進んでいこう。

                                    

今年も残すところ、あと10日ほどになってきました。クリスマスっていう楽しく待ち遠しい日もあるけれど、やらなきゃいけないこともいっぱい。なのに、今年はちっともやる気が出ず…。そろそろ気合いを入れなくちゃ。なかなか皆さんの所にもコメを残せてなくてごめんなさい。コロクロ日記も、あと何回書けるかな。(【花まる日記】は年末年始も更新予定で~す)

週末にはクリスマス寒波が来るようです。皆様、風邪などひかれませんように。

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コロ 初の長距離散歩 前編

2012-12-18 08:42:45 | ワンコもOKのお店

2週間前から4回に分けて、歩けなかったコロがやっとお散歩が出来るようになってきたという記事を書いた。10日にその最終回を綴ったのだが、13日になんとコロが長距離散歩をしたのだ。 以前は、近所のある程度の距離を歩ければ、それだけでもスゴイと思っていた。 家から長距離の散歩をするなんて、夢のまた夢、コロにはそんな日は来ないだろうとまで思っていた。

が、最近お散歩距離が少しずつ伸びてきているので、ドッグカフェまで歩いてみることにした。相変わらずシッポは下がり、車が横を通るたび腰が抜けそうになっていたが、帰りたいと鳴くことも恐怖で固まってしまうこともなく進む。途中でよってみた公園の中ではシッポも上がった

 

公園を出た後も、家の方にUターンしようとすることもなく、前へ前へ…。

そして、ドッグカフェ【one two Skip】さんに着いた~。 店内に入るときには緊張でブルブルしちゃったけど。 風船ツリーの前でパチリ。「写真はいいから、早くおいしいもの食べようよぉ」

 

「すごいねぇ。こんなところまで歩いてこれる日が来るなんて、想像したこともなかったよ」 「えへっ」 ここはワンコも店内なので、寒い季節にはありがたい。

ワンコメニューもあるけれど、モーニングのパンをお裾分け。「コロちゃんがこんなに頑張ったんだから、普通はワンコメニューをとってくれると思うんだけどね」

モーニングを食べながら、「調子が良さそうだから、一気に動物園の方まで行ってみる?」と娘に提案。 カフェから動物園まで30分はかかるけど、無理そうなら帰ればいいしということで、車の少ない道を選びながら出発。工事をしている場所もあったがそこは走って通過。「コロちゃんと、たくさんお散歩できるなんて嬉しいな」

 

              つづく

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ちょっと前のお出かけ 2

2012-12-15 09:05:14 | ワンコとお出かけできる場所

YKガーデンさんを出た後、三重県民の森に行った。綺麗に整備された公園のようだったが、山の方を歩きに行くことにした。

ヒーヒーと息切れしながらやっとたどりついた展望台。 眼下には広々とした景色。このあと、いつの間にか奥深い山(東海自然歩道)に入ってしまった。

戻ろうというのに、遠く下の方で川の音がしていたので、そこまで行きたいというパパ。ずんずん進むと、木の倒れているこんなところまで来た。奥には橋が落ちているのが見える。

落橋。

橋の横に、長距離自然歩道の迂回ルートの看板。『平成20年9月豪雨による落橋で迂回ルート設定』と書いてある。

しかし、この迂回ルートもなかなかハードな場所が…。歩いている左側は崖。クロはパパに荷物のように抱えられている

 

でも、その道を通ったおかげで、ものすごく透き通った川に行くことが出来た。お水の中には入らないが楽しそう。 

  

カニをみつけたのでクロの前に置いてみたら、あっという間に川の中に落ちてしまった。「カニさんバイバイ」

 

1時間くらい山道を歩いた。ちょっとした冒険だった。今度は公園の中を歩きに行こう。

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ちょっと前のお出かけ 1

2012-12-13 09:06:52 | ワンコもOKのお店

もう1週間以上前になってしまうが、せっかく写真もあるので、お出かけ記事を…。いつものように、「出かけるぞ~」というパパ。今回は全く行き先を教えてくれなかったが、最後の紅葉を見に行くとのこと。高速に入り、御在所SAで休憩。待っている間ランで遊んだが、そんなに広くないランなのにウン○の放置が4カ所も。踏むと嫌なので拾ったが、後始末くらいしてよ~とムッとなり少し遊んだだけでランを出た。お土産見物していたパパを待つ。入り口付近には

 

どこに行くのかなと思っているともみじ谷。 前回は、岐阜県にあるもみじ谷に行ったが、今回は三重県の【水沢もみじ谷】。

少し時期が遅かったので落ち葉も多かったが、ちょうどの時だったら、すごく綺麗だったろうなと思える場所だった。

このあと宮妻渓を目指したが、ペット禁止の看板があちこちに立っていたので、そのまま車を降りずUターン。そして、菰野町にあるドッグカフェに向かう。途中、リスが道路を横切ったり、野生のサルがいたりでちょっとビックリ。

パパが行こうとしていたところは、店内もワンコ、ワンコメニューもランもある本格的ドッグカフェだったが、そのすぐ近くのお店の入り口に“お庭でペットとお茶をどうぞ"と書いてあるお所をみつけ、そちらに行ってみることにした。

ハーブカフェYKガーデン】さん(←HPですが、更新されているのがかなり前のようです)、季候のいい時はお庭のテーブルセットが出されるらしいが、ブルーシートがかけられ、寒い季節はテラスの1テーブルのみ。

この日はあまり寒くなかったが、イスに毛布をかけてくださったり、ストーブを出してきてつけてくださったり、いろいろお気遣いいただいた。お水、そしてマスターからジャーキーをいただくクロ。

 

和洋折衷のランチ。ボリュームたっぷり。

ランチについているデザート。デザートを持ってきてくださったとき、またまたクロにはジャーキー。マスターだけでなく、お店の方がみなさんお優しくて、クロのことも可愛がってくださった。暖かくなって、お庭の席が使える頃にまた来たいな。

このあと、ハードな山道を歩く     つづく…

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7歳半にして、お散歩のできる犬になりつつある  最終回

2012-12-10 10:06:45 | 歩けない犬から歩ける犬へ

ビビリのコロに対して、いろんなことを試してきた。義母が生前、花で埋め尽くしていた花壇をなくし、芝生にして庭で遊べるようにした。(庭作りの過程はカテゴリーの中の『芝・柴物語』にあります)  【フラワーレメディ】が精神安定にいいらしいと聞いて購入したこともあった。コロには効果はなかったが。エアガンの音以来、子供の声とパンパンというような音に異常に反応してしまうので、獣医さんで精神安定剤のお薬をもらったが、これは副作用(→こちら)が出たので中止。ドッグトレーナーさんにも来ていただいた(→こちら)が、4歳半になっていたので、いろいろなものや音に対する恐怖心を取り除くのは、トレーニングでもなかなか難しいとのことだった。ただ、焦らず根気よく少しずつでもお散歩を続け、慣れさせるしかないと指導を受けた。

その後、お隣はお引っ越しされ、年配のご夫婦が入居されたため、BB弾の音の恐怖はなくなったが、お外嫌いはますますひどくなっていた。が、絶対に行きたくないとの意思表示がない限り、せっせと公園に連れて行った。ブログの写真は、少しでもコロの機嫌のいい顔をと思って載せていたが、実際には公園に行っても、ちょっとしたことでパニックになることもあった。パニックとまではいかなくても、怖がってしまいすぐに帰るということもよくあったが、それでも土日以外は、なるべくコロも連れだしていた。

数年前の私の誕生祝いに、娘にコロ用カートを買ってもらい歩けないと思えるような場所ではコロを乗せてお出かけもしたが、カートの中でも、恐すぎてキャンキャンいいながらウン○が出てしまったこともあった。

が、この夏の川遊びでコロに転機かきた。今までコロは、車で出かけるとき40分くらいたつとヒンヒンキャンキャン言いだし、長くても1時間が限度という感じだったのだが、ブログのお友達に教えていただいた川で、どうしても遊ばせたかった。自宅からだと1時間半。コロの車で我慢できる時間を超えている。どうする?やっぱり行こう!! 娘が休みの日に一緒に行ってもらい連れて行くことにした。どうなることかと心配したが、ここがコロが大好きな場所となって、その後何度か出かけた。

その川で遊んで以来、長めに車に乗っても大丈夫になった。真夏は暑すぎるので早朝や夜のお散歩だけにしたが、夜のお散歩はコロも毎日ついて行くようになった。そして、今までなかなか渡ろうとしなかった横断歩道を渡るようになり、一気にお散歩距離が伸びた。日中も、車の少ない道を選び、狭い道で車とすれ違うときは、脇道に入るようにして、だんだん遠くまで歩けるようになってきた。車で公園まで行かなくても、お散歩の出来る犬になってきたのだ。(コロも、びみょ~にシッポが上がっている)

人の集まるクリスマス前のイルミ見物も、去年まではクロしか連れて行かなかったが、今年はコロも一緒に出かけている。といっても、やはり人の多いところは恐いし、近所のお散歩でも、相変わらずちょっとしたことで腰が抜けているしビクビクもしている。無理をさせると、あっという間にまた、お散歩拒否犬に戻ることも充分あり得る。

でも、確実に成長したコロ。ここに来るまでに、7歳半という年齢になってしまったけど、元気なうちに今までクロだけが見てきたものをもっともっと見せたいし、コロにもいろんな体験をさせてあげたい。私はついつい焦ったり無理をさせがちなので、コロの様子をしっかり見ながら、『365歩のマーチ』みたいに、一日一歩三日で三歩、三歩進んで二歩下がるくらいの気持ちでいかなくちゃね。 

         長々と読んでくださった皆様、ありがと~

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7歳半にして、お散歩のできる犬になりつつある 3

2012-12-07 09:16:54 | 歩けない犬から歩ける犬へ

クロが来てからのコロは、近所のほんの短い距離をたまにお散歩することと、車で連れて行く広い公園内を歩くようになっていった。 その他に、たまにドッグランにも行ったが、ある日ランにあったプールで突然スイスイ泳ぎだした。え?泳げるの?と新しい発見をしたあとは、時々海に連れて行くようになった。

いつもブログを見てくださっている皆さんはもうご存じのように、真冬でも泳ぎ出すほど海が大好きなコロ。 人の来ない季節に連れて行くことにしているので、海ではいつも本当に楽しそうにのびのびと遊んでいる。(↓真冬の海でも平気で泳ぐ)

が、お散歩中のコロといえば、たとえ人の少ない公園内を歩いていたとしても、へっぴり腰で足はガクガク、何度も振り返りつつキョロキョロし、耳はクルクル回して小さな音も聞き逃さないようにしている感じ。 とにかく挙動不審歩きのようにしか見えない。そんなコロと、元気よくご機嫌で歩いているクロを連れていると、声をかけてくれる人のほとんどがクロのことだけ可愛いと言われる。当然だと思う。声を掛けようと近づいてこられるだけで、コロにとっては恐怖でおびえまくるから。

なので、クロだけ可愛いと言われるのはしかたのないことだと思いつつ、ひどい言葉をあびせられたことも。ビクビクしすぎて目がつり上がっているようなコロに、「おそがい(恐いとか恐ろしいという意味)犬だね」と言われたり、それだけならまだしも、以前ブログにも書いたが、自転車にびびるコロに、自転車で近づいてきたおじさんから「柴犬として失格。ろくな犬じゃない。捨てて飼い直した方がいい」とまで言われたことも。悔しくて悲しくて、この時のことは、たぶん一生忘れない。(自転車がこちらに向かってくるのが遠くに見え、ブルブル震えだし固まったコロ)

 

しかし、それほどまでに外にいる時のコロはビビリまくりだった。 過去記事を読んでみても、たまに楽しそうに歩けたといっては喜び、パニックになったといっては悩み…の繰り返し。そんな中、家の中にいてもパニックを起こす事態が発生。今はもうお引っ越しされたのだが、3年前、隣に住んでいた小学生の少年が友達と庭でエアガンでよく遊んでいる時があった。我が家の庭にも、BB弾が飛んできて落ちていたが、そのパンパンいう音と子供たちの声が恐くて、家の中でも鳴きながらがら走り回り大変だった。

遊びが終わりパンパンという音がしなくなっても、2時間くらい震えがとまらないコロ。以前は、家の中にいれば小学生の登下校時の声に無関心だったのに、家の中にいても敏感に反応するようになってしまった。と、同時にまたまたお外嫌いが激しくなった。

                  つづく

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7歳半にして、お散歩のできる犬になりつつある 2

2012-12-05 09:13:08 | 歩けない犬から歩ける犬へ

多頭飼いすることで、一緒にお散歩できるようになればと迎えたクロ。ところが、1ヶ月たっても仲良くできず、またまた電話帳でみつけたしつけ教室(前回見に行ったところとは、別のところ)に相談してみることにした。

自宅まで様子を見に来てくださった先生がふたりを見て、コロちゃんは、クロちゃんがここのうちの子になった赤ちゃんだってちゃんと解っているから大丈夫。なので近づかないようにさせるのではなくフリーにしてみて下さいと言われた。噛み合うんじゃないかと心配したが、フリーにしてみるとお互いにガウガウしながらも、きちんとルールを守っている(本気噛みをしていない)ということが解った。

コロの態度も、やんちゃな子供を親がいろいろ教えようとしているようにも見えた。その日以来、フリーで一緒にいる時間を伸ばしたら、あっという間に仲良くなったふたり。いよいよ、一緒にお散歩の道も開けるのかと思った。

が、現実は甘くない。あれだけお外を恐っているコロが、仲間(クロ)ができたからといって、いきなりお散歩に同行するなどあり得なかった。お散歩好きなクロはどんどん外に行きたがっていたが、コロは相変わらずリードを見るとシートに走り仕事をすませ、お散歩拒否の態度を崩さない日々が続いた。

コロは長くお散歩しない犬だったためか、車以外でも恐い物が多く(人や犬、自転車、その他いろんな音に敏感)、外での適応能力に欠けている。 クロは、いろんなことに平気な子になったほしかったので、コロたちのことをみてくださったしつけ教室の先生のところに数ヶ月通った。しつけというより、犬友作りのために。その先生から、ブログを作ってみたらと薦められ、パソコンを触ったことのなかった私がブログを始めた。

といっても、なかなかパソコンを使いこなせず半年くらいは携帯から投稿していたのだが。そのブログを以前、誕生日やクリスマスの時、パパが本にしてプレゼントしてくれた。その一巻の目次で、コロを初めてクロとともに公園に連れて行ったときの記事を探すと、コロが2歳と1ヶ月になった頃だった。

その時は車で、人のほとんどいない公園まで連れて行ったのだが、シッポを足の間に隠しブルブル震えたり鳴いたりしていたらしい。その後、たまに近所のお散歩にも連れ出していたが(往復で10分程度)、↓こんな感じでパニックになることも多々あった。

その後もいろんな悩みや試練が待っていた。  

              つづく

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7歳半にして、お散歩のできる犬になりつつある 1

2012-12-03 09:37:50 | 歩けない犬から歩ける犬へ

先週は義父の具合が良くなかったが、また落ち着いてきたので、書きたかったコロのこと(お散歩距離が一気に伸びたこと)を今週は綴ろうと思う。以前からこのブログを読んでくださっている方は、過去のことをよくご存じなので今日の記事は流してくださいね。(写真は2枚とも初公開のものです)

コロは、我が家に来てから初めてのお散歩の時、暴走族と出会ってしまった。あまりの恐怖に、脱糞しながら自宅に帰ろうと必死になり、お外が嫌いな犬になった。

それでも少しずつ散歩に連れ出してはいたが、トラックや大きな音のする車が通ったときに、信じられないようなことなのだが気絶するようになった。すぐに意識は戻るのだが、恐怖からなのか、本当にふわ~っと倒れてしまうのだ。獣医さんに相談した結果、家の中で自由に歩いたり走ったりしているならば運動はできているので、無理にお散歩しない方がいいということで、お散歩をしない犬となっていった。(4ヶ月の頃のコロ。門の前にいるだけでシッポがダラダラ)

せめて家の周りだけでもと思っても、私がリードを持つのを見たとたんにシートに走り、オシッコもウン○もすませ、お仕事はしたから外に連れ出さないでと逃げ回るコロ。(この行動は、最近になってやっとあまりしなくなってきたが、どうしても外に行きたくない時は7歳過ぎてもやっている) リードを見ただけで、オシッコもウン○も出せるほど外に行きたくないって、どれだけお外が恐いのか。

私は子供の頃から犬のいる生活をしていたのだが、どの子たちもみんなお散歩好きだったので、犬というのはお散歩好きが当たり前と思っていた。なので、家の中で安心して過ごしているコロを見ていると、それはそれでいいけれど、お外は恐いだけじゃなく、楽しいこともいっぱいあるって思って欲しかった。

そんなとき、電話帳で“どんな問題行動のある子でも大丈夫"というようなことが書かれていたしつけ教室をみつけ、連れて行ったこともあった。(当時はパソコンを触ったこともなかったので、ネットでしつけ教室を調べることはなかった)  が、そこの見学に行ったとき、体が飛ぶほどリードを引っ張られて、しつけされていた子の様子を見て、なんだか悲しくなってその教室をあとにした。その子がどんな問題行動のあった子なのかわからないし、場合によってはそのくらいの指導が必要なのかもしれないが、もし自分の見ていないところで、コロがそんなふうにされていたらと想像するだけで気分が悪くなりそうだった。そして、別に散歩なんかできなくていいし…とまた思えてしまう私だった。

そんなとき、たまたま車でそんなに遠くない距離の所に、ドッグランかあることを知った。広いのにすいていて、他のワンズと出あうこともほとんどなかったので、コロも安心して遊べた。コロが外で楽しめるならと、大金ではあったが5年間(3年間だったかもしれない)パスポートを買った。なのに、暑い間しばらく行かなくて、涼しくなった頃に行ってみたら閉鎖されていた。一度だけそのランから、またご連絡しますとの手紙が届いたが二度と連絡は来ず、数回行っただけなのにお金も戻ってこなかった。

その後もお散歩嫌いは続いていたが、時々外に連れだしていたコロに“てんかん"の発作が起きるようになった。もしかしたら、無理させていたのも原因の1つなのかもしれないと思えてきた。なので、よけいに外に行かなくなった。が、ある日パパが、もう一頭いれば、もしかしたらコロも一緒に歩けるようになるかもしれないと言い出し、私もその言葉を聞いて多頭飼いを考えた。 子供の頃に多頭飼いしていた時もあったのに、なぜかコロの他にもう一頭ということは全く頭になかったのだが、すぐに迎えてみたいと思った。と言っても、その直後くらいにクロが我が家の子になったとき、コロはすでに1歳9ヶ月になっていた。

が、クロを迎えてみて、『一緒にお外へ』の前に問題が起きた。今でこそ、本当の姉妹以上の絆で結ばれいてるんじゃないかと思うほど仲の良いふたりだが、多頭飼いして良かったのかと悩むほど、一緒にさせるのが難しかった。気の強いクロは、先住犬コロに対しても自分が一番!みたいな感じで威張っていたし、コロはコロで、突然現れた元気印の暴れん坊にどう接していいのかわからない感じだった。

                   つづく

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