『それぞれの犬との信頼関係を強くして、指示をしっかり聞けるように、ひとりずつとの時間を作る』ということで、さっそく昨日から始める。 コロやクロとの信頼関係はできてるつもりだったけど、指示を必ず聞くかというとそうでもないのでいい機会になったなぁと思う。 マロの『ちょうだい』練習用の口腔お手入れガムをコロに使ってみる。「ちょうだい、マテ、なんて簡単簡単~」
「おうち(ハウス)だって簡単簡単~」 で問題は『おいで』。 機嫌が良ければやるけど、これから嫌なこと(もっと庭で遊びたいのに家に入る、お散歩に行く←コロはお散歩が恐いことが多いので)をするときも『おいで』と言われるので、来たり来なかったり。 なので別の言葉『来て』を教えることにした。
『3頭になって、収拾がつかなくなりそうなときに絶対飼い主の所に行く言葉を使う』ということで、“行けば必ずいいことがある”で覚えさせることにした。 おいでとの違いは、『来てと言われたらそこまで行って座る』という、座れまでの流れ。
来ての練習用には、『特別なオヤツ』を使って覚えさせる。 毎日の繰り返しだよね~。 どこまで私が頑張れるかだ。
さて、クロちゃんも「おうち」。 ここまでやったところで、2階からマロの遠吠えが聞こえてきた。 パピーでも遠吠えするんだ。 下でトレーニングしている声が聞こえてくるため、コロがやっているときからキャンキャン言っていたが、ついに遠吠え。 でも、今はクロとの時間だから無視無視。
そうだっ。クロにできないことはアイコンタクト。食べ物があるときには、絶対に飼い主ではなくオヤツとアイ(?)コンタクトしている。 このガムは、ちょうだいの練習じゃなく、クロにはアイコンタクトの練習で使えるかぁ。
昨日は一日雨だったため、庭で爆走して発散するということができなかったからか、カミカミがひどかったマロ。
夜、仕事から帰ったパパに「マロ坊なんてさぁ、噛んでばっかで全然よくならんし、もうイヤだ」と愚痴る。 「だけど、もう一頭育てたいって言ったの自分でしょ?」 「でも、コロもクロも同じくらいの時にのんびり腕の中で寝たし、クロなんて甘噛みなんか全然なかったし、ふたりともいろんなことすぐに覚えて手がかからんかったでしょ? なのにマロなんて、暴れまくってのんびりしてることなんか全くないし、いろんなこと覚えんし」 「いろんなことって何? コロたちと比べたらマロがかわいそうだろ。 マロはマロなんだから」 「そうだけどさぁ、マロが気が強くてやりたい放題だから、ふたりともなかなかうまくいかんのだよ」 「あのねぇ、まだマロは小さいんだから、できないことじゃなくて、できるようになったことを見ていかんと。まだまだこれから、いろんなことを覚えていくのに何焦ってんだよ」 「う…」 言葉に詰まる私。
ごもっともであります。 そうだよな~。 まだ4ヶ月にもなってないんだし、歯が生え替わるときには、もっとカミカミの時期もくるんだよな。 気の強そうなマロにイラッとするときがあるけど、まだまだ赤ちゃんなんだ。 最近コロたちをギュ~っと抱きしめて、なんてイイコなの~って一日に何度も言ってるけど、そりゃ、シニアなんだから落ち着いていて当然なんだよな。
焦らないようにって、ブログに何度も書いているくせに、ちっともゆったりとした気持ちでマロを見てあげられない自分。 おうちと言われてキャリーに入り、離れていても待つことができるようになったじゃないか。 ガムをちょうだいしたとき、我慢して待ってオヤツがあってもアイコンタクトもできて、クロよりすごいじゃないか。 そういうところをもっと見てあげなきゃね。 子育てって根気と忍耐だよな~。 ふぅ。