なんとか元気で想い出の場所への旅に行けたクロ。その前後の記録です。(2/26まで)
17日に認知症の疑いと診断された直後から、間違いなく認知症と思われる行動となる。旅の間はグルグル歩きだけでなく、ヨロヨロたけどまっすぐにも歩くこともあったが、帰宅後はほぼグルグル歩き。サークルから出すと隙間にはまり込もうとしたり、倒れて床で頭を打ったりするのが危ないので、ほぼ室内ではサークルの中。ただ、眠そうであまり動かないときはサークルから出して妹たちと少しでも一緒にいられる時間を作る。
獣医さんから買っていた流動食、値段が高いのでネットでまとめて購入。1日1本分は飲めないので、とりあえず12本。なくなるまでに少しずつでもまた食べれるようになってくれるといいのだが。
夜、私たちは2階で寝るので、クロのサークルも2階に運ぶ。静かに寝ているときは私の布団で、グルグル動くときはサークルへ。(ほぼ朝まで静かに寝ている)
21日夕方娘とTちゃんが泊まりに来る。Tちゃんの応援で、鶏のカリカリとサツマイモスティックを少し食べる。娘とTちゃんが来て、元気の出ている感じのクロだった。
23日 朝、ぐったりしているので、大急ぎでクロを連れてパパの所に走る。
しばらくしてから、パパの手からお水を飲む。 このあと午後はまたクロなりの元気さに。一日の中でもぐったりしたり、元気そうになったりの日があり、そのたびに一喜一憂してしまう。
13日から流動食を始め、16日にウンチ。そして23日にウンチ。11月の流動食の時もそうだったが、流動食になるとウンチがなかなか出なくなる。
お友だちが譲ってくださった介護ベルトがとても役に立つ。お水や流動食を飲ませるとき、オシッコをするときに体を支えるなど介護には中腰になることが多い。少し前に軽いぎっくり腰になっている私には、この介護ベルトでオシッコの時に中腰にならずにクロを支えられるのはとてもありがたい。
認知症になる直前まで自分でトイレシートまで歩いていたクロも、まっすぐ歩けなくなったので、シートまで連れて行っていたが、足が滑るためクロのトイレは庭にした。室内でオムツはつけているが、オシッコのタイミングは、朝やお昼寝から起きたあとのグルグル活動が始まったときなので、そのときに庭に連れて行けばすぐしてくれる。また、オムツでするのはイヤなのか、オシッコに行きたいときは、ク~ンと鳴いて教える。すぐに連れて行かないと、悲鳴のような大声を出すことがあるが、オシッコがすむと静かになる。もうハーネスで歩けなくなっているクロなので、カートでお散歩について行くときもハーネスではなく介護ベルトでつれていき、オシッコしたくなったらカートから降ろす。
庭ではオシッコしたあとは、介護ベルトをはずす。庭でもグルグル歩きだが、いつも寝ていたこの場所には上がりたい気持ちがあるらしい。でも、上がれず倒れてしまうのでのせてあげると、以前のようにここでお昼寝する。
伊良湖から帰った翌日から家で作っているヨーグルトだけは、毎日欠かさず少しの量だけだが食べ続けている。それ以外はたまに少し何か口にはするが、舐めるだけだったり一口だけだったりでほぼ食べない。13日から流動食なので今日(27日)で2週間。栄養はある程度それで取れていると思うが痩せてきている。