青空の『小空』

森林公園のあと『小空カフェ』に出かけた。「池の畔」と書いてあるが、ヌーちゃんのいた公園の池の畔ではない。で少し行ったところにある別の池だ。


「カモン・ベイビ～」じゃなくて、「カモン・ド～ッグ」と書いてある。　　


メニューと一緒に、コロたちにはお水を持ってきてくださった。　「よかったね」


店内は何人かのお客さんがいらしたが、ワンコのテラスは私たちだけ。目の前の池では、アヒルやカモが泳いでいる。


スズメなどの野鳥も飛んできては木にとまる。


公園にいる間は少し曇っていたが、ここに着いてからは青空になった。外のテラスは気持ちがいい。「お姉ちゃん、何食べてるの～？」


「あ～っ、ママのには、ケーキの横にアイスもついてるぅ」


「あたしたちにも～」　「このケーキ、チョー美味しいわぁ。でもチョコ系だからあげれないの。リンゴのケーキ食べてるお姉ちゃんに、もらっておいで」


池でのんびり泳ぐ鳥たちを眺めながら過ごしたひととき。初めて行ったお店だったが、小旅行に出かけているような気分になれて良かった。


「また来ようね」

みんなにご挨拶 （ヌーちゃん出没）

健康診断の結果、全て良好でしたっ。高かったのはHDL（善玉）コレステロール値というものでしたが「《善玉》だからなんの問題もない、むしろ良い」と言われました。逆に低かったのはLDL（悪玉）の方。なので早食いも、間食も、毎日のもということなのねっ。　ってことはないか。
さてさて、そんな感じで病院はあっと言う間に終わったため、森林公園に行った。「シカさん、こんにちは」


別の場所では、金網をくぐってご挨拶。「こんにちは～ 」　「クロちゃん、もぐるなぁ」


誰に挨拶したかというとさん。


「クロちゃん、さんに近づきすぎっ」　　「挨拶は基本だからね」


コロが眺めているのは池ではない。池で泳いでいる誰かさん。


誰かというとカピバラさん？ 　いやいや似ているけれど、もっと小さいヌートリアだ。


ここの池は柵があるわけではない。どこから来たのかな。この池の主？ 　ヌーちゃんは、池からあがったりもするのだが、コロたちが近づくとス～っと池に戻ってしまう。


「ヌーちゃん、今度会うときは逃げないでね」
　

チクッ と ガクッ

昨日も、しとしと雨の降る一日だった。公園で遊ぶことも出来ないなぁと考えていたとき、ふと『ワクチン接種』のことを思い出した。クロってそろそろだったよなぁと、獣医さんでもらった診察手帳を見てみると、今月初めに打つ予定になっていた。そこで獣医さんに出発。「どうして元気なのに、お医者さんに来たの？　コロちゃんは？」　「病気にならない注射をするんだよ。コロちゃんは５月に打つから、今日は来ないんだよ」　


呼ばれて中にはいると、すぐに部屋から出ようとする。診察台にのせると下をのぞく。


そして飛び降りた。　が、このあとはガッチリ捕まえ（というより、私にしがみつき）、お耳の検査・検便・体温測定などをし、最後に８種の混合ワクチンを打っていただいた。


「大きさから考えると９キロは重すぎるねぇ。あと２キロくらい減らすように」と言われ続けていたが、８キロ台になっていた。と言っても８．８キロだが。　抱っこ抱っこ…としがみつく姿に失笑されながらも、キャンともクンとも言わなかったので「えらかったね」と言われ、獣医さんをあとにした。金額は１万５００円。春は、狂犬病の注射やフィラリアの薬で出費が多くなるなぁ。


家に戻り、階段を駆け上がるクロ。柵の向こうでは、コロが出迎える。「コロちゃん、あたしチクッてされたんだよ。ひどいでしょ～」


クロは「どうしてあたしだけ注射なの～」とひとりでクネクネしたあと、コロにヨシヨシしてもらう。


「コロちゃんは優しいね」

週末の様子 （クッキングゥ～）

「何かお届け物？」

「美味しい物が入ってるの？」


この箱に何が入っていたかというと…


松居一代プロデュースの圧力鍋『マジッククッキング』セットだ。


実はこれ、パパが１週間ほど前に、偶然テレビ・ショッピングで見て興味がわいたらしく注文した物。（私はそのテレビを見ていなかったので、届くまでどんなものか知らなかった）　届いた品を見てご機嫌のパパ。


自分は料理なんかしないのだが、テレビショッピングの回し者かと思うほど流ちょうに、このお鍋の素晴らしさを語る。


早速、『加圧時間１分』でできるという肉じゃがを作ってみる。いくらなんでも、１分じゃ野菜が固いかもと思い、小さめにジャガ芋や人参を切ったのだが、ものすごく柔らかくなっていた。しか～し、１分といっても、お鍋の蓋のロックボタンが上がり、蒸気が出始めてから１分というだけで、その前にある程度の時間がかかる。しかも、１分で火を止めた後、ロックボタンが下がるまでにまたけっこう時間がかかった。それって『１分』でできるって言えるのかなぁ。


コロたちにも、ジャガイモと人参を少し。


「柔らかかったよ」　　　「成功ってことだね」


『加圧時間４分』というご飯も炊いてみた。確かにふっくらツヤツヤ。が、やっぱり火をつけてから蒸気が出るまでに時間はかかる（約15分）。それから火を弱めてタイマーをセットし『4分』なのだ。その後、火を止めてからロックボタンが下がるまで約10分時間はかかる。そうなると『４分』というのがアレレ…という感じだ。いつも、ご飯を炊いているお釜なら、スイッチをいれるだけであとはおまかせだから、その方が楽だなぁ。

配達

昨日の検診結果は１週間後。いろいろな検査の他に身体測定もあった。身長は若い頃より１センチ伸びていた。再び成長中？ 復囲を測る時は、少しお腹をひっこめてみた。　お腹のあちこちを押さえながら、「痛いところはありませんか？ここは？ ここは？」と聞かれた時は、私より先にお腹がグ～っと返事していた。朝ご飯を食べない日もあるのだが、食べてはいけないとなると、とてもお腹がすくのはなぜだろう。帰宅後、すぐにモリモリ食事。食べれるっていうのは元気な証拠だな。いつもは午前中にコロたちとお出かけするのだが、ゆっくり出かける時間はなくなった。「お出かけは午後にして、この間拾ってきたマツボックリで遊ぼう」


大事そうに抱えてガリガリ。


「マツボックリ、大好きだね～」


コロたち同様、マツボックリ大好きな近所の柴犬ラウ君にも、マツボックリを届けることにした。「ラウ君ちに配達に行くから、コロちゃんも一緒に歩こうよ」


チビの頃から車にビビリまくっていたコロを、会う度にラウ君のパパとママは「えらいね～。頑張ってるね～」と抱きしめてくださっていた。だから、コロもラウ君のパパとママが大好きなのだ。「ラウ君のうち」と言ってあるのでシッポも上がる。我が家からは２～３分で到着。


ラウ君の家の前で、ショコちゃんのおばあちゃんに会う。おばあちゃんは、いつも赤ちゃんとショコちゃんのお散歩をしていて、クロはしょっちゅう会っている。赤ちゃんとクロは、キスまでしちゃうこともある。コロは、久しぶりに会うショコちゃんに挨拶。とてもおとなしいシーズーちゃんなのでコロも平気。


ラウ君ちのインターホンを押すと、ラウ君パパが出て来られた。いつものようにコロを見ると「よ～しよしよし、よ～しよしよし」と、コロがクシャクシャになりそうなほど撫でて抱いて下さる。ありがたい。


クロもパパさんにご挨拶。ラウ君は２階のベランダから、「ねぇ、そこで何やってるのぉ」とないていた。あとで、マツボックリでいっぱい遊んでくれたかな。

ランと梅見物

週末は春のように暖かかったのに、昨日は一転して寒くなった。しかも強風で、晴れているのに時々雨が降るという変な天気。が、朝刊に『大高緑地の梅が見頃』と書いてあったので見にいくことにした。「風が強いから、あまり行きたくないなぁ」


高３の娘、２月は週１しか学校がないので大高にもついてきた。秋に推薦で大学が決まったため、のんきな日々を過ごしている。左手がなかなか治らない（腱鞘炎に関節炎がプラスされた）ので、散歩に同行してくれると助かる。


梅を見る前に公園内の無料ランを覗くことにした。強風で時折雨がぱらつくような日は、もしかしたらすいているかもと思って…。するとラッキー。広い方も狭い方も誰もいない。


晴れたり曇ったりしながらも、遊んでいる間は雨は降らなかった。


楽しいね～。ランで遊べてよかったね。


さて、そろそろ梅を見ようかとランを出る。ランの中では元気だったのに、歩き始めたら風が気になりだしたらしく時々動かなくなるクロ。


クロが動かなくなるたび、ひっぱったり抱っこしながら梅林に着く。新聞で見頃と書いてあったが、実際には少し早いんじゃないかなという印象だった。ランには誰もいなかったが、こちらは多くの人。


たくさん咲いている木を選んでパチリ。まずは紅梅。風で揺れる花を撮るのは難しいな。


ちょっと前に来たときは、全然咲いていなかった白梅。


ピンクの梅も可愛いな。　　行きも帰りも道中、小雨が降ったが、公園にいる間は全く降らなかった。ついていたな～

バレンタインデーのお出かけ

一昨日はコロたちのパレンタインの様子をアップしたので、今日はパパと私のバレンタインデーを…。「あたしたちには、小さなバレンタインプレゼントでごまかして、お出かけしちゃうんだからぁ」


そう、今年は土曜日がバレンタインデーだったのでデートをすることにしたのだ。まずは【ランの館】へ。ここでは今『ＬＯＶＥイルミネーション』というのをやっている。


大展示室は、ランの香りでいっぱい。


これは、チョコの香りのするラン。ほんのり香るって感じかな～。


ランはとてもキレイだったが、室内が薄暗くて写真に撮るとパッとしなかったので、ライトアップされた外の写真を…。


池の噴水もライトアップされいてる。


イルミはクリスマスの時と比べると淋しいな。


ここの２階のレストランでバレンタインディナーをと思い、前日に予約の電話したら満席とのことでガッカリ。


「でも、何か食べに行ったんでしょ～。ずるい、ずるい」　「えへへ。食べに行ったよ～」
　　

ランの館にあるレストランの予約がだめだった後、ネットでバレンタインディナーを検索。けっこう値段が高いので迷っていたら、居酒屋でのバレンタインコースを発見。しかもお安いので予約。名古屋らしい料理がいろいろ出てきた。写真を撮り始めたのは途中から。左はフランスパンの上に乗ったエビ。右は手羽先。どちらもオイチ～


きしめんと、金箔がのった牛ハラミステーキ。


最後にはホールのケーキがついてくる。このケーキには、本当はメッセージを入れることができるのだが、なんとなく恥ずかしかったのでやめた　このケーキを含めて3000円はお得。（満腹すぎて、ケーキは半分食べれなかったくらい）


「ママたちばっかり、美味しい物食べちゃってさ～」「お姉ちゃんが家にいてくれなかったら、お腹がすきすぎて倒れちゃうところだったよ」　このあと場所を栄から名古屋駅の高層ビルに移動し夜景を見る。が、すっかりほろ酔い気分になっていてあまり覚えていない　夜景は、また次回のお楽しみだ。

背中で愛を語る女

今日はバレンタインデー。私にも娘がチョコをくれた。やったっ。


「おいしそ～」　　この後コロとクロは、このチョコにの箱のフタや飾りの花で遊ばれた→その写真は【こちら】


「君たちにチョコはあげられないから、こっちだよ～」


「ちょっと待って」


中に入っていたのは、この４種類。　美味しかったかな？


娘からパパには、なんとゴディバのチョコ。　高級や～ん。


ゴディバをあげたってことは、パパが本命？


たった今までゴロゴロしていた我が家の兄ちゃん。お出かけしていったけど、いいことあるかな？

「遊びに来てくださった皆さんには、あたしからのプレゼントだよ～。写真ではちょっとわかりにくいかな。でも、背中（腰？）で愛を語る女なの。受け取って下さいね。いつも、ありがとう」

いろいろ写真

スパイダーウーマン。


ニヤリ。


のびる顔。


一瞬芸。　玉乗り娘。　これは変というより、なかなかのものかも


ドラキュラ顔。


カエル。

恒例の…

海のあとは、恒例のシャンプー。「あとで迎えに来るからね」


潮水につかったハーネスを洗って干す。　シャンプーに行ってるだけで淋しい。


そんな時、みくはうすさんからシャンプー中の写メが届く。この日もおりこうさんでシャンプーしてもらっているコロ。


なんだかＥ・Ｔのようなクロ。


お迎えの時間になった。「きれいになったね～」　とってもいい笑顔。

「抱っこ、抱っこ、抱っこ、抱っこ」


「もう帰っちゃうの？」


「もっと遊びたかったのになぁ」

今年、２度目の海

昨日は今年２度目の海に行った。「クロちゃんもおいでよ」


「気持ちいいよ～」

「あたしは、コロちゃんが楽しそうに泳いでいるのを見てるだけで幸せだよ」


「そんなこと言ってないで、一緒に泳ごうよ」

「あたしは、こうやってワカメを食べたり…」

「あたしのお気に入りの、足が沈んで面白いこの場所で、ぴょんぴょん跳んで遊ぶのがいいのよ～ん」（←動画は昨日の【花まる日記】にアップしてあります）　　「なぜ、この日陰の場所だけ、ズボッと足が沈むのか不思議だね」


気持ちのいい青空だったが、海についてからだんだん風が強くなり、濡れた体のコロは寒いかなと思い、いつもより早めに帰ることにした。「帰るよ」の言葉に、シッポが下がるコロ


「最後にもう１回泳いでくるから待っててね」


「海さん、また来るからね」


しばらく持つところの大きいロングリードはやめようかと思ったが、海ではやっぱりロング。が、結局接骨院では「悪くなってますね」と、がっちりテーピングされた。そのうち、人差し指の下あたりのテープのないところも腫れてきた。テーピングのおかげか、痛みはそうないが不便だなぁ。
　　　

山歩き ＆ イテテ…

昨日はちょっと忙しかったので、日曜日に山に歩きに行った時のことを…。ここは「○○の森」とか、「××緑地」などというちゃんとした名前のある場所ではなく、ただの裏山だ。一人ではちょっと恐いので、娘と出かけた。静かで誰もいないためコロのシッポもクルリンと楽しそう。


シッポだけじゃなくて、顔も笑ってるぅ。


途中、ちょっとした崖のようなところがあった。いや、崖というほどのものでもないか。　最初にそこをみつけたのはクロ。「ここは危ないですっ」


コロは、そこをじっとみた後、ピョ～ン。「ひぃぃぃ～っ、コロちゃんが落ちたぁっ」


いや、落ちたのではない。上ったり降りたりして遊びだしたのだ。


どのくらいの高さかというとこのくらい↓。「こわいよ～」


私もコロに続いて降り、娘もしばらくクロにつきあって上にいたが降りてきた。残るはクロ。が、結局最後までヒンヒン・キュンキュンないて降りられなかった。「コロちゃんは、おかしいんだ。あんなとこから飛び降りちゃうなんて。大事なあんよが折れちゃうよ」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

先週の月曜から、左手首の上から親指の付け根あたりまでが突然痛くなった。力が入らず、物がしっかり持てない。毎日湿布をしていたがなかなか痛みが取れないので、昨夜、接骨院に行った。すると腱鞘炎とのこと。こんな↓治療（めちゃめちゃ痛い）の他、超音波とレーザーあてなどをしていただいた。それにしても右利きの私が、なぜ左手に…


考えられるとしたらコレ　　私は散歩に行くとき、右手にお散歩バッグと携帯（写真を撮るため）を、左手にリードを持っている。ロングリードは持つところが大きく、片手に２つは持ちにくい。いきなり引っ張られたりすると、指や手首にも２頭分の力が入るだろうし。人やワンコの姿が見えたときにはリードを短くしたりするので、そのボタンの操作も左手でしているしなぁ。


う～ん、原因がこれだとしたら、なかなか治らないってことか。困ったな。　接骨院でもらった湿布はジンジンしすぎて気持ちが悪くなる。ふぅ。早く治って欲しいな。

週末の様子 （名古屋大仏など）

金曜日、たまたま名古屋に大仏があるということを知った。名古屋生まれで名古屋育ちの私だが、今まで『名古屋大仏』の話は聞いたことがなかった。パパに聞いてみたが、パパも知らないという。そこで翌日、さっそく見にいった。
場所は、名古屋大学近くの桃巌寺（とうがんじ）。駐車場近くにひっそりと大仏さんの姿。（高さは10メートルあるのだが、山の裏手の目立たない場所にあった）


別の角度からの、顔のアップ。　実はこの大仏さんのたっている入り口には「大仏様は見物の対象ではなく…」とか「当寺が参詣することを認めた人にのみ入苑をしていただきます」などと書かれていた。が、あきらかに見物人という人たちが写真を撮っていたので、私も写真だけ撮らせて頂いた。さすがにコロたちはやめた方がいいかなと思い娘にあずけた。


大仏様のいる敷地内には、大きな手。　コロたちを乗せて写真を撮りたかったが、バチがあたりそうなのでやめた


大仏様の所を出て坂を上がっていくと、お寺の境内に着く。あまり広くない境内は、ワンコ連れでもいいのかなとちょっと心配になる。


これは『生命之根元』？　　　（帰宅後このお寺について調べたら、織田信長ゆかりのお寺とのこと。そしてここにある【ねむり弁天】というご本尊の裏に、男性のシンボルのご神体があるとのこと。私は【ねむり弁天】の拝観料1000円をケチったため、いやコロたちがいたため、入らなかったのだが、その受付をすませると開運お守りがいただけるらしい。その中身はやはり金色のシンボルのご神体なんだそうだ）


歩く場所もほとんどなかったため、すぐにお寺を出、公園で遊ぶことにした。


コロたちにとっては、最初から公園に行った方が良かったようだ。


夕方、メタボ解消のため、パパとクロは長距離散歩に行った。「景色のいいところに行ったねぇ」


その頃コロは、ゴロゴロ。私とつくろいでいた

母の引っ越し

グループホームに入所していた母が月曜日に特養へ引っ越した。


２年近くお世話になったグループホーム。職員さんには本当に良くして頂いたが、ここは要介護３くらいまでの人が入る所。４だった母は、特養の部屋があくのをずっと待っていた。お別れの時は、職員さんが皆さん涙で送り出して下さった。（お別れの時は、私も涙々で写真を撮るのを忘れた。これはホームからミカン狩りに行った時の父と母。）


６０歳過ぎたところでアルツハイマーになってしまった母。数年間ゆるやかな進行だったが、良くなることのない病気だ。家族のことが誰かわからなくなってからも、父はずっと一人で献身的に介護していたが突然やってきた昼夜逆転や徘徊。母の面倒を最後までみると言っていた父も、心身共に疲れ果て鬱状態のようになってしまったために、グループホームに母を入所させるよう私がすすめた。


父に限らずだと思うが、最後まで自分で介護しようと思っている人は、施設に入れることを悪いこと（申し訳ないこと）だと思いこんでいる方が多いような気がする。が、同じ話しを一日中、繰り返しているのを聞いていたり、徘徊で目が離せない状態になった患者を抱えている介護者は本当に大変だ。周りに他に頼る人があればいいが、一人で抱え込むには限界がある。


私は義父とも同居しているし、実家から車で１時間ほどの所に住んでいるため、週に一度は通っていたが充分手伝うことは出来なかった。父も自分自身の体調のこともあり、しぶしぶ母の入所を決意した。ホームの申し込みと同時に、特養への申し込みをしたが、私の住む市の特養は200～300人待ちは当たり前。ただし、先着順ではなく、介護の度の重い人や介護する人がいない人からの入所待ちなのだが。


今回入所できた特養は、娘が２年間ボランティアで通っていたところ。そして、クロもお散歩で行ける場所。１ヶ月くらいは、環境が変わったことで落ち着かないかもしれないので、しばらくはなるべく様子を見に行こうと思っている。


自分の親がこういうことになるなんて、結婚するときは考えもしなかった。なんでもできた人なのに、何も出来なくなってきている母。そして、ほとんど感情のなくなってしまった母。　が、犬好きだった母に犬のぬくもりを感じさせてあげたい。


車の恐いコロをここまで歩かせることは出来ないが、娘がいる時はクロを連れてきてもらい、クロを触れることで大好きだったジュリーのことを思い出させてあげたい。（写真はコロが赤ちゃんで、ジュリーよりも小さかった時。この頃、母の病気はまだ大変なことにはなっていなかった）


笑うことすらほとんどない母は、生きていて幸せなんだろうかと時々思う。が、大腿骨骨折の後、お医者さんから歩けなくなるかもと言われながらも、室内や、近い距離なら屋外も歩くようになった。一時はお箸も持てなくなっていたのに、今は介助して頂きながらだが、自分で食事もできるようになった。母には頑張ろうという意志はないけれど、頑張って生きているんだと思う。父も公共の乗り物を乗り継いで母に会いに来る。私も近くなのだからなるべく会いに行こうと思う。もしかしたら母のためというより、父も私も、自分が後悔したくないからなのかもしれないが。

ボーロまき

昨日は節分。豆を買ったとき、お面をもらってきた。お面をコロたちに見せたと言うことは当然…


こういうことになるのだ。（２つあったが、コロは被ってくれなかった）


「君たちは、豆じゃなくボーロと玉チーズで『福は～内、鬼は～外』をしよう」


わくわくしながら待つコロ・クロ。が、ここで普通にまいてしまえば、強力クリーナーの様なクロが全て奪い取ること間違いなしなので、ちゃんと均等になるようにそれぞれに向かって投げる。


ボーロまきがすんでも、まだ舛の中を覗くクロ。「もうないよ」


ないと言われても、どこかに落ちていないか探す。「投げたときに全部拾ったんだから、ないってば」


パパの帰宅後、笠寺観音に行った。コロたちは連れて行かなかったが、ちゃんとコロたちの分もお参りしてきた。コロ・クロのところにもいっぱい福が来て、元気に一年が過ごせますようにって