今日で四十九日となりました。四十九日までの間、故人(ペット)の魂はあの世とこの世を行ったり来たりしているとされ、四十九日目を迎えた日に完全にあの世へ旅立っていくと言われています。庭の桜の木の下にソンさんの納骨がしてあるので、コロもその隣で眠ってもらうつもりです。亡くなってから四十九日目までの期間は別れを受け入れていく時間であり、生前の姿を思い返しながらともに過ごし、心の整理をつけていくためにあるとも言われます。
私は、まだつい最近までコロがいたような気がするのに、お別れした日はずっと前のような気もしています。お別れしたことを記憶から消してしまいたいと思うからでしょうか。コロと別れてしばらくは、何をしていても涙がこぼれました。料理しているときなど、ひとりのときにエンドレスで『子犬のうた』の曲を聞き、いろんなことを思い出しては、なんでこんなに早く・・・と悔しくて悲しくて淋しい気持ちになっていました。亡くなる直前には【花まる日記】にコロが庭で歩いている動画もアップできていたのに、どうしてもういないの?と。 睡眠不足になるからと、しばらくコロから離れて2階で寝ていましたが、その間にも夜中にひとりで発作と闘っていたんだなと思うと、あんなに早くお別れの日が来るなら一緒にいてあげればよかったと後悔しています。
でも、ブログの過去記事を読でいると、シニアさんになってから(特に耳が聞こえなくなって、音に対する恐怖心がすっかりなくなってから)のコロには笑顔の写真がとても多く、お出かけも楽しんでくれていたのかなとホッとしています。忘れていたいろんなことも思い出せるブログは、私にとって宝物だなぁと思います。また、パソコンやUSBに保存されている大量の写真を時間があるときに少しずつ見ていて、コロの気に入った写真をあらためて別に保存し直しているのですが、いろんなコロに出会える幸せなひとときになっています。
妹たち3黒さんがいてくれることが、今の私には本当にありがたいことです。でも、コロとお別れした直後、息子が「あと3回もこんな思いをしないといけないんだね」とポツリと言いました。生きていれば必ず来るお別れ。大切にすればするほどお別れは悲しくて辛いものかもしれませんが、3黒さんがこれからもたくさんの笑顔を見せてくれるような毎日を過ごさせてあげたいなと思います。ワンズの笑顔が自分にとっての幸せでもありますし。
連休中にパパとお寺に行きました。コロを含め実家にいた頃の犬たちも、みんなここのお寺で供養していただいています。
このお寺ではペットの葬儀や火葬はしていないですしペットの納骨堂や墓地もありませんが、お寺の中にペット専用位牌のある場所があります。過去帳もあり(我が家がお願いしたペットの葬儀屋さんにお世話になると、このお寺の過去帳に記載されます)毎月合同法会があったり、年に一度動物慰霊法会があります。
外にも動物供養塔があります。今日もおまいりに行ってこようと思います。
コロちゃん、これからも変わらず、ずっとずっと大好きだよ。