今日は長くて面白くない記事なので、途中はとばして最後の克服をめざすのをやめようと思った理由だけ見ていただければですぅ。(写真は記事とは関係ありません)
初めてのお散歩で暴走族の音にに恐怖を覚え、お散歩嫌いになったといういきさつのあるコロ。自分の苦手な物(音)に対し、過剰反応しているような姿は、“神経質”という元々もっている性格(性質?)からきているものだと思う。
車が怖いことに対し、フラワーレメディというものも試してみたが、コロには効果はみられなかった。
夏休み前、お隣の庭で子供たちが大騒ぎをしながらエアガン遊びを始めてから、子供の声とパーンという音に、異常なほどの反応を示すようになったコロ。賑やかな声の聞こえる登校時には、家の中を走り回ったり、狭いところに潜り込み、長時間震えまくる姿を見て、なんとかならないものかと薬を処方していただいた。が、【副作用】がでたので中止。 【犬のトレーナーさんにも来ていただき】、相談にものっていただいた。
恐怖を取り除くことは簡単ではないけれど、少しずつでも音になれさせていくよう頑張ろうと思い、ビビリ克服にむけてというカテゴリーも作り、少しずつでも進歩したことを書いていければと思っていた。が、コロの恐怖に対する反応は、パニックという状態を引き起こす。外で怖い思いをすると、とにかくその場から逃げることのみという状態になり、恐怖におびえ暴れ回るコロを捕まえているのが大変なくらいだ。
夏休みで子供たちの登下校がなくなり、登下校時の声を怖がることはなくなった。2学期が始まり、登下校時にまたキュンキュン言いながら家の中を走り回ることはあったが、気温が低くなってきて、窓を閉めるようになってからは、それほど反応しなくなっていた。BB弾遊びもしばらくしていなかったようだし。
ところが2週間前、拾ってきた大きな鉄板(1ヶ月ほど前からドブに放置されていた1メートル四方くらいの板)を庭に置き、それにエアガンで球を打ち遊んでいた音にコロは再びパニックになった。それ以降、散歩に行くことを嫌がり、ほとんど外に行かなくなった。
その日以前までは、パパがマラソン大会にでる練習を夜遅くしていたので、私とコロ・クロは、近く公園まで歩いていき、たくさん走ってきたあとのパパと公園で合流し、そこから一緒に走って帰るという日々を、コロ自身も楽しみにしていた。が、2週間前の鉄板あてBB弾遊び以来、それにも行かなくなった。
登下校時の子供の声にも再び異常なほどの反応を示すようになった。我が家の庭には、10個近くのBB弾。コロたちが鳴くこともあるし、お互い様だからと、音に関しては何も言えないよな~と思っていたが、球が落ちていたとなると危険でもあるので、一言話してもいいかなと思った。
お隣同士といっても、ご主人には時々出勤されるときにお会いするが、奥さんには月に一度どころか、年に数回会うかどうかくらいだ。会えば普通に話しのできる関係ではあるが、エアガンについては、会ったとしてもどう言ったらいいかなかなか考えもまとまらず話しづらいなと思っていた。
が、連休中はお出かけだったようだが、最終日の夕方、またエアガン遊びをしていたところに、ちょうど奥さんが外に出てこられたので、「言いにくいことなんですが、BB弾がうちの庭にも飛んでくるので…」と話した。「すみません」と言われたが、子供さんに、隣(我が家)に飛ばさないように遊ぶよう話したのか、やめるよう話してくれたのか、そのへんはわからない。私もあいまいにしか言うことが出来なかったし。結局、問題はBB弾の音や子供の声ではなく、コロ自身の音に対するビビリなのだから。
コロにビビリ克服をさせるのはやめようと思う。挫折といえばそうなのかもしれないが、克服させるのは無理なんじゃないかと思えたからだ。私はホラー映画が大嫌いだ。ホラーを克服するため、恐怖物に慣れさせようとされるのは絶対にイヤだ。怖い物は怖いんだもん。
私がホラー物が怖いのと同じように、コロにとっては、音が目に見えない恐怖なんだと思う。怖いときは回避させてあげればいいんじゃないか。外に行きたくないときは、連れて行かなきゃいいんだと思うようにした。
コロは、行きたくないときは、リードを見るとベランダに走り、オシッコやウンチをすませる。それが今日は行きたくないという合図なんだから。
これからは、行けるところへ楽しく出かけ、行きたくないときは連れていかないという感じで、コロのペースにあわせ、のんびりいこうと思う。ここのところ、庭以外、外に出なかったコロ。今日はコロの好きなところに連れていこうかな。