8月29日は、第31回長崎県サッカー選手権大会の決勝戦が長崎市総合運動公園(かきどまり)陸上競技場で行われ、MD長崎がPK戦の末に長崎総合科学大学に勝利し優勝を決めました。この大会は天皇杯予選でもあるため、長崎県代表として本戦に出場します。
今年の大会はレギュレーションが変更されています。
MD長崎は9/16に1回戦で佐賀県代表と対戦し(佐賀陸)、そこで勝てば9/23にトランスコスモススタジアム長崎で2回戦を行います。
かきどまりでは、観戦者にも検温や体調チェックが行われ、席も距離を取るなどの対策が採られました。
かきどまりでは、観戦者にも検温や体調チェックが行われ、席も距離を取るなどの対策が採られました。
前年度優勝チーム・MD長崎(白)、本年度大学代表チーム・長崎総合科学大学(青)。総科大は1回戦で社会人代表の三菱重工長崎に勝利しての決勝進出。
スタメンとフォーメーション。これはお互いボールを持っていないときの形。ボールを持ってビルドアップするときはどちらも左サイドバックを高く上げていました。
前半は、立ち上がりから両サイドバックを高い位置上げボールを支配するMD長崎の攻めを総科大が受け止めながらカウンターを繰り出す展開。
総科大のゴール前に両チームの選手が集まることが多くなります。
総科大のカウンターは10柏木澪弥選手のポストプレーや8下地春也選手のドリブル突破が目立ちます。総科大は長崎総附サッカー部の出身者が多く、私も知っている選手ばかりです。
MD長崎のチャンスが多い中、総科大は耐え抜き、前半終了。
後半に入ると、徐々に総科大がボールを持つ時間が長くなります。
高さとパワーの10柏木選手に代わって登場したのは、昨年まで鎮西学院サッカー部に所属した22柴原隆真選手。MD長崎の2ライン間でボールを受けると、ドリブルでキープしながらスルーパスで8下地選手、9沖野選手を走らせる形が効いていたように思います。
終盤になるとややオープンな展開になり、MD長崎も14深町選手のシュートなどチャンスを迎えますが、ゴールにはならず0-0のまま後半終了。
15分ハーフの延長戦も足を攣る選手が続出しながら戦い抜きますが、0-0で終了し、PK戦へ。
1人ずつ外して5-5で迎えた7人目。MD長崎のキッカーが決めて、総科大の選手のキックをMD長崎GK21渕上選手がストップ。その瞬間にMD長崎の優勝が決まる劇的な幕切れとなりました。
おめでとうございます!本戦も頑張ってくださいね!